2024年02月

2024年02月27日

【From America】「アメリカの酒販売」

アメリカのウインドゲイト緑です。

アメリカの日本食ブーム、酒ブーム、ということは日本のTVなどでも報道されていますから、日本の皆さんもご存知だと思います。しかし、NYのマンハッタンならわかるけれど、実際のところはどうなんだろう? と思っていらっしゃると思います。

酒今年もまた恒例のユタ州のパークシティーにスキーに行って参りました。丁度 Sundance 映画祭が開催されていることもあり、映画関係者やかなりのセレブが集まっている時期ですが、ユタ州の酒屋さんで「酒コーナー」を見つけました。私の記憶では、昨年は存在しなかった酒コーナーです。
酒屋さんの店内の作りは、全米ほぼ皆同じで、ワインのコーナー、ウイスキー、ジン、等々 探したいお酒の種類がすぐに見つけられるように分類されて棚に並べられています。そこに「SAKE」と書かれているコーナーが出現しました。
それも、単に日本酒、というのではなく、吟醸酒、にごり酒、梅酒など。かなりの種類が展示されています。殆どの酒の瓶は750ml、つまりワインの瓶と同じサイズなのですが、もう一つ珍しいものを見つけました。

3L 酒日本では小さいサイズは750mlで、その上のサイズの日本酒は「一升瓶」と呼ばれる1.8L 入りの瓶が普通ですね。所が、ここでは写真のような丸い感じの3L入りの日本酒が売られていました。
このような大きな瓶が存在して、更にそれを買うお客様がいるからこそ、店頭に並べているわけです。ということは、かなりの酒好きな人がいる、という事でしょう。ちょっとお試しに買うのなら、750mlで十分です。

ということで、日本で報道されているアメリカの酒ブームは、かなり全米に広がっていると言っても間違いない!と実感しました。

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2024年02月24日

ビュッケブルグ歳時記 315

痩せ細って帰ってくる子供たち!


 こんな表題の、今年の1月の新聞記事が目に止まりました。よく見ると子供たちは日本の子供たちです。お正月の休みの後に、子供達が母親と共に、無料でもらえる食物店に群がっている大きな写真も目に入ります。


 内容は今の日本政府がしている社会政治についてです。内容を縮小してお知らせしてみます。

* 現在の政府のやり方、特にシングル・マザーに対して行っている政策は、救助政策イコール自力救済と言えるもので、一人で子供を育てている母親への援助は皆無に等しい。

* この政策の結果は、2023年の出生数が2022年の記録よりも少ない726000人という結果になっている。

* 2022年の日本の出生率は1.26。ドイツ1.46。

* 日本の人口は125millionen。この数では老人が多くなっている一方で子供の出生率が少なくなっているという不均衡が目立つ。

* ”私は離婚したのですが、離婚相手からの手当金は皆無” と、仕事として看護人と事務手伝いをこなして子供育てているA子さんは言っている。”どの政治家になっても同じこと。現在の政治家たちは私たちの境遇には目を止めてくれないから” と言っているのはB子さん。

* 日本は ”G〜7 国々の中ではただ一国として「両親権」が生きている国である。 この「権」とは「子供が欲しくなければ、出て行ける」という権利である。
 ということは離婚になると子供は母親が引き取るということになるという終末の権利なのである。その結果、離婚者の半分の母親は非常に貧乏困窮者になるというのも特徴として言えるのである。

* そして離婚家庭の24%の子供たちは1日の食事は2回、というのが当たり前である。

* また、休暇が明けた時に学校に来る生徒たちのうち、父親のない家で育った子供たちは体重が減って、痩せていることが多いのも明白なことである。

* 「このように ”働く男性” を中心に置く現在の日本社会を”子供たち”を中心に置く社会にするのは長い時間が必要とは思われるが、その動きの出発が今始まったと思われることに希望が持てる」と、子供たちに食事を与える食品店の責任者のT.さんが話してくれた。


 この記事では触れていませんが、近頃の日本では結婚する人が減っている。子供の数が減ってゆく、というのは今までにも耳に入ってくる事柄でした。そして民主主義の権法を変えようという前首相の意見も聞こえていました。

 平和と子供達を守る日本であってくれますように願いながらのBlog です!

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2024年02月20日

【From America】「ビートルズの60周年記念」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ビートルズのバンド1964年2月9日 エド・サリバン・ショーにビートルズが初めて出演してから60年が経ちました。
今年の2月で60周年、ということで、あちこちでビートルズを記念するショーが行われています。私達がよく行くレストランでも、地元のバンドを招いてビートルズの曲を演奏していました。

地元のバンドメンバーの年齢は? かなりのシニアたちです。でも、その外見とは全く違って、楽しそうに、そして元気に演奏している姿を見て、ビートルズは世界中の人の心に大きな軌跡を残しているのだと改めて感じました。演奏している曲は誰もがみんな知っている曲ばかりです。

日本人のビートルズファンにとっては、オノ・ヨーコさんが日本人であること。アメリカ人のビートルズファンにとっては、ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんがニューヨークのマンハッタンに住んでいたこと。また、ジョン・レノンさんが亡くなったのもNYということで、とても身近に感じているのかもしれません。いいえ、そんな事よりも、とにかく音楽の力なのです。ビートルズの音楽は世界中の人を魅了したのです。

音楽というのは、その曲を聞いた途端に気持ちがタイムスリップ。当時のことがすっかり蘇る不思議な力がありますよね。ビートルズの曲には皆さんそれぞれ何かの思い出があるはずです。昔の曲でもメロディーから歌詞までちゃんと覚えていて一緒に口ずさめるもの嬉しいです。バンドと一緒になって歌っているお客様の嬉しそうなお顔。バンドのメンバーもそれを見て、大いに盛り上がっています。この一体感はその場にいてこそ味わえるものですね。ビートルズ万歳!

皆さんの大好きなビートルズの曲は何ですか?

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2024年02月18日

【From America】「スーパーボール・パーティー」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本の皆さんもご存知の通り、2月11日(日曜日)にアメリカのフットボールの最高峰を決める「スーパーボール」の試合が行われました。今回は、スーパーボールの試合に参加する選手、カンザスシテイー・チーフスのトラヴィス・ケルシーさんと人気歌手のテイラー・スイフトさんが付き合っていることでも 大いに話題性をおびていました。テイラー・スイフトさんが10日まで日本でのコンサートに出かけていたので、ラスベガスで行われる試合に間に合うのか? など試合の行方だけでなく、様々なことでニュースをにぎわせていました。TVのニュースでは、テイラー・スイフトがプライベートジェット機でロサンジェルスに到着した所を放映して、「間に合って良かった」と報道していました。

アメリカ全土が大騒ぎをするスーパーボールですが、この日をアメリカの祝日にするべきである、という意見が多いことを報道しているのも興味深かったです。それだけスーパーボールは国民的イベントである、ということなのでしょう。多くの従業員はスーパーボールサンデーに休みを取る、というデータがあるそうです。病気でなくても病気を理由に休みを取る人が多いこと。中には、スーパーボールサンデーはパーティーで飲み明かすことから、次の月曜日に休みを取る人も多いとのこと。これは、大晦日に沢山お酒を飲んで、元日は二日酔いでぐったりして自宅で静養、というパターンと同じみたいですね。

フットボールのお菓子スーパーボールサンデーは、友人や家族が集まってパーティーを開き、飲んで食べてTVで試合を観戦する。又は行きつけのバーやレストランで行われるスーパーボール・パーティーに行って、顔見知りも初めての人もみんなで仲良く試合を観戦する。という二つのパターンがほとんどです。仲間うちで試合の勝敗結果やスコアーの数字を予想して少額のお金をかけたりすることもあり、試合結果にドキドキしながらTVで試合観戦するのはかなりエキサイトすることになります。この日ばかりは、フットボール好きは勿論、フットボールにあまり興味がなくてもそれを理由にパーテイーを楽しむ人もいるので、とてもアメリカンなイベントです。それが国民的イベントと呼ばれる理由でしょう。

私は今年の持ち寄りパーティーに、フットボールの形をしたブラウニーを作りました。
今年の試合は同点で延長戦になり、先に点数を入れていたSF49ナーズを押し切ってチーフスの逆転優勝、という結果になり、テイラー・スイフトさんも大喜びという結末になりました。
来年のスーパーボールはどのチームの対戦になるか? パーティーに何を作って持ち寄るか? 試合が終わった途端に来年が楽しみです。

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2024年02月13日

【From America】「冬の定番メニューといえば」

アメリカのウインドゲイト緑です。

グリルドチーズ・サンドイッチ冬真っ盛りのアメリカから、冬ならではの食べ物をご紹介したいと思います。日本では、冬の夕飯の定番は何といっても鍋料理ですね。今回ご紹介するのは、アメリカの冬の定番ランチメニューともいえる「グリルドチーズ・サンドイッチとトマトスープ」です。
私が30年前に初めてアメリカの東海岸コネチカット州に引っ越してきた時に、大雪で家に閉じこもっている時に、お隣さんがランチにご招待してくれました。外は真っ白の雪、暖炉の火を見ながらのランチメニューが、この「グリルドチーズ・サンドイッチとトマトスープ」の組み合わせでした。

今回、恒例のユタ州パークシティにスキーに来た時に、メニューにこのサンドイッチとスープを見かけました。やっぱり寒い時にはこの組み合わせ!と注文したのですが、スキー場でいただくこのサンドイッチとスープは格別でした。日本のスキー場だったら、豚汁とかお汁粉、みたいな感じで、心もお腹も温まるメニューです。

作り方はとても簡単で、パンの外側(内側ではありません)にバターを塗って、そのバターのついた面をフライパンに乗せ、何もついていない側のパンの上にスライスしたチーズを乗せます、その上に、もう一枚のパンにバターを塗り、バターのついていない側をチーズの上に乗せます。バターが解けてきつね色になったところで、ひっくり返してもう一方のバターのついている面を焼きます。両面がきつね色になるころには、真ん中のチーズがトロッと解けてはみ出してきたら、出来上がり。アツアツを頂きます。
そして、通の食べ方は? トマトスープにこのサンドイッチをデイップしてみるのもなかなか美味しいのです。

日本でも寒い冬のランチに、アツアツのトマトスープとグリルドチーズ・サンドイッチをお試しになってみてください。きっと「やみつき」になりますよ。

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