2024年07月

2024年07月30日

【From America】「ガソリンスタンドの会計に気を付けて」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本で車のガソリンを入れる時に、最近は殆どがセルフサービスになりましたね。アメリカでは日本よりずっと早くからセルフサービスの方式が導入されています。日本では現金を入れて、ガソリンを自分で入れて、おつり用の機械があって精算する、という方式があるので、クレジットカード決済をしなくても良いのですが、アメリカはカード社会です。現金を入れる機械は設置されてなくて、現金を使いたい場合には、お店の中に入って店員さんにお金を渡して、xxリットルお願いします、と言ってガソリンの機械の設定をお願いすることになります。従って、殆どの人はガソリンのタンクに備えてある機械でクレジット決済することになります。

全てが順調に進んでいるなら良いのですが、世の中には悪いことを考える人が居て、ガソリンスタンドの給油の機械に備えてあるクレジットカードの機械に細工をして、カード情報を盗むことが多発しています。
日本もアメリカもガソリンスタンドは屋外ですから、店の人は誰かが車を停めてクレジットカード機能に細工をしているかどうか、見張っていることは出来ません。知らない間に、小さな読み取り機を設置されてしまい、お客さんが「お宅でガソリンを入れたら、カード情報が盗まれて、大変迷惑をした」と苦情が来ても、どうにもなりません。私も 知人から「〇〇のガソリンスタンドは危ないから、あそこでガソリンを入れない方がいいわよ。気を付けてね」と教えてもらったこともあります。

ガソリンスタンド最近、コストコのガソリンスタンドを見ると、クレジットカードで決済する機械に大きなテープが張ってあります。これなら安心です! はめ込み式のカード決済の機械は、誰かが取り外して細工をして、また元に戻しても今までは分かりませんでした。ガソリンスタンドは基本24時間営業です。夜中のお客が少ない時に、細工をすることなんて「朝飯前」の作業でしたが、このシールのお陰で私も安心してクレジットカードを使うことが出来るようになりました。

クレジットカードは便利ですが、それに伴う犯罪も色々あるので、カードを使う時には細心の注意が必要です。またお店の側も、お客様に安心して使って貰えるように努力が必要ですね。

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2024年07月27日

ビュッケブルグ歳時記 325

ドイツに US Raketen を置く


 歳時記324で世界中に平和が行き渡ることを願ったのですが、現実ではその反対になっているのが現状のような記事を読みましたので、お知らせしてみます。


* 2026年から Marschflugkoerper=巡航ミサイル Tomahawk、SM_6_防空 ロケットなどの超音速武器をドイツに置くことで、ヨーロッパ全域をロシアからの攻撃から守るという提案が NATO で決められた。

* これはもちろん今はウクライナ占領を目的としているロシアの意向が拡大してヨーロッパ全体を攻撃する場合に対しての予備政策である。

* このような政策はある種の威嚇である。

* ショルツ首相はドイツでは ”平和首相” と考えられてきたのだが、この戦策後は東だけではなく西ドイツの国民をも説得しなければならない難しい立場に立つことになろう。

* この状態を、昔の”冷たい戦争”と言われていた状態に戻ったのかという意見も聞こえるが、今回ロシアのウクライナに対しての戦争仕掛けはまるで野獣のような形なので、これを阻止するためにはこのような形ちを取らざるを得ない方法と思われる。

* どのような武器をドイツに置くことになるのかは次のとうりである。主として核兵器で、今までは軍隊を強くするための戦車やその他の武器を意味していて、これ等の武器は戦争をしている国における武器を意味していたが、今回のアメリカからの支持は武器の置き場を戦場ではないドイツにすることで、そこに置かれる武器の機能はより一層正確が必要なわけである。

* そのような兵器を Hyperschallwaffe(極超音速武器)というのかとの問いへの答えは Black Eagle とは3000Km を高速で飛び、目的物を破壊することのできる特別武器との答えあり。

* このほかにドイツに取り付けられるのは TomahawkーMarchーflugkoerper である。この兵器は既に成績が証明されている武器で、陸からでも潜水艦からも発砲できる。ということはモスクワもぺータースブルグもドイツから発砲可能という武器を示す。

* 「アメリカがこのような武器の置き場をドイツと決めた理由は?」との問いには、戦争が始まる前にロシアでも可能性を考えていた思われるし、またドイツの2都市、Ramstein と Spangdahlem に既に米国の航空軍隊が駐在して居ることが理由と思われる。


 ウクライナ戦争が始まってからは本当に人間の本性が信じられないように思われます。キリスト教が国教のこの国でも戦争の話でいっぱいの旧約聖書を否定する人も多くなっているということも耳に入る今日この頃です。

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2024年07月23日

【From America】「ラスベガスのホコリとアレルギー」

ベラージオアメリカのウインドゲイト緑です。

最近は世界中の天候が変わってきて、日本でも竜巻が起るようになりましたね。以前は、竜巻と言ったら「オズの魔法使い」を思い出し、アメリカのカンザス地方にしかない気象現象だと思ったものです。

竜巻というと、大きなものは木々をなぎ倒し、家を壊して、大きなトラックまでも空に舞いあげるほどの力をイメージしてしまいますね。でも アメリカでは本当に小さいミニ竜巻のようなものは、結構身近に起こることがあります。夏が暑い、ということで有名なのは、アメリカではアリゾナ州とかネバダ州が挙げられると思います。
私の家があるラスベガスでは、急激に開発が進んでいますが、それでもまだ建物が建っていない更地があちこちにあります。湿度が低く、気温が高く、風が強い、という条件が重なると、あちこちに「Dust Devil」(ダスト・デビル)と呼ばれるミニ竜巻のような現象が起きます。

車で走っていると、遠くにミニ竜巻のようなくるくると渦を巻いてホコリが舞い上がっています。それを見ると、「あっ、ダスト・デビルだわ」と思います。風の強い日には「砂嵐」も起こりますから、車を運転していても前が全く見えない、という危険な状態になる事もあります。
そうなんです。ラスベガスは砂漠、と言われますが、「月の砂漠を〜」という歌を思い浮かべるとちょっとイメージが違ってきます。日本なら鳥取砂丘のような、何もない砂だけの砂漠を思い浮かべるのですが、ラスベガスが砂漠なのだ、ということを強く感じるのはこんなミニ竜巻や砂嵐を見る時です。

最近はアレルギー症状が出て困っている人が、ラスベガスの私の身近なところに多くいます。皆さん、一応コロナやインフルエンザを気にして、咳が酷いのでお医者さんに行くと、「アレルギー」です、と診断されるそうです。どうやら、この建築現場のホコリが原因ではないか、と言われているのです。目に見えような小さな粒子の砂ぼこりも気を付けたいですね。

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2024年07月16日

【From America】「ソフトシェルクラブ」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは、蟹はお好きですか? 私は蟹が大好きです。日本には様々な蟹があり、花咲ガニ、越前ガニ、松葉ガニ、などなど たくさんのカニがありますね。アメリカではアラスカン・キングクラブ、スノー・クラブ、ダンジョネス・クラブなどが挙げられると思います。

ソフトシェルクラブさて、この時期になると、アメリカではソフトシェルクラブという脱皮直後のカニを食べることが出来ます。これは、ブルークラブと呼ばれる種類のカニだそうです。アメリカの東海岸で取れるカニで、から揚げにして食べるのが一般的な食べ方です。旬は4月から9月とのことで、私は毎年この時期を楽しみにしています。

今年もソフトシェルクラブの時期がやってきました。カニは普通甲羅が固いので、甲羅を割って食べますが、脱皮直後のカニは甲羅もそのまま食べられます。脱皮して大きくなろうとする時期なので、味もぐっと濃いので本当に美味しく頂けます。

アメリカの東海岸で蟹、と言えば、メリーランド州のチャサピーク湾が有名で、一生に一度はここの蟹フェスに行ってみたいと思っています。

日本の皆さんも夏に東海岸を旅行する機会があれば、メニューにソフトシェルクラブがあったら、是非とも味わってください。一度で大ファンになると思います。

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2024年07月13日

ビュッケブルグ歳時記 324

夏休暇


 この国の人たちは休暇、特に夏の休暇が特に大好きで、国会も6、7、8月の3ヶ月は夏休暇として会議決定は行われません。
 この形式は1980年から連邦議会で決められたことで6、7、8月には会議決定が行われていないのです。例外として特別基本法で開く例外はあるということですが。

 今年はアンペル連合党の政治法で2024年の国家予算が成立されていないことはお知らせした記憶があるのですが、この予算確定も夏休みの後に確定することになるのだと思われます。


 このような ”休暇重視” の国家の、現在の夏の真っ盛りのこの国の様子をお伝えしてみます。

* 7月6日の新聞には『来年度の予算はこれから80時間の後に成立させる」との声明が7月6日の新聞紙上に掲げられています。

* 6月の末から、国技サッカーのヨーロッパ大会がドイツで行われたことはお伝えしましが、対スペイン戦で負けてしまったドイツ団からは、スペインやその他のサッカー強国で活躍したToni Kroos, Mueller等の2014年隊の選手生活脱退が明らかになった。ゴール・キーパーのM.Neuerの進退は未決定。

* 国防大臣は期待していたよりずっと少ない今年の軍事予算については「我慢するより仕方がない」と、アラスカで行われている ”Arctic Defender 2024“ で、Nato の練習に参加している。

* 現在在任の 外務大臣Annalena Baerbock(女性)は次の選挙に「初のみどり党の首相」としての候補に立候補はしないとの意を示している。 

* 郵便の配達時間が長くなる。郵便の届くのが遅くなるわけです。2025年からは4日間待つことになることも可能。

* この国では現在、”デモクラシー“ への敵が多くなってきている。ということは民主主義に対して過激派の敵が多くなってきていて、自由主義をなくそうとする世情になっていて、両者の戦いが過激なっているのが現状である。


 このようなことが7月中ばまでのドイツ国内の現実事情なのです。

 この国の普通の会社員の休暇は30日で、月ー金の5日間を勤務日として勘定するため続けてとると6週間の休暇となるのです。これを一度に夏の休暇としてとる会社員が多いと言われていることを書き添えておきます。

 今年の国外での状態も平和から離れてゆくような気がするのですが、思い過ごしでありますように願いながらのblogです。

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