2022年11月
2022年11月08日
【From America】「人手削減」
アメリカのウインドゲイト緑です。
最近の私たちの生活はたくさんのロボットやAIを駆使して、どんどん人間がやっていたことを機械が代わりになってやってくれるようになってきています。
今回は私がアメリカで最近遭遇した二つの人手削減の場合をお知らせしましょう。
先ずは、日本でもお馴染みのマクドナルドです。日本では受付の方が注文を聞いてくれて会計を済ませ、番号をもらってその人の注文が出来上がるのを待って、受け取る、という形ですね。この方法だと、注文を聞く人、その注文を聞いてバーガーやポテト、飲み物を用意する人、と二つのチームの人員が必要です。
アメリカでは最近は写真のような大きなタッチパネルで注文をします。カード決済をして番号をもらいます。そこには全く従業員は居ません。勿論 その注文は厨房に行き、注文の品を用意する人は裏にいるのでしょうが、私が見かけたのは番号を呼んで注文を渡す人が一人いるだけでした。かなりの人手削減ですね。
次は血液検査をするラボの状況です。オンラインで予約します。その日時に行くと、写真の通り受付には全く人が居ません。タッチパネルで自分の名前を入れます。次は本人確認の運転免許証をかざします。写真認証ですね。その次には保険証をかざします。こちらも写真認証です。これで受け付けは終わりです。
待合室で待っていると、一分と違わない予約時間に血液を採ってくれる検査員が名前を呼んでくれて採決所に行きます。採決をして終わりです。なんとスムーズなことでしょう。受付の人手が削減されています。
こんな感じで、アメリカでは人間の姿を見ることが珍しいくらいになってきました。
電話応対で録音テープが流れて、「xxの人は1番を押してください」「〇〇の人は2番を押してください」と聞こえてくるときに、どの番号にも当てはまらないことで電話しているので「人間と話したい!!!」と思った経験があるのは私だけではないと思います。
今度は人間が居るはずの受付や注文の場に人間が居ません。機械の扱い方が分からない人はどうするのか? と心配になります。しかし、このような変化に消費者がついていかないといけない時代なのだと思います。
日本でもアメリカでもこんな風に人間がやっていた仕事がどんどん機械に代わっていくという現象は起こっているのですね。人手削減だと言ってもなんだかちょっと寂しい気がするのは私だけでしょうか?
最近の私たちの生活はたくさんのロボットやAIを駆使して、どんどん人間がやっていたことを機械が代わりになってやってくれるようになってきています。
今回は私がアメリカで最近遭遇した二つの人手削減の場合をお知らせしましょう。
先ずは、日本でもお馴染みのマクドナルドです。日本では受付の方が注文を聞いてくれて会計を済ませ、番号をもらってその人の注文が出来上がるのを待って、受け取る、という形ですね。この方法だと、注文を聞く人、その注文を聞いてバーガーやポテト、飲み物を用意する人、と二つのチームの人員が必要です。
アメリカでは最近は写真のような大きなタッチパネルで注文をします。カード決済をして番号をもらいます。そこには全く従業員は居ません。勿論 その注文は厨房に行き、注文の品を用意する人は裏にいるのでしょうが、私が見かけたのは番号を呼んで注文を渡す人が一人いるだけでした。かなりの人手削減ですね。
次は血液検査をするラボの状況です。オンラインで予約します。その日時に行くと、写真の通り受付には全く人が居ません。タッチパネルで自分の名前を入れます。次は本人確認の運転免許証をかざします。写真認証ですね。その次には保険証をかざします。こちらも写真認証です。これで受け付けは終わりです。
待合室で待っていると、一分と違わない予約時間に血液を採ってくれる検査員が名前を呼んでくれて採決所に行きます。採決をして終わりです。なんとスムーズなことでしょう。受付の人手が削減されています。
こんな感じで、アメリカでは人間の姿を見ることが珍しいくらいになってきました。
電話応対で録音テープが流れて、「xxの人は1番を押してください」「〇〇の人は2番を押してください」と聞こえてくるときに、どの番号にも当てはまらないことで電話しているので「人間と話したい!!!」と思った経験があるのは私だけではないと思います。
今度は人間が居るはずの受付や注文の場に人間が居ません。機械の扱い方が分からない人はどうするのか? と心配になります。しかし、このような変化に消費者がついていかないといけない時代なのだと思います。
日本でもアメリカでもこんな風に人間がやっていた仕事がどんどん機械に代わっていくという現象は起こっているのですね。人手削減だと言ってもなんだかちょっと寂しい気がするのは私だけでしょうか?
2022年11月01日
【From America】「最近のハロウイーン事情」
アメリカのウインドゲイト緑です。
韓国のハロウイーンの死亡事故は本当に心が痛むニュースでした。日本の渋谷でも今年は沢山の人が集まったようですが、何も事故が無くて本当に良かったですね。
ハロウイーンのお祭りは本来日本には無かったもので、西洋のお祭りを取り入れた新しい日本の文化です。では、その発祥のアメリカ・イギリス・アイルランドなどでどの様に始まったのでしょうか。それはキリスト教のカトリックでは11月1日が「諸聖人の日」ですので10月31日の夜はその前夜祭にあたります。11月1日には万聖節という呼び名もあるように全ての聖人、つまりバレンタインデーのSt. バレンタインとか3月17日のSt.パトリックスとか頭にSt.が付く人全員を祝う日です。そのAll Saints Dayが11月1日。そしてその翌日は万霊節で亡くなった全ての死者の魂に祈りを捧げるAll Souls’ Dayに当たります。
という訳で、日本のお盆のような感じで、沢山の死者の魂が帰って来るときに魔女や悪い魂も一緒にあの世から付いてきてしまうといけないから仮装して身を守る、悪い霊を追い払う、という意味があって始まったものみたいです。
私の経験では、私がアメリカに住み始めた30年前も今も中心は子供のお祝いです。大人も仮装して個人的に友人宅でパーテイーをする場合もありますが、あくまでも中心は子供。ここが少し日本と違うと思います。子供が仮装してご近所を回りキャンデーを貰う、という習慣は今も昔もアメリカでは変わりはありません。昔に比べ、治安も良くなくなってきている昨今、暗くなってから子供が歩き回ることに不安を抱える親も多いので、消防署など広い駐車場のある場所で午後の明るい時間に仮装した子供達が集まってハロウイーンを祝うという形に置き換わってきているのが最近のトレンドのように思います。
大人が仮装しているのはレストランやバーなどのウエイトレスさん、或いはオフィスでもちょっと仮装してその日は仕事に出かけるなど、生活の中にハロウイーンを取り入れてはいますが、韓国や日本のように大勢の大人が仮装してある場所に集まって騒ぐ、というのはちょっと本来の西洋の祝いかたとは違うように感じました。
とにかく楽しくお祝いするのは良いですが、安全第一でお願いしたいですね。
韓国のハロウイーンの死亡事故は本当に心が痛むニュースでした。日本の渋谷でも今年は沢山の人が集まったようですが、何も事故が無くて本当に良かったですね。
ハロウイーンのお祭りは本来日本には無かったもので、西洋のお祭りを取り入れた新しい日本の文化です。では、その発祥のアメリカ・イギリス・アイルランドなどでどの様に始まったのでしょうか。それはキリスト教のカトリックでは11月1日が「諸聖人の日」ですので10月31日の夜はその前夜祭にあたります。11月1日には万聖節という呼び名もあるように全ての聖人、つまりバレンタインデーのSt. バレンタインとか3月17日のSt.パトリックスとか頭にSt.が付く人全員を祝う日です。そのAll Saints Dayが11月1日。そしてその翌日は万霊節で亡くなった全ての死者の魂に祈りを捧げるAll Souls’ Dayに当たります。
という訳で、日本のお盆のような感じで、沢山の死者の魂が帰って来るときに魔女や悪い魂も一緒にあの世から付いてきてしまうといけないから仮装して身を守る、悪い霊を追い払う、という意味があって始まったものみたいです。
私の経験では、私がアメリカに住み始めた30年前も今も中心は子供のお祝いです。大人も仮装して個人的に友人宅でパーテイーをする場合もありますが、あくまでも中心は子供。ここが少し日本と違うと思います。子供が仮装してご近所を回りキャンデーを貰う、という習慣は今も昔もアメリカでは変わりはありません。昔に比べ、治安も良くなくなってきている昨今、暗くなってから子供が歩き回ることに不安を抱える親も多いので、消防署など広い駐車場のある場所で午後の明るい時間に仮装した子供達が集まってハロウイーンを祝うという形に置き換わってきているのが最近のトレンドのように思います。
大人が仮装しているのはレストランやバーなどのウエイトレスさん、或いはオフィスでもちょっと仮装してその日は仕事に出かけるなど、生活の中にハロウイーンを取り入れてはいますが、韓国や日本のように大勢の大人が仮装してある場所に集まって騒ぐ、というのはちょっと本来の西洋の祝いかたとは違うように感じました。
とにかく楽しくお祝いするのは良いですが、安全第一でお願いしたいですね。