2022年01月
2022年01月25日
【From America】「アメリカン・フットボール熱」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本人は野球が大好きですね。軽い会話の中でも「あなたはジャイアンツのファンですか?」なんて言葉がきっかけで、知らない人と大いに親しくなれることがあると思います。アメリカではそれに相当するのはアメリカン・フットボールだと思います。皆さん それぞれのお気に入りチームがあり、それで仲良くもなれば喧嘩もするほど熱を入れています。
自分のお気に入りチームのTシャツを着るのは勿論、家の前に本来であればアメリカの国旗を掲げるためのポールがあるのに、そこにお気に入りのフットボールチームの旗を掲げるお宅も多いのにはびっくりします。
スポーツ・バーで飲んでいる場合には皆さんでTV画面を見ながら応援しているのは勿論ですが、歓声と共にヤジも飛び交います。
私の今いるラスベガスでは新しくフットボールのチームが生まれて皆さん大いに盛り上がっています。
レイダーズという名前のチームですが、Mカジノはこのレイダーズのヘッドコーターに一番近いこともあり、レイダーズのオフィシャルホテルと銘打っていて、そのホテルの中にはレイダーズ・タバン&グリルというレストランがあります。インテリアはレイダーズ一色。ヘルメットやボールを飾っていることは勿論、ウエイターやウエイトレスも皆フットボールTシャツで身を包んでいます。
中でも驚いたのが、ドリンクのコップの中の氷です。なんとフットボールの形をしています。
ここで試合観戦すれば、応援する気持ちも最高潮になること間違いなしですね。
2月には今年のアメフトの最高峰を決めるスーパーボールの試合に向けて、アメリカではアメフト熱が最高潮です。
日本の皆さんもTVでぜひスーパーボールの試合を観戦してみてください。
日本人は野球が大好きですね。軽い会話の中でも「あなたはジャイアンツのファンですか?」なんて言葉がきっかけで、知らない人と大いに親しくなれることがあると思います。アメリカではそれに相当するのはアメリカン・フットボールだと思います。皆さん それぞれのお気に入りチームがあり、それで仲良くもなれば喧嘩もするほど熱を入れています。
自分のお気に入りチームのTシャツを着るのは勿論、家の前に本来であればアメリカの国旗を掲げるためのポールがあるのに、そこにお気に入りのフットボールチームの旗を掲げるお宅も多いのにはびっくりします。
スポーツ・バーで飲んでいる場合には皆さんでTV画面を見ながら応援しているのは勿論ですが、歓声と共にヤジも飛び交います。
私の今いるラスベガスでは新しくフットボールのチームが生まれて皆さん大いに盛り上がっています。
レイダーズという名前のチームですが、Mカジノはこのレイダーズのヘッドコーターに一番近いこともあり、レイダーズのオフィシャルホテルと銘打っていて、そのホテルの中にはレイダーズ・タバン&グリルというレストランがあります。インテリアはレイダーズ一色。ヘルメットやボールを飾っていることは勿論、ウエイターやウエイトレスも皆フットボールTシャツで身を包んでいます。
中でも驚いたのが、ドリンクのコップの中の氷です。なんとフットボールの形をしています。
ここで試合観戦すれば、応援する気持ちも最高潮になること間違いなしですね。
2月には今年のアメフトの最高峰を決めるスーパーボールの試合に向けて、アメリカではアメフト熱が最高潮です。
日本の皆さんもTVでぜひスーパーボールの試合を観戦してみてください。
2022年01月22日
ビュッケブルグ歳時記 265
パンデミー世代の若者たちの不安
ウクライナ問題や、ひどい勢いで伸びているオミクロン感染者数は日本でも同じだろうと思われるのですが、今週のこの国の議会の様子がTVに映されると、ずいぶん違うだろうと思われるのが議員年齢が若いということと女性が多いということなのです。演説者は女性も多く、また議員世代が若返っているということに気が付きます。
そこからコロナ感染時代に生きる若い人がこの国ではどのように問題化されているかを今回のブログでお伝えしてみたいと思います。
14歳から29歳までの若い人たちの生きる道はパンデミーによって非常に不安定になっているというのが結論です。
若い世代の人たちは、精神の健康、人生設計の自己コントロール、友人達との付き合い、経済面での安定、家族的団結など全てが脅かされているというのが自分達が置かれている状態だと言っているそうです。このように全ての環境が否定的であることや、また「将来に経済的な保証のない若者たちには右(右翼)からの勧誘が大きい」との風評があり、このことはパンデミー時代にも言えることである。経済的保障が無いということは「貧乏」ということの重荷を意味し、この重荷を軽くするということであり、この2年間のコロナ時代には自分の持つ重荷を軽くするためにクラスで暴力を振るう生徒が増えているとの教師達の報告が多く聞こえる、ということです。そしてこれが政治化した場合は右翼からの勧誘が多くなるということです。
また半面では、「若い」ということが自由を求める時代であるとも言えるのにも関わらず、60%の若者が国の規則とそれを守る団結には背かないとの意見であることは見上げたことである、との優等生的な調査結果も示されています。
そして若い人たちの政治的方向は幸いに建設的で、実用的で、テーマに沿った、党の意向に従った方向で、昨年の選挙での温暖化政策、自由権利確保、経済の将来確保がこれを証明しているということです。
またここで思い出していただけると思いますが、交通信号機色の連立政府となったドイツですが、その中のFDP(自由民主党)が票を多く得たのは若い人たちの期待と賛成が多かったからだということです。選挙戦で FDP 党はこの国の基本権を重要視し、選挙前の政府のコロナ政策への批判が、右翼のA fD (ドイツのための選択肢党)の票を大幅に奪って今回の連立党を制作させたとも言えるということです。
最後に、今回の選挙で AfD 党は7%の票を獲得したのですが、ドイツのコロナ時代を生きる若い人たちは確固としてデモクラシーを支持しているので、国としても、若い人の声を忘れてはならない。
国としてコロナ時代の若い市民の声を聞き忘れることなく、彼らの政治に対する意欲を育ててゆくことが大切である、と論じられています。
ここに書いたこの国の「若い人」の様子は、日本の若い人たちととても違うように思われるのです。若い人たち自身よりも、その人達を扱う周囲の違いが大きいのかもしれません。
このブログに登場する若い人たちは、子供ではなく、次の時代のこの国を作る人達のように自分も、周囲も思って、そのように扱われているように思われます。
未来の政治家が子供の時から生育されているような感じなのです。
この国では政治が明け透けで、一人一人が自分の思うとうりを発言できる権利が履行されているのです。この履行は子供の頃からのしきたりなのです。 民主主義についての討論が出てきている時代ですが、まずこの主義を若い人たちと徹底して協議することが必要なのかもしれません。
ウクライナ問題や、ひどい勢いで伸びているオミクロン感染者数は日本でも同じだろうと思われるのですが、今週のこの国の議会の様子がTVに映されると、ずいぶん違うだろうと思われるのが議員年齢が若いということと女性が多いということなのです。演説者は女性も多く、また議員世代が若返っているということに気が付きます。
そこからコロナ感染時代に生きる若い人がこの国ではどのように問題化されているかを今回のブログでお伝えしてみたいと思います。
14歳から29歳までの若い人たちの生きる道はパンデミーによって非常に不安定になっているというのが結論です。
若い世代の人たちは、精神の健康、人生設計の自己コントロール、友人達との付き合い、経済面での安定、家族的団結など全てが脅かされているというのが自分達が置かれている状態だと言っているそうです。このように全ての環境が否定的であることや、また「将来に経済的な保証のない若者たちには右(右翼)からの勧誘が大きい」との風評があり、このことはパンデミー時代にも言えることである。経済的保障が無いということは「貧乏」ということの重荷を意味し、この重荷を軽くするということであり、この2年間のコロナ時代には自分の持つ重荷を軽くするためにクラスで暴力を振るう生徒が増えているとの教師達の報告が多く聞こえる、ということです。そしてこれが政治化した場合は右翼からの勧誘が多くなるということです。
また半面では、「若い」ということが自由を求める時代であるとも言えるのにも関わらず、60%の若者が国の規則とそれを守る団結には背かないとの意見であることは見上げたことである、との優等生的な調査結果も示されています。
そして若い人たちの政治的方向は幸いに建設的で、実用的で、テーマに沿った、党の意向に従った方向で、昨年の選挙での温暖化政策、自由権利確保、経済の将来確保がこれを証明しているということです。
またここで思い出していただけると思いますが、交通信号機色の連立政府となったドイツですが、その中のFDP(自由民主党)が票を多く得たのは若い人たちの期待と賛成が多かったからだということです。選挙戦で FDP 党はこの国の基本権を重要視し、選挙前の政府のコロナ政策への批判が、右翼のA fD (ドイツのための選択肢党)の票を大幅に奪って今回の連立党を制作させたとも言えるということです。
最後に、今回の選挙で AfD 党は7%の票を獲得したのですが、ドイツのコロナ時代を生きる若い人たちは確固としてデモクラシーを支持しているので、国としても、若い人の声を忘れてはならない。
国としてコロナ時代の若い市民の声を聞き忘れることなく、彼らの政治に対する意欲を育ててゆくことが大切である、と論じられています。
ここに書いたこの国の「若い人」の様子は、日本の若い人たちととても違うように思われるのです。若い人たち自身よりも、その人達を扱う周囲の違いが大きいのかもしれません。
このブログに登場する若い人たちは、子供ではなく、次の時代のこの国を作る人達のように自分も、周囲も思って、そのように扱われているように思われます。
未来の政治家が子供の時から生育されているような感じなのです。
この国では政治が明け透けで、一人一人が自分の思うとうりを発言できる権利が履行されているのです。この履行は子供の頃からのしきたりなのです。 民主主義についての討論が出てきている時代ですが、まずこの主義を若い人たちと徹底して協議することが必要なのかもしれません。
2022年01月08日
ビュッケブルグ歳時記 264
2022年はパンデミーの終わる年となるでしょうか?
この問いに答えるのは新しい連立党SPD(社会民主党)の K.Lauterbach (ラウターバッハ)健康大臣です。彼は Duesseldorf 大学で Dr. Med を取った後アメリカに渡り Havard Uni. で Epidemiologie (流行病学)と 健康経済学を学んだ経歴を持つ学者で、パンデミーが蔓延っていらい、参考学者として新聞やTV のメデアで意見を発表してきた学者です。前期の政治では党が違っていたので、大臣の席はなかったのですが、昨年のSPDの勝利で健康大臣となったわけです。
2021年のクリスマスも人間間のコンタクトは最小限に制限され、新年に向けての最後の日の夜半を彩る花火の饗宴も一昨年に続き禁止されて、寂しい静かなジルベスターを強いられた市民はパンデミー政治政策に不服も多く、クリスマスから新年かけての休日は多くの都市で接種反対などの反抗デモが頻繁に行われていました。
新年になってオミクロン患者が増え、その対策に今は第一線に立って活躍している 健康大臣の考えと方法をお知らせしてみます。
* 今週の金曜日に開かれる閣僚会議では隔離期間を短くすることを決議する、との大臣に、質問者は懐疑の意を示したようですが、答えはオミクロンは感染者の体内に止まる時間はデルタヴィールス に比べて非常に短いので危険性はない。
* コンタクトに関する政策はこれまでと同様でこれを緩めることはできない。
* オミクロンはデルタ・ヴィールスよりも危険性が薄いと言われているが、残念ながらこれを証明するデータが少なすぎるので、確信には至らない。
* 再度、コロナとの生活に戻っての質問になるが、16の州のうち、5州が学校での普通の授業を始めたが、この件についての大臣の意見は「この国の教育は州に高権があるので自分としてはそれを尊敬し、口出しをすることはできない。
ただし流行病学者としては学校でのマスク着装義務の必要性は指摘する。ヴィールス感度が低いということはマスクを使用することで被害を防ぐことが大きい」との意見を言っています。
* 2022年の接種薬の供給は、毎週10Millionen Dosen を用意したので、この数の接種が可能である。Biontech は依然として不足がちなので30歳以上の男性には Moderna を使用している。
* 「連邦議会は接種義務を決議するか」との質問への答えは「下院議員としての自分の意見は18歳以上の国民には必要だし義務とすることは正しいと思う。これは杓子定規的ではなく記録簿などを使うことなく施行されるべきだ。
* 四回目の接種が必要となる可能性は自分としては高いと思われる。オミクロン・ヴィールスは今までの結果が70−80%と成功率が完璧でないから。
* 最後に、パンデミーが2022年に終わる可能性については「成功率はヴィールスの発展状態と、我々が行なっている接種運動の結果にかかっている。接種運動が成功すれば パンデミーはエンデミー(エンデ=Ende= 終わり)となり得る」
この最後の項、パンデミーがエンデミーとなることは今は全世界の人たちの願いだと思います。
パンデミーによって制限された自由を少しでも早く取り戻すためには、自分のためと世界の人間のために接種をするべきだと思います。
いろいろな形の「自由」に気づき、そのあり方を考える時でもあるような気がします。
今年がエンデミーとなる良い年になりますように願いながら・・・
この問いに答えるのは新しい連立党SPD(社会民主党)の K.Lauterbach (ラウターバッハ)健康大臣です。彼は Duesseldorf 大学で Dr. Med を取った後アメリカに渡り Havard Uni. で Epidemiologie (流行病学)と 健康経済学を学んだ経歴を持つ学者で、パンデミーが蔓延っていらい、参考学者として新聞やTV のメデアで意見を発表してきた学者です。前期の政治では党が違っていたので、大臣の席はなかったのですが、昨年のSPDの勝利で健康大臣となったわけです。
2021年のクリスマスも人間間のコンタクトは最小限に制限され、新年に向けての最後の日の夜半を彩る花火の饗宴も一昨年に続き禁止されて、寂しい静かなジルベスターを強いられた市民はパンデミー政治政策に不服も多く、クリスマスから新年かけての休日は多くの都市で接種反対などの反抗デモが頻繁に行われていました。
新年になってオミクロン患者が増え、その対策に今は第一線に立って活躍している 健康大臣の考えと方法をお知らせしてみます。
* 今週の金曜日に開かれる閣僚会議では隔離期間を短くすることを決議する、との大臣に、質問者は懐疑の意を示したようですが、答えはオミクロンは感染者の体内に止まる時間はデルタヴィールス に比べて非常に短いので危険性はない。
* コンタクトに関する政策はこれまでと同様でこれを緩めることはできない。
* オミクロンはデルタ・ヴィールスよりも危険性が薄いと言われているが、残念ながらこれを証明するデータが少なすぎるので、確信には至らない。
* 再度、コロナとの生活に戻っての質問になるが、16の州のうち、5州が学校での普通の授業を始めたが、この件についての大臣の意見は「この国の教育は州に高権があるので自分としてはそれを尊敬し、口出しをすることはできない。
ただし流行病学者としては学校でのマスク着装義務の必要性は指摘する。ヴィールス感度が低いということはマスクを使用することで被害を防ぐことが大きい」との意見を言っています。
* 2022年の接種薬の供給は、毎週10Millionen Dosen を用意したので、この数の接種が可能である。Biontech は依然として不足がちなので30歳以上の男性には Moderna を使用している。
* 「連邦議会は接種義務を決議するか」との質問への答えは「下院議員としての自分の意見は18歳以上の国民には必要だし義務とすることは正しいと思う。これは杓子定規的ではなく記録簿などを使うことなく施行されるべきだ。
* 四回目の接種が必要となる可能性は自分としては高いと思われる。オミクロン・ヴィールスは今までの結果が70−80%と成功率が完璧でないから。
* 最後に、パンデミーが2022年に終わる可能性については「成功率はヴィールスの発展状態と、我々が行なっている接種運動の結果にかかっている。接種運動が成功すれば パンデミーはエンデミー(エンデ=Ende= 終わり)となり得る」
この最後の項、パンデミーがエンデミーとなることは今は全世界の人たちの願いだと思います。
パンデミーによって制限された自由を少しでも早く取り戻すためには、自分のためと世界の人間のために接種をするべきだと思います。
いろいろな形の「自由」に気づき、そのあり方を考える時でもあるような気がします。
今年がエンデミーとなる良い年になりますように願いながら・・・