2019年08月
2019年08月27日
【From America】「海外製ジェネリックの薬にご用心」
アメリカのウインドゲイト緑です。
皆さんは薬屋さんで処方箋を出した時に「ジェネリック」の薬を使っていますか? アメリカでも日本と同様にジェネリックを推奨しています。ところが、今回、ちょっとショックなニュースをアメリカのTVで見ました。それは、アメリカで使っているジェネリックの薬の原料が輸入である場合、その衛生面や安全性に疑問がある、ということです。
ジェネリックの薬を作っている工場の85%は海外であり、その多くは中国やインドだそうです。発がん性のある物質が入っているもの、中には原材料にロケット燃料などと書いてあるものまであり、毎日のようにそれを飲んでいたと思うとぞっとする、といっている患者もたくさんいます。血圧の薬やコレステロールの薬は毎日飲み続けている人が多くいます。その人たちはどうすれば良いのでしょうか?
TVニュースでは、それらの薬を急にやめてしまうことは健康上良くないので、慌てずに医師に相談するように、と言っていました。
日本のジェネリックの薬の原材料がどこの国から輸入しているのか? 全て国産なのか? わかりませんが、健康のために毎日飲んでいる薬ですから その品質には十分気をつけたいものですね。
皆さんは薬屋さんで処方箋を出した時に「ジェネリック」の薬を使っていますか? アメリカでも日本と同様にジェネリックを推奨しています。ところが、今回、ちょっとショックなニュースをアメリカのTVで見ました。それは、アメリカで使っているジェネリックの薬の原料が輸入である場合、その衛生面や安全性に疑問がある、ということです。
ジェネリックの薬を作っている工場の85%は海外であり、その多くは中国やインドだそうです。発がん性のある物質が入っているもの、中には原材料にロケット燃料などと書いてあるものまであり、毎日のようにそれを飲んでいたと思うとぞっとする、といっている患者もたくさんいます。血圧の薬やコレステロールの薬は毎日飲み続けている人が多くいます。その人たちはどうすれば良いのでしょうか?
TVニュースでは、それらの薬を急にやめてしまうことは健康上良くないので、慌てずに医師に相談するように、と言っていました。
日本のジェネリックの薬の原材料がどこの国から輸入しているのか? 全て国産なのか? わかりませんが、健康のために毎日飲んでいる薬ですから その品質には十分気をつけたいものですね。
2019年08月24日
ビュッケブルグ歳時記 209
金婚式
先週、古くからの知人夫妻の金婚祝賀会に招待され、この国でも最近は余り頻繁に聞かなくなった金婚式を経験する機会を持ちました。
金婚式とは、既婚夫妻が、結婚してから共に過ごした50年の月日を振り返り、万感をこめて感謝祝賀をすると同時に、これからの二人の結婚生活に改めてお互いの忠義と安定を約束するという儀式です。この儀式は、教会で神に結婚を誓うと同様に、通常、教会で行われます。
今回の友人の金婚式も荘厳なオルガン奏楽とともに牧師に引率されて老夫妻が入場、コーラス、吹奏楽団の演奏などに飾られた祝賀礼拝が行われ、前記のように、これからのお互いの不変の真義を神に誓うという形式でした。
昔は老いた花嫁はデイアデムと呼ばれる頭飾りをつけ、黄金に色付けされた花束を持ったそうですが、今回は省略されていました。
礼拝の後は近くのホテルで昼食、その後夕方の解散時まで祝賀会でした。
(前後しますが)この国の結婚は、戸籍役場で承認される法的な結婚式が必要で、この式は当事者二人と、結婚立会人の他に、両親、親族、数名の友達の同席で役所の専門事務員によって、通常市役所にある会場で行われます。
この公的式の他に、この国では日を新たにして教会での結婚式をする人が多いのです。やはり結婚のような行事は神に誓いたいという希望を持つのか、それとも白いウエデイングドレスの誘惑が強いのか、教会での結婚式を望む人が多いのです。外国映画に出て来る父親の付き添いで教会に入場する華やかな花嫁の姿などはこの時の模様です。
最近多い他宗教の市民とか、教会脱退者、または経済的な支障で教会結婚が出来ないカップルなどは、教会結婚をしませんし、既婚市民と認められるには戸籍役場結婚式だけで充分なのです。
この国では今どのように結婚制度が考えられているか、少し書いてみます。
日本でも最近は結婚数が少なくなっているようですが、この国も同様で、過去60年間に結婚数は約半分に減ったということです。現在の既婚者数は約16百万人とのことです。
離婚の数は増えていて、結婚後15年経った時が一番多いということです。原因は21%が、どちらかの不倫行為ということです。
女性からの離婚希望が52%ということは、浮気行為は男性に多いということを示しているようです。
EU圏ということや、移民が多くなっているとかなど、原因は定かではありませんが、増えているのが外国人との結婚で約1.2百万人いるということです。しかしこの形は離婚率も高いということです。やはり宗教の問題や、二人の結婚生活上の役目の理解に困難があるのが原因となることが多いということです。
20ー40歳までの市民の3分の1は、結婚は陳腐な制度だとの意見のようですが、愛し合っている二人の人間が一緒に住むための制度としては、他の制度が見付からないためか、良い制度と思う人が約半分いるということです。
結婚統計によると、2013年に結婚した組の16%はインターネットで相手を見つけたということです。
面白い統計を読みましたので、読者の皆様にも・・・
65歳以上の男性の希望は : 「髪はブロンド、ブルーアーイズ、離婚者、体形はスポーツ型、就職中、年齢10歳以下まで」
女性の希望は : 「茶色の眼、男やもめ、ノー・スモーカー、普通の体型、1ー2歳若くてもOK」
最後に、この国で祝われる結婚記念日は、10年ー木又は薔薇、25年ーシルバー、50年ーゴールド、60年ーダイヤモンド、65年ー鉄、70年ー恩恵、
75年ー王冠、80年ーオーク木、100年ー天 です。 が、この風習が実行されることが少なくなっていることは、上記の事柄を読んでいただくと納得していただけると思います。
先週、古くからの知人夫妻の金婚祝賀会に招待され、この国でも最近は余り頻繁に聞かなくなった金婚式を経験する機会を持ちました。
金婚式とは、既婚夫妻が、結婚してから共に過ごした50年の月日を振り返り、万感をこめて感謝祝賀をすると同時に、これからの二人の結婚生活に改めてお互いの忠義と安定を約束するという儀式です。この儀式は、教会で神に結婚を誓うと同様に、通常、教会で行われます。
今回の友人の金婚式も荘厳なオルガン奏楽とともに牧師に引率されて老夫妻が入場、コーラス、吹奏楽団の演奏などに飾られた祝賀礼拝が行われ、前記のように、これからのお互いの不変の真義を神に誓うという形式でした。
昔は老いた花嫁はデイアデムと呼ばれる頭飾りをつけ、黄金に色付けされた花束を持ったそうですが、今回は省略されていました。
礼拝の後は近くのホテルで昼食、その後夕方の解散時まで祝賀会でした。
(前後しますが)この国の結婚は、戸籍役場で承認される法的な結婚式が必要で、この式は当事者二人と、結婚立会人の他に、両親、親族、数名の友達の同席で役所の専門事務員によって、通常市役所にある会場で行われます。
この公的式の他に、この国では日を新たにして教会での結婚式をする人が多いのです。やはり結婚のような行事は神に誓いたいという希望を持つのか、それとも白いウエデイングドレスの誘惑が強いのか、教会での結婚式を望む人が多いのです。外国映画に出て来る父親の付き添いで教会に入場する華やかな花嫁の姿などはこの時の模様です。
最近多い他宗教の市民とか、教会脱退者、または経済的な支障で教会結婚が出来ないカップルなどは、教会結婚をしませんし、既婚市民と認められるには戸籍役場結婚式だけで充分なのです。
この国では今どのように結婚制度が考えられているか、少し書いてみます。
日本でも最近は結婚数が少なくなっているようですが、この国も同様で、過去60年間に結婚数は約半分に減ったということです。現在の既婚者数は約16百万人とのことです。
離婚の数は増えていて、結婚後15年経った時が一番多いということです。原因は21%が、どちらかの不倫行為ということです。
女性からの離婚希望が52%ということは、浮気行為は男性に多いということを示しているようです。
EU圏ということや、移民が多くなっているとかなど、原因は定かではありませんが、増えているのが外国人との結婚で約1.2百万人いるということです。しかしこの形は離婚率も高いということです。やはり宗教の問題や、二人の結婚生活上の役目の理解に困難があるのが原因となることが多いということです。
20ー40歳までの市民の3分の1は、結婚は陳腐な制度だとの意見のようですが、愛し合っている二人の人間が一緒に住むための制度としては、他の制度が見付からないためか、良い制度と思う人が約半分いるということです。
結婚統計によると、2013年に結婚した組の16%はインターネットで相手を見つけたということです。
面白い統計を読みましたので、読者の皆様にも・・・
65歳以上の男性の希望は : 「髪はブロンド、ブルーアーイズ、離婚者、体形はスポーツ型、就職中、年齢10歳以下まで」
女性の希望は : 「茶色の眼、男やもめ、ノー・スモーカー、普通の体型、1ー2歳若くてもOK」
最後に、この国で祝われる結婚記念日は、10年ー木又は薔薇、25年ーシルバー、50年ーゴールド、60年ーダイヤモンド、65年ー鉄、70年ー恩恵、
75年ー王冠、80年ーオーク木、100年ー天 です。 が、この風習が実行されることが少なくなっていることは、上記の事柄を読んでいただくと納得していただけると思います。
2019年08月22日
ブログ19-34
村上信夫といえば、1939年に帝国ホテルの見習いとなり1996年専務取締役聡料理長を退任され料理顧問になりました。
戦争にまつわる銅鍋500個を疎開させた話について。
厨房に大量にある鍋はコックの命綱の一つで、特に銅鍋は熱の伝導率が極めて高く熱が全体に満遍なく、しかも穏やかに伝わるため、美味しいフランス料理に欠かせない 武器です。
疎開作戦を命じたのは料理長、石渡さん。日露戦争を経験したかれは料理人の勘で、これはまずいことになるとかんがえた、昭和16年の初め 戦争が本格的に始まると、あか鍋は絶対に没収され、二度と返って来ない、その前になんとかしよう、鍋を守るんだと鍋の引越しを命じた。
経験がいかに大切、べんきようになりますね。
2019年08月20日
【From America】「スーパーのレジ職が無くなる」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカではどんどん合理化が進み、人の手を借りずに済む仕組みが導入されています。その中の一つがお店のレジの仕事です。今では、セルフ・チェックアウトといって消費者が自分でバーコードを機械にかざして会計をする方法があちこちのスーパーで主流になっています。
そのおかげで便利になったとは言うものの、300万ものレジの仕事がなくなりました。アメリカでは、レジの仕事は74%が女性で、特技のない人でも出来るいわゆるエントリーレベルの仕事でした。これは仕事をしたいと願う女性にとって由々しき問題だとTVでは報道しています。
エントリーレベルの仕事を経て、ゆくゆくは管理職になっていくのがどんな職場でも普通です。しかし、このエントリーレベルの職が無いと、会社に入ることさえも難しくなってしまうのです。
レジの仕事は、セルフ・チェックアウトでもまだ何人かの店員がお客様のアシストをしていますが、アマゾンGOなど全く無人で、品物を袋に入れたらそのまま店を出ても良い、という方式もあるため、レジ職というもの自体、ゆくゆくは無くなってしまう職業なのかもしれませんね。
時代の変化に伴い、色々なビジネスのやり方が変わっていくので、それについていくのは大変ですね。
アメリカではどんどん合理化が進み、人の手を借りずに済む仕組みが導入されています。その中の一つがお店のレジの仕事です。今では、セルフ・チェックアウトといって消費者が自分でバーコードを機械にかざして会計をする方法があちこちのスーパーで主流になっています。
そのおかげで便利になったとは言うものの、300万ものレジの仕事がなくなりました。アメリカでは、レジの仕事は74%が女性で、特技のない人でも出来るいわゆるエントリーレベルの仕事でした。これは仕事をしたいと願う女性にとって由々しき問題だとTVでは報道しています。
エントリーレベルの仕事を経て、ゆくゆくは管理職になっていくのがどんな職場でも普通です。しかし、このエントリーレベルの職が無いと、会社に入ることさえも難しくなってしまうのです。
レジの仕事は、セルフ・チェックアウトでもまだ何人かの店員がお客様のアシストをしていますが、アマゾンGOなど全く無人で、品物を袋に入れたらそのまま店を出ても良い、という方式もあるため、レジ職というもの自体、ゆくゆくは無くなってしまう職業なのかもしれませんね。
時代の変化に伴い、色々なビジネスのやり方が変わっていくので、それについていくのは大変ですね。