2010年01月23日

社会環境の歪み!うつ病など気分障害の患者が急増

財)仁泉指導会講演会3月29日(月)

仁泉指導会という財団がある。なんと大正15年(1926年)7月15日に時の内閣総理大臣田中義一が大正天皇の下賜基金によって設立された(2010年で84年)由緒ある恩賜財団である。*田中義一は「健全な児童を育成するにはまず健全な家庭生活が基本である」と説いています。田中義一は常に目を世界に向けると同時に、我が国固有の文化を尊重し、一貫して教育信条を通し「日本の将来を担う児童育成教育こそが重要である」と決意し、財団を設立し自ら初代理事長に就任し、その目的達成のため生涯を当財団に捧げました。この由緒ある財団の事務局長に昨年就任しました。現在まで公益法人の運営に携わったことがなく右往左往しています。

この財団で3月29日(月)午後2時から築地市場の隣にある築地本願寺の「ブディストホール」で、子供から老人 / うつから認知症(副題:皆の健康観が正しい方向性を向いて生涯健康)をテーマに講演会を催します。
今、現代病の一つとして「うつ病」など気分障害の患者が急激に増えている。急速な社会環境の変化についていけない。職場での人間関係が作れない。日常的な悩みによる落込み等も病気でないかという人が増えている。同じことが子供達の世界でも起こっている。厚労省のデーターでは、中学生の10人に1人は「うつ病」だという。
潜在的には5人に1人ともいわれる。原因は様々だが、配信機器が発達し、日常のコミュニケーションがとれない他、家庭での食事の乱れがある。満腹になるだけの食事はバランスが悪いと健康を維持できなくなり、副交感神経が低下する。このこともうつ病」の原因になる。又、運動能力の低下も副交感神経の低下につながり、脳の活性低下にもつながっているというデーターもある。食事のバランス、運動低下は高齢者の認知症にもつながる。人間がこの世に生まれ死ぬまで「意識の成長・進化」であり、その為には、バランスの良い食事と適度な運動が大切です。

この度の講師の島田修先生は、30数年の歳月をかけ、伝承医学にまつわる様々な技法を現代に再興−本来人間に備わっている自然治癒力(免疫力)について活動されていて、「日常生活とメンタル面の方向性」を話していただきます。
又、小林正信先生は安曇野で「虹の村診療所」を経営、有名な「うつ病」の権威でこころの教育・メンタルヘルスケア」を話していただきます。
余談ですが、安曇野の「虹の村ブランド計画」にこの計画を支援されている島田修先生と先日訪ねました。驚きました。他所から治療にきていた家族が移住。皆さんの協力で社会復帰の施設が作られていて福祉村ができているのです。その上に「虹の村ブランド」の計画が立てられているのです。テーマは「子供と老人の『共生』・伝承医療と西洋医療の『統合』・『生』と『死』の『教育』」で、新たなブランドが誕生しようとしている。感動しました。「意識の成長・進化」を追い求められている両先生の講演をぜひ聞きにきて下さい。無料です。

*添付:田中義一 / 山口県萩市出身 / 1864年−1929年 / 日本陸軍軍人から第26代内閣総理大臣


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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