2010年02月06日

文旦                             青木敏郎

先日、カルテック栽培の文旦(ぶんたん)が高知県から届きました。形はグレープフルーツに似ているのですが、よくよく調べてみるとグレープフルーツやナツミカン・ハッサクなどは、この文旦から自然交雑により生まれた品種とのことです。文旦日本には江戸初期に渡来したそうです。

私は昨年初めて文旦を食べたのですが、そのさわやかなそしてすっきりとした甘さに感動しました。最近知ったのですが、皮が赤色系の柑橘類(ミカン・伊予カン・ぽんかん・ハッサク)の甘さは蔗糖(ショトウ)の甘さで砂糖の成分の甘味であり、黄色系の柑橘類(文旦・ナツミカン・グレープフルーツ)の甘さは果糖(カトウ)の甘さでハチミツ成分の甘味だそうです。そのうえ、カルテック栽培の文旦ですから、その香りとさわやかさは特別です。

栄養面では、血液浄化・血管強化(ビタミンC・P)やミネラルが多く含まれており、昔から「高血圧の薬」と言われていたようです。まだ文旦を食べたことが無いという方は、是非一度召し上がってみてください。


aokijuku at 22:04│コメント(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント