2009年12月15日

【From America】「アメリカのスモッグ・テスト」その1

Smog_testアメリカのウインドゲイト緑です。
日本の車には「車検」という制度があり、車の整備状態、排気ガスの量がきちっと管理されています。日本の車検は毎年ではなく、新車は3年、あとは2年ごとに行うものですが、金額が張ることもあり、車検の時期に新車に乗り換えるという人もいるでしょう。

アメリカには日本のような車検制度はありません。しかし、スモッグ・テストといって排気ガスの濃度を測るテストが義務付けられています。このテストは毎年受ける必要があり(新車の場合、最初の2年間は免除で3年目から)ガソリン・スタンドのスモッグ・テスト場で行ってくれます。料金は$25前後(日本円で2,250円程度)ですが、店によってもっと安い場所もあり、定額ではありません。車の排気口に検査用のノズルを差し込んで、排出される排気ガスの濃度を検査します。基準値内なら合格。その細かい数値は即コンピューターでDMV(Department of Motor Vehicle:日本の陸運局に相当する機関)に報告されます。これをクリアーしないことには、車のナンバー登録を更新することが出来ません。それが出来なければ道路を走ることが出来なくなってしまうので、必ず必要な手続です。その点では、日本の車検制度に大変良く似ている制度といえるでしょう。

つづく


midori_windgate at 13:11│
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