2026年04月

2026年04月28日

【From America】「アメリカからペニーが消える」

アメリカのウインドゲイト緑です。

銀行のサイン世界中でキャッシュレス決済が盛んになり、現金を使うことが減ったと感じますが、日本でもクレジットカード決済が普及して来たと思います。しかし、今でも現金はあちこちで使われていますが、アメリカではコインの中でも一番価値の少ない1セントコインをアメリカ造幣局が作るのをやめた、というニュースを聞きました。
えー? 本当なのかしら? と思っていたところ、先日、銀行に行った時に写真のような看板を見つけて、やっぱり本当なのだと実感しました。2025年11月に最後の製造が行われたそうです。

コインアメリカには25セント(クオーターと呼ばれています)10セント(ダイムと呼ばれています)、5セント(ニッケルと呼ばれています)そして1セント(ペニーと呼ばれています)の4種類です。色は25セント、10セント、5セントは銀色ですが、ペニーと呼ばれる1セントだけは銅の色をしていて見てもすぐに見分けがつくコインです。日本でいえば1円玉みたいな役割の最少額のコインです。

どうして製造中止になったのか? と調べてみると、1枚のペニーを作るのに約3.7セントから4セントくらいのお金がかかるので、作っていても大きな無駄使いになる、というのが理由だそうです。なんでも経費削減しなければ、という波がここにもやってきたのですね。それに加えて、カード決済が大幅に普及したことも、この決定の後押しをしたようです。しかし、作らなくなったからと言って、今現在流通しているペニーが使えなくなるわけではないそうで、その点はちょっと安心しました。

さて、こんな波は日本にもやってくるのでしょうか? 日本の場合、消費税が8%になった時には1円玉が不足しているので協力してください、と小売店に張り紙があったことを思い出します。今は消費税が10%になり、計算も楽だし、1円玉が不足している、というのをあまり聞かなくなりましたが、現金決済が存続する限り、日本には1円玉も必要だと思います。計算すれば必ず端数は出てきますよね。律儀な日本人の性格として、1円玉を作らないなんてことは無いと私は思いますが、皆さんはどのように思いますか?

ところが、最近アメリカのスーパーで買い物をすると、レジで「端数を切り上げて、その端数の分のお金をxxxの団体に寄付しませんか?」と良く聞かれます。あー、1セントコインを使わなくても良いように、金額を切り上げようとしているのだな、と感じました。そのお金がチャリテイーに使われる、ということでOKを出す人は多いように思いました。しかし次の波は、小売店が端数の金額を切り上げる、という波が押し寄せて来る予感がします。

世の中はどんどん変化していて、キャッシュレス時代が早足で近づいていることを実感しています。いずれコインが消えて、全てを切り上げして、紙幣ばかりになってしまう時も来るのかしら? と思ったりしています。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)
月別の記事一覧
最新コメント