2025年05月
2025年05月20日
【From America】「火曜日はタコスの日」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本では5月5日はゴールデンウイークの後半で、しかもこどもの日に当たるので、様々な催しがあるでしょう。アメリカは平常通りの5月の初旬ですが、5月5日はメキシコ人のお祝いのシンコデマイオの日です。メキシコがフランス軍に勝利した記念日なのですが、アメリカではメキシコ人だけでなく、皆が祝う年中行事のお祝いになっています。
日本の皆さんはメキシコ料理がお好きでしょうか? 一番手軽で人気のあるメキシコ料理はタコスでしょうね。小麦粉やコーン粉で作ったトルテイーヤに様々な食材を包んで食べれば、何でもあり、というとても便利な料理です。パンがトルティーヤに代わった、或いは白いご飯がトルティーヤに代わった、と思えばその可能性が無限大だとご理解いただけると思います。
アメリカ人はタコス料理が大好きです。そして、アメリカではいつの間にか「Taco Tuesday」(タコ チューズデー)という言葉が生まれました。これは、レストランが1週間の中でビジネスがスローな火曜日にお客様を呼び込むために、タコスの値引きをしたことに起因すると言われています。タコスはTで始まり、火曜日(Tuesday)もTで始まることから、ゴロが良いという事で、段々この「タコ チューズデー」の習慣がアメリカ中に浸透していきました。日本語でいえば、火曜日が「か」で始まるから「火曜日はカツの日」とか 水曜日は「す」で始まるから「水曜日は寿司の日」みたいなゴロ合わせという意味です。
日本のレストランでお客様の足が遠のく日が火曜日なのかどうか? は分かりませんが、私が良く行くイタリアンレストランでは、火曜日にはワインを持ち込んでも「持ち込み料を無料にします」というルールを作っています。どうやらアメリカでは「火曜日は一週間の中で一番ビジネスがスローな日」といのが常識のようで、それぞれのレストランはお客様を呼び込む工夫を色々仕掛けているようです。
日本では5月5日はゴールデンウイークの後半で、しかもこどもの日に当たるので、様々な催しがあるでしょう。アメリカは平常通りの5月の初旬ですが、5月5日はメキシコ人のお祝いのシンコデマイオの日です。メキシコがフランス軍に勝利した記念日なのですが、アメリカではメキシコ人だけでなく、皆が祝う年中行事のお祝いになっています。
日本の皆さんはメキシコ料理がお好きでしょうか? 一番手軽で人気のあるメキシコ料理はタコスでしょうね。小麦粉やコーン粉で作ったトルテイーヤに様々な食材を包んで食べれば、何でもあり、というとても便利な料理です。パンがトルティーヤに代わった、或いは白いご飯がトルティーヤに代わった、と思えばその可能性が無限大だとご理解いただけると思います。
アメリカ人はタコス料理が大好きです。そして、アメリカではいつの間にか「Taco Tuesday」(タコ チューズデー)という言葉が生まれました。これは、レストランが1週間の中でビジネスがスローな火曜日にお客様を呼び込むために、タコスの値引きをしたことに起因すると言われています。タコスはTで始まり、火曜日(Tuesday)もTで始まることから、ゴロが良いという事で、段々この「タコ チューズデー」の習慣がアメリカ中に浸透していきました。日本語でいえば、火曜日が「か」で始まるから「火曜日はカツの日」とか 水曜日は「す」で始まるから「水曜日は寿司の日」みたいなゴロ合わせという意味です。

2025年05月13日
【From America】「ケンタッキーダービー」
アメリカのウインドゲイト緑です。
ケンタッキーという言葉を聞くと、日本の方は先ずケンタッキーフライドチキンを思い浮かべることでしょう。そして、ギャンブル好きの方はケンタッキーダービーではないでしょうか。
アメリカの三大ダービーはケンタッキーダービー(ケンタッキー州)、プリークネスステークス(メリーランド州ボルテイモア)、ベルモントステークス(ニューヨーク州)の三つですが、その中でも一番有名なのがケンタッキーダービーです。今年は、日本からルクソールカフェ、とアドマイヤ―デイトナという名前の馬が出場しました。
アメリカ人はなんでもパーティーにしてしまうのが上手な国民だな、といつも思うのですが、普段は競馬や賭け事に全く興味がない人たちも、このケンタッキーダービーの日だけは皆が興奮するのです。今年は5月3日の土曜日でした。そして、それを理由にあちこちでパーティーが催されます。パーティーはただ集まるだけでなく、ケンタッキーダービーのお決まりの服装である女性の帽子をテーマにして、必ず帽子をかぶってくるように、と参加者にお願いしたり、自宅でTVを見ながら応援する人たちも、一年に一度のこの日の為に帽子をかぶって自宅リビングでTVを見たり、します。
友人の話では、彼女の今年の計画はケンタッキーダービーをテーマにプログレッシブ・デイナーパーティーを開くと言っていました。このプログレッシブ・パーティーとは、アペタイザー担当のお宅に集まり、しばらく飲食した後、メインコース担当のお宅に移動します。食事が終わったら、デザート担当のお宅にさらに移動する、という三か所でのパーティーです。コンドミニアムに住んでいる彼女の友人たちは、移動するにも同じビルの中で簡単に移動できる事と、食べ物を用意する人たちは、3コース全てを用意する必要がないので、メニューを考えて用意するのも簡単である事、が利点だと思います。
近所同士だからこそ出来るパーティーですが、日本でも最近盛んな「持ち寄りパーティー」ではなくて、参加者が移動するという楽しいパーティーのやり方ですね。ケンタッキーダービーの日のパーティーですから、女性の帽子はマストアイテムだったようです。
ケンタッキーという言葉を聞くと、日本の方は先ずケンタッキーフライドチキンを思い浮かべることでしょう。そして、ギャンブル好きの方はケンタッキーダービーではないでしょうか。
アメリカの三大ダービーはケンタッキーダービー(ケンタッキー州)、プリークネスステークス(メリーランド州ボルテイモア)、ベルモントステークス(ニューヨーク州)の三つですが、その中でも一番有名なのがケンタッキーダービーです。今年は、日本からルクソールカフェ、とアドマイヤ―デイトナという名前の馬が出場しました。

友人の話では、彼女の今年の計画はケンタッキーダービーをテーマにプログレッシブ・デイナーパーティーを開くと言っていました。このプログレッシブ・パーティーとは、アペタイザー担当のお宅に集まり、しばらく飲食した後、メインコース担当のお宅に移動します。食事が終わったら、デザート担当のお宅にさらに移動する、という三か所でのパーティーです。コンドミニアムに住んでいる彼女の友人たちは、移動するにも同じビルの中で簡単に移動できる事と、食べ物を用意する人たちは、3コース全てを用意する必要がないので、メニューを考えて用意するのも簡単である事、が利点だと思います。
近所同士だからこそ出来るパーティーですが、日本でも最近盛んな「持ち寄りパーティー」ではなくて、参加者が移動するという楽しいパーティーのやり方ですね。ケンタッキーダービーの日のパーティーですから、女性の帽子はマストアイテムだったようです。
2025年05月06日
【From America】「アメリカの公用語は英語」
アメリカのウインドゲイト緑です。
世界中がトランプ大統領の関税ニュースで右往左往する状態が続いていますね。その影響でアメリカ国内の物価が上がると言いますが、今のところ日常生活に必要なスーパーでの買い物で、極端に値段が上がったとは思いませんが、徐々にその波は私たちの生活にも押し寄せてくることでしょう。
私が気づいた興味深い変化としては、銀行のウェブサイトです。トランプ大統領は、就任以来、様々な発表をしてきましたが、皆さんはニュースでお聞きになったでしょうか? その中にアメリカの公用語は英語にする、というものがありました。
アメリカには沢山のスペイン語を話す人々が住んでいます。その為に、様々な機関(電話会社、保険会社、銀行など)に電話をかければ、最初に聞こえてくるのは「英語を選択する人は1番を押してください」「スペイン語を選択する人は2番を押してください」というアナウンスです。アメリカは今までいわゆるバイリンガルの二か国語で生活が出来る国でした。ですから、何十年もアメリカに住んでいても英語が話せない人も沢山いるのです。英語が話せなくても生活に困らないから、英語を覚える必要が無い、という状態でした。
ところが、先日私が使っている銀行のオンラインの画面をみると「重要なお知らせ」という画面が出てきて、「今後このサイトは英語のみに致します。」というものでした。あー、これはあのトランプ大統領の「アメリカの公用語は英語にする」という発表を受けての変更なのだな、と思いました。これが浸透していけば、電話応対のアナウンスも英語とスペイン語の選択はなくなっていくのでしょうか?
これからも様々な場面でトランプ大統領の発表の影響から生活の中に変化が出てくるのではないか? と想像しています。世界中を吹き荒れているトランプ旋風の関税問題含めて、目が離せないですね。
世界中がトランプ大統領の関税ニュースで右往左往する状態が続いていますね。その影響でアメリカ国内の物価が上がると言いますが、今のところ日常生活に必要なスーパーでの買い物で、極端に値段が上がったとは思いませんが、徐々にその波は私たちの生活にも押し寄せてくることでしょう。
私が気づいた興味深い変化としては、銀行のウェブサイトです。トランプ大統領は、就任以来、様々な発表をしてきましたが、皆さんはニュースでお聞きになったでしょうか? その中にアメリカの公用語は英語にする、というものがありました。
アメリカには沢山のスペイン語を話す人々が住んでいます。その為に、様々な機関(電話会社、保険会社、銀行など)に電話をかければ、最初に聞こえてくるのは「英語を選択する人は1番を押してください」「スペイン語を選択する人は2番を押してください」というアナウンスです。アメリカは今までいわゆるバイリンガルの二か国語で生活が出来る国でした。ですから、何十年もアメリカに住んでいても英語が話せない人も沢山いるのです。英語が話せなくても生活に困らないから、英語を覚える必要が無い、という状態でした。

これからも様々な場面でトランプ大統領の発表の影響から生活の中に変化が出てくるのではないか? と想像しています。世界中を吹き荒れているトランプ旋風の関税問題含めて、目が離せないですね。