2024年04月
2024年04月09日
【From America】「アメリカ東海岸で地震」

4月になって、日本では桜が満開の時期だと思います。暖かくなって春の訪れを感じる嬉しい季節ですね。所がアメリカの東海岸では異常気象現象が起こっています。
先ず初めに、4月4日の朝には雪が降りました。大雪警報が出たほどでしたが、幸いにも私の家の地域は大雪にはならず、我が家の庭も真っ白になったものの、雪かきが必要なほどではありませんでした。4月に雪が降るのは珍しいですが、異常というほどではありません。
所が、本当にびっくりするような出来事が発生しました。4月5日午前10時20分頃に、地震が起こったのです。日本人の私は地震に慣れているので、さほど驚かなかったのですが、東海岸に住むアメリカ人は、先ず地震を経験したことがありません。西海岸のカリフォルニア州には地震は良く発生するので、アメリカ人全員が地震を知らないわけではありませんが、このニューイングランド地方に住んでいる人にとっては「青天のへきれき」の出来事で、先ず何が起こったか? 分からない人が多かったようです。
周りの人たちに聞くと、大きなヘリコプターが近くを飛んでいたのかと思った。とか、大きなトラックが走り去ったのかと思った。という表現の人が多かったです。家が揺れて、ガラス窓がビリビリと揺れる事と言えば、上記のようなことしか経験がなかったようです。

そして、ホッしたのもつかの間。再び、夕方6時半ころに、いわゆる余震が起り、また同じような感覚を味わいました。私達が感じていないような余震が、震源地近くではもっと頻繁に起こっていたようです。
最近の台湾の地震の報道があったことからも、地震の怖さは報道で見て知っていたけれど、実感として味わったのは初めて、という人が多く、天災の怖さを思い知った4月の始まりでした。
世界各地で様々な異常気象、天災が起っています。日本の皆様もくれぐれも気を付けて、春の訪れを大いに楽しんでくださいね。
2024年04月02日
【From America】「イースターの食卓」
アメリカのウインドゲイト緑です。
3月31日の日曜日はイースターでした。さてイースター(復活祭)の食卓には何が上るのでしょうか? アメリカは人種のるつぼと呼ばれるように沢山の移民が住んでいるので、11月のサンクスギビングのように全米が皆こぞって七面鳥を食べるような決まったメニューではなく、様々な食べ物が各家庭のバックグランドにより違うようです。
それでも、イースターのシンボルである卵やウサギをテーマにした飾り物やお菓子、そしてメニューにはラム肉を食べる家庭もあるようです。羊は聖書にも良く登場する動物で、羊飼いや迷える子羊などキリスト教には欠かせない動物です。
私の嫁いだ家ではイースターのメインの料理はハムでしたが、デザートには羊の形をしたケーキを義理の母が作ってくれていました。私の限られた周囲の人たちを見渡すと、ハムを食べる家庭はかなり多いようですが、それに沿える副菜にはそれぞれのお国柄が出るようです。
ちなみにチェコスロバキア出身のご家庭では、ピエロギやソーセージが登場するそうです。イタリア系のご家庭では、クリスマス・イブに食卓に乗る7種類のシーフードメニューをアレンジして、7種のシーフードの入ったラザニアを食べる、と言っていました。日系のご家庭にはどんな副菜が登場するのでしょうか? ちょっと食卓テーブルの上を覗いてみたいですね。
家族が集まって祝うイースターは春の訪れを祝う楽しい祝日です。

それでも、イースターのシンボルである卵やウサギをテーマにした飾り物やお菓子、そしてメニューにはラム肉を食べる家庭もあるようです。羊は聖書にも良く登場する動物で、羊飼いや迷える子羊などキリスト教には欠かせない動物です。
私の嫁いだ家ではイースターのメインの料理はハムでしたが、デザートには羊の形をしたケーキを義理の母が作ってくれていました。私の限られた周囲の人たちを見渡すと、ハムを食べる家庭はかなり多いようですが、それに沿える副菜にはそれぞれのお国柄が出るようです。
ちなみにチェコスロバキア出身のご家庭では、ピエロギやソーセージが登場するそうです。イタリア系のご家庭では、クリスマス・イブに食卓に乗る7種類のシーフードメニューをアレンジして、7種のシーフードの入ったラザニアを食べる、と言っていました。日系のご家庭にはどんな副菜が登場するのでしょうか? ちょっと食卓テーブルの上を覗いてみたいですね。
家族が集まって祝うイースターは春の訪れを祝う楽しい祝日です。