2016年10月

2016年10月04日

【From America】「トイレのドアノブに工夫」

アメリカのウインドゲイト緑です。

トイレのドアノブ皆さんはデパートやレストランのトイレを使い、手を洗った後にトイレを出る時、「今 せっかく手を洗ったばかりなのに、ドアの取っ手を触るのが嫌だなあ」と思ったことはありませんか? 殆どのトレイのドアは押して中に入り、出る時にはドアを引っ張らなければなりません。私が良く見かける光景は、洗面台で手を洗い ペーパータオルで手を拭きます。その紙はゴミ箱に捨て、更にもう一枚ペーパータオルを取り、紙を使ってドアの取っ手を引っ張って外に出るという光景です。これなら直接 洗ったばかりの清潔な手でドアの取っ手に触れる必要がありません。

先日 ラスベガスのある量販店で興味深いものがトイレのドアについていたのでご紹介します。写真のドアに付いているイラストをみれば一目瞭然ですが、せっかく洗ったばかりの清潔な手でトイレのドアの取っ手に触れる必要がないように、腕を使いましょう、というアイデアです。ドアについている大きなフックに腕を入れて、手首よりちょっと上の部分でドアを引っ張るためのものです。

使ってみましたが、ドアを引いて開けるのには何も問題がなく、スムーズに開きました。しかし、このアイデアを使っても未だ不潔感が拭えないのはどうしてでしょう? なぜ ドアの取っ手に触れたくないと人が感じるか? といえば、不特定多数の人がドアに触っているので きっとばい菌が沢山いるだろう、と感じているからです。この方法では確かに手の平にばい菌が付きませんが、こんどは腕にばい菌が、、、、、、。と感じる人もいるでしょう。やはり一番良いのは、手を洗った後に全くどこにも触らないことではないでしょうか?
それには、自動ドアにする。もしくはスペースがあるのであれば、買い物売り場やレストランなどの一般客からトイレの入り口が見えないように入り口のデザインを考え、ドアを無くすことなのかもしれませんね。

でも、この興味深いアイデアをみて「この考案者の気持ち、わかる!」と拍手を差し上げたい気持ちになりました。


aokijuku at 01:00|この記事のみを表示コメント(0)
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