2024年04月

2024年04月30日

【From America】「アース・デー」

アメリカのウインドゲイト緑です。

アースデー皆さんは「アース・デー」というのがあるのをご存知ですか? 地球の環境保護の支援をする日、ということで1970年4月22日から始まった動きだそうです。何をするか? というと環境保護のために、町のゴミ拾いをするなど自分の出来る範囲で自由に活動をすればよい、という事です。

昨年、私は初めてこの活動を知りました。というのも、偶然、昨年の4月22日にレストランに食事に行ったら、大勢の人が集まって会食していました。何かのパーテイーかな? と最初は思いましたが、参加している人たちが皆さん同じTシャツを着ているのです。そのTシャツに書いてある文字を見て、アース・デーというものがあることを知りました。どうやら、皆さんで集まって町のゴミ拾いをした後の打ち上げパーテイーだったようです。

それ以来、4月22日がアースデーであることを認識しました。今年は、そのレストランの外に写真のような掲示があり、4月27日に地元の人たちが学校に集まってゴミ拾いなどの活動をするようです。

私達もアースデー一日だけでなく、自分達の出来る範囲で地球の環境保護に協力したいですね。

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2024年04月27日

ビュッケブルグ歳時記 319

近頃の若者は本当に怠け者?


 この国の労働機関は日本と全く違っているので、Blog でお伝えするのは難しいかと思うのですが、前にお伝えした鉄道のストライキ【*】で全国の鉄道が動かない日があることや、幼稚園のストライキの模様などを聞くと、給料はそのままで労働時間を短くすることが目的であることが多いことなどを考えると、昇給が第一の目的ではない若い労働者の労働への希望状況は日本にはないことのように思われますのでをお知らせしてみます。

(*)このストで鉄道労務者が獲得した結果のうちの労働時間短縮は次の通りです。
2026年 1週間の労働時間 37時間、27年 36時間、28年 35、5時間、2029年 35時間


 副題として「Z 時代の若者たちは ”働く” いうことについて何の意欲も持っていない! この頃の若者たちには ”WorkーLifeーBalance“ とは Work の部分は最小であって、”1週間に40時間働く” ことなどは昔のこと」との副題がついています。

 労働時間を少なくして、生活する時間を多くすることを今の若者たちは希望しているわけです。

 ある調査によると25歳までの男性労働者は1985年までは週に38時間働いていた。2021年にはそれが33時間となって5時間の労働時間短縮となったということです。
 女性労働者の場合はもっと顕著で、7時間の労働時間短縮が行われたということです。


 昔からの希望、月曜日を休日にすることも同様に考えられているが、休日を多くすることよりも労働日を少なくする方への希望が多いことが最近の傾向である。

 週40時間プラス規定外労働時間には不賛成だが、週4日労働日にも不賛成の声が大きいということです。

 このような今の若い世代が欲している労働条件を実践することは、歳上の労働者の生活にも良い影響をもたらすと思われる、との解説者の意見も書き添えておきます。


 そしてもう一つ、ここに書いたような実際の労働に対する世間の反応状態をお知らせしておきたいと思います。

 56歳のN. 婦人は「私の年代にはまず働くことが先で、その後に生活があった。今はその順番が逆になって、まず生活があってその後に労働がくる時代になったわけだが、このことがいわば豊かになった国を蝕むことにならないように切に願う」と、いわば警報を出しているのが目に止まりました。

 豊かさを保つにはそれ相応の努力が必要であることを知らされたように思えます。

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2024年04月23日

【From America】「米国ナショナル・ビール・デー」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ビールアメリカには「ビールの日」(ナショナル・ビール・デー)というものがあります。4月7日がビールの日なのですが、その由来は1933年、アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルト氏が長きに渡る禁酒法を終わりにして、アメリカでビールの製造、販売が解禁になったことを記念する日なのだそうです。

アメリカの禁酒法は1919年に作られて、アルコール飲料全般が禁止になりました。アルコール中毒や犯罪を減らすため、という目的だったそうですが、自宅でお酒を飲むことまでは取り締まり出来ず、隠れて飲む人が後を絶たず、色々な経緯を経て、1933年に廃止になり、ビールやワインなどが解禁されたことに由来する記念日だそうです。

この日、たまたま良く足を運ぶバー&レストランに行ってみると、皆さん「Happy National Beer Day」と言って、楽しそうにビールを飲んでいました。最近はマイクロ・ブルワリーと呼ばれる(いわゆる地ビール)狭い地域だけで作られているビールが多くなりました。その地域でしか手に入らない希少価値のあるビールということで地元の人々に愛されています。

ビールの機械日本でも、この「地ビール」が盛んに作られているようですね。日本ではビールと一口に言っても 発泡酒、第三のビール、ノンアルコールビール、糖質ゼロ、生ビールと様々な種類のビールが出て来ており、宴会の席で「何を飲みますか?」と聞かれたら、「先ずはとりあえずビール」という位にビールは日本では人気の高い飲み物ですね。

ちなみに日本の「ビールの日」は4月23日だそうです。この日は、ビール好きは勿論、そうでない方々も是非ビールで乾杯してみてください。

ハッピー・ビール・デー!!

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2024年04月16日

【From America】「皆既日食」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本でも報道があったと思いますが、4月8日にアメリカの各地で皆既日食が見られました。アメリカ各地で日食が始まりしばらく真っ暗になる瞬間をとらえて、TVでも各局が報道していました。この日の午後は、アメリカ中がTVにくぎ付けになりました。

私の住んでいるコネチカット州では、100%の皆既日食ではなく92%ということで、真っ暗にはなりませんでしたが、確かに夕方の感じでちょっと暗くなった感じがしました。
日食地図数人の友人は、100%の皆既日食を見るために、会社からお休みをもらってNY州の北の方まで泊りがけで出かけて、この100%の皆既日食を体験しに行きました。そのくらい、全米がこの皆既日食に湧いていました。わざわざ遠出はしなくても、家の近所で広くて木々にさえぎられない公園などに集まって、一緒に日食を見るというイベントは各地で行われていました。
日食眼鏡
お出かけしないまでも、自宅で日食を見たい、という人が多いので、日食を見るための眼鏡(簡単なボール紙で出来ている眼鏡)を買うのに苦労した、という話も沢山聞きました。私は幸いにも前もってネット注文して取り寄せていたので、準備は万全。後は、お天気を望むばかりでした。

日食コネチカット州では午後2時15分ころから日食が始まり、どんどん欠けていき、3時45分頃には最大のサイズにまでなり、メガネを通してみる太陽は細い三日月のようになりました。そして、再び段々太陽が大きくなり4時15分ころには元の丸い形になりました。

皆既日食はなかなか体験できるものではないので、「次は何年も先だから、私はもう生きていない」」という人。「いやいや、世界中のどこかで日食はあるのだから、飛行機に乗って見に行けば良い」という人。「でも、わざわざ出かけてお天気が悪かったら、見られないじゃないか」という人。皆さんそれぞれに意見が分かれますが、この皆既日食(私は部分日食でしたが)を見る機会は本当に「一生に一度かもしれない」体験になりました。

日本での皆既日食は2035年になるそうです。どうぞ皆さんもこの「又とない機会」を逃さない様にして見てください。絶対に感動しますよ。

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2024年04月13日

ビュッケブルグ歳時記 318

Kiffen (大麻 マリファナ) を吸うことが、イースター以後は合法となる!


 4月の1日から、Cannabis (辞書にはカンナビスとはインド大麻又はそれから作るマリファナ・ハシッシュの類とあります)の消費に関係する法規が変わったので、それについての大雑把な概要は次の通りであるという記事が目に入りましたのでお伝えしてみます。


* これから先、許可されることとは?

 子供と少年は特別な許可のない限りカナビス使用は禁止。成人した市民は50グラムを持つことと、それの使用が許可される。同時に自宅で3本までのカンナビスの木を育てることも許可される。ただし育った収穫が50グラムを越す場合には即刻破棄しなければならない。


* カンナビスを吸うことが許可される場所は?

 子供達の居るところや幼稚園、学校、スポーツ場での使用は禁止。歩行者専用道路は7時から20時までは使用禁止。また軍事用地での使用も禁止。


* 合法でカンナビスを買える所は?

 この問題の答えは少々困難であるが・・・家で自己栽培をするか、カンナビス・ソーシャルクラブの会員になるかの2方法があげられる。
 このクラブでは月に50グラム、1日分には25グラムを手に入れることができる。25グラムのカンナビスは75のジョイントの元になる。


* 車の運転においては?

 ここで問題となるのはカンナビスのTHC は、アルコールの場合より長時間血液の中に残るということである。


 このようにカンナビス法律が新しくなったことの原因は、人間を麻薬中毒にする薬物の分け方を分別して、カンナビス中毒者がモルヒネなどによる本格的中毒患者にならないようにする、ある種の保護改革であるということです。
 カンナビスのようないわば軽い麻薬の患者が、薬剤を得るために、他のもっと強力な、モルヒネのような薬剤を専門とするデイラーの業者と接触することは、いろいろな点で不都合であり、終点として本物の麻薬中毒になる可能性を考えることから来た、軽い中毒患者を保護するための法律改革というわけです。

 このようなことに政府が考えを巡らせ、保護に力を入れてくれることは ”民” を忘れていない政治と言って良いのではないでしょうか。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)
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