2025年11月

2025年11月18日

【From America】「アメリカの感謝祭」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本はハロウィンが終わったら、次はもうクリスマスですね。日本では早くもクリスマスの飾りつけが始められていると思います。

アメリカはクリスマスの前に11月の第四木曜日の感謝祭が待っています。ですから、クリスマスの飾りつけもありますが、未だ秋のオレンジ色の飾り付けがあちこちにあり、皆の会話は「今年のサンクスギビングはどうするの?」という質問が飛び交っています。何故か?と言えば、アメリカのサンクスギビングは日本のお正月みたいに家族が集まってお祝いをするアメリカ独特のお祝いなのです。
アメリカは移民の国ですから、それぞれの宗教やそれぞれの国のお祝いを大切にしているので、祝日も様々、お祝いの時の食べ物も様々ですが、このサンクスギビングだけはアメリカ中がみんな七面鳥を食べる国民的なお祝いです。日本のお正月のおせち料理みたいなものですね。

アメリカの感謝祭の起源は、アメリカ大陸にやってきたイギリス人が最初の冬の厳しさで苦しい思いをした時にさかのぼります。困っている時に先住民であるアメリカインディアンがトウモロコシなどの作り方を教えてくれて、秋には収穫することが出来たので、その収穫に感謝して一緒に祝った、ということから始まりました。秋の収穫感謝の時期で、伝統的な食事である七面鳥の丸焼きやそれに伴う様々な副菜を食べて、家族や友人達と一緒に日々の多くの恵みに感謝する日なのです。

ターキー私が参加したいくつかの感謝祭デイナーで必ず行われるのは、参加者一人一人が「今自分が感謝していること」を一言ずつ皆の前で言う、という習慣です。感謝の言葉を口にするのはちょっと照れる事で、言わなくても分かっているだろう、と思って一番身近な家族や伴侶にはなかなか言わない言葉ですよね。感謝祭のテーブルで言われる感謝の言葉は様々で、子供は友達の事だったり学校の行事の事だったりします。大人になるとご主人が奥さんに感謝の言葉だったり、シニアになると健康に感謝だったり、中には世界平和だったり、と本当にそれぞれが今感じている感謝を口にするのです。

感謝することって本当に大切ですよね。日本人の特徴として、以心伝心というか、言わなくても空気を読むとか、言葉にすることよりも「感じる」という事に重きを置く傾向があると思います。でもアメリカは移民の集まりですから、文化や考え方も違うので、思っていることを言葉にすることでコミュニケーションを取ることが要求されます。言わなければ分からない、という考え方ですね。でも、誰もかれもが上手にタイミング良く伝えたい言葉を言えるわけではないので、一年に一度、感謝祭の時期に大切な人に感謝を伝えるのは(ちょっと照れたとしても)良い習慣だと思います。

日本の皆さんもこの機会に、大切な人に感謝の言葉を口にしてみませんか。

aokijuku at 16:30|この記事のみを表示コメント(0)
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