2015年03月
2015年03月23日
【明日の世界273】 「美文字」
「三さんという字を書いてみてください」日本ペン習字研究会のT会長が言いました。Tさんはセーラー万年筆が意匠登録している「美文字」を上手に普及させている方です。テレビでも最近可愛い女性が師範として美文字ブームに一役買ってさすがTさんといえども初老はこの動きにはかないません。さて三の字ですが最初の一はやや上向きに買います。二番目の一はまっすぐ、三番目の一は山なりに書くと見栄えがよくなるとのことでした。
言われた中でいくつか紹介しましょう。
効率の良い練習の進め方
1 ガイドを読んで目的をはっきりさせる
2 手本はこまかく、しっかり観察しよう
3 練習は、なるべく大きく書こう
4 欲張らないで、少しずつ
5 とにかく手本そっくりに書こう
6 書いたあと、自分でチェックしよう
誰でもその気になればうまくなれます。90歳で始めて96歳で師範になられて103歳の今も教えているスーパーおばあさんもいるそうです。
バランス等いろいろ考えて書くので脳の活性化に極めて効果的であることが実証されています。
皆さんは美文字系ですか?
言われた中でいくつか紹介しましょう。
効率の良い練習の進め方
1 ガイドを読んで目的をはっきりさせる
2 手本はこまかく、しっかり観察しよう
3 練習は、なるべく大きく書こう
4 欲張らないで、少しずつ
5 とにかく手本そっくりに書こう
6 書いたあと、自分でチェックしよう
誰でもその気になればうまくなれます。90歳で始めて96歳で師範になられて103歳の今も教えているスーパーおばあさんもいるそうです。
バランス等いろいろ考えて書くので脳の活性化に極めて効果的であることが実証されています。
皆さんは美文字系ですか?
2015年03月19日
【見たり聞いたり221】 マレーシア・カンボジア旅行記その10
「Jay ・ WALker] 信号無視の人
旅行記も最後になりました。アンコールワットに初めて行った正確には最初に壁に落書きをした日本人は1635年森本右近太夫一房です。当時どうやって日本から来たのでしょうか。かすかに残る落書きから400年前の交通手段を考えてしまいます。
さて普段当たり前に思っている信号のある道路がアンコールワットでは数か所しかありません。たとえて言うなら銀座4丁目と日比谷交差点に信号があってあとは歩行者が勝手に横断します。まちのタクシーツクツクに乗っていても危なくてひやひやです。信号があってもなくても歩行者の自己責任で道を渡ります。信号無視はマレーシアでも同じでここでも文化の違いを感じました。
最後にアンコールワットのところどころにたぶん傷痍軍人が3,4人固まってお国の楽器でメロディーを奏でていました内戦の犠牲者たちです。誠に平和のありがたさを感じました。
旅行記も最後になりました。アンコールワットに初めて行った正確には最初に壁に落書きをした日本人は1635年森本右近太夫一房です。当時どうやって日本から来たのでしょうか。かすかに残る落書きから400年前の交通手段を考えてしまいます。
さて普段当たり前に思っている信号のある道路がアンコールワットでは数か所しかありません。たとえて言うなら銀座4丁目と日比谷交差点に信号があってあとは歩行者が勝手に横断します。まちのタクシーツクツクに乗っていても危なくてひやひやです。信号があってもなくても歩行者の自己責任で道を渡ります。信号無視はマレーシアでも同じでここでも文化の違いを感じました。
最後にアンコールワットのところどころにたぶん傷痍軍人が3,4人固まってお国の楽器でメロディーを奏でていました内戦の犠牲者たちです。誠に平和のありがたさを感じました。
2015年03月17日
【From America】「予防接種を受けるかどうかの自由」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカではこの冬に流行するインフルエンザの型を予測し間違ってしまったために予防接種があまり効かない、ということが起きました。それと同時にこの冬には子供たちの間で麻疹(風疹)が大流行。これには皆驚いてしまいました。昔に予防接種を受けた大人達ももう一度予防接種を受けたほうが良い年齢の人もいるようで、アメリカ全土がこの麻疹(風疹)の広がりに大いに関心を持つようになりました。
そこで話題になったのが「予防接種を受けるかどうかの自由」についてです。麻疹は基本的に子供がかかる病気ですが、その伝染力はとても強く幼稚園、小学校、小児科のクリニック、デイズにーランドを代表する遊園地など子供が集まる場所ではどこにでも危険性が潜んでいます。生後日数が浅くて予防接種が受けられない子供、生まれつきの病気をもっていて予防接種が受けられない子供を除いて、全ての子供に予防接種を義務化することが麻疹の広がりを食い止める最善の方法とは分かっていても、宗教的な理由や考え方の違いで予防接種を受けたくない人に強制することが出来ないのです。それがネックになり予防接種をなかなか義務化することが出来ないことにアメリカ政府は頭を痛めています。
個人の自由を尊重するアメリカでは予防接種を受けない自由を認めなければならない。一方、公共衛生の観点から予防接種を受けない子供は学校に来てはいけない、と予防接種の義務化を打ち出したいが、そうなれば教育を受ける自由を奪うことになる。というわけで、困り果てているのです。
世界が狭くなり国をまたがって人が移動することが多くなってきた現代生活では、自国の中だけで「、、、病はもう無くなった」と思っていても、いつ外国から新たな病原菌が入ってこないとも限りません。次々と登場してくる新しい病気と闘うためにも、昔からある予防接種で食い止めることが出来る病気はなんとか食い止めたいですね。
アメリカではこの冬に流行するインフルエンザの型を予測し間違ってしまったために予防接種があまり効かない、ということが起きました。それと同時にこの冬には子供たちの間で麻疹(風疹)が大流行。これには皆驚いてしまいました。昔に予防接種を受けた大人達ももう一度予防接種を受けたほうが良い年齢の人もいるようで、アメリカ全土がこの麻疹(風疹)の広がりに大いに関心を持つようになりました。
そこで話題になったのが「予防接種を受けるかどうかの自由」についてです。麻疹は基本的に子供がかかる病気ですが、その伝染力はとても強く幼稚園、小学校、小児科のクリニック、デイズにーランドを代表する遊園地など子供が集まる場所ではどこにでも危険性が潜んでいます。生後日数が浅くて予防接種が受けられない子供、生まれつきの病気をもっていて予防接種が受けられない子供を除いて、全ての子供に予防接種を義務化することが麻疹の広がりを食い止める最善の方法とは分かっていても、宗教的な理由や考え方の違いで予防接種を受けたくない人に強制することが出来ないのです。それがネックになり予防接種をなかなか義務化することが出来ないことにアメリカ政府は頭を痛めています。
個人の自由を尊重するアメリカでは予防接種を受けない自由を認めなければならない。一方、公共衛生の観点から予防接種を受けない子供は学校に来てはいけない、と予防接種の義務化を打ち出したいが、そうなれば教育を受ける自由を奪うことになる。というわけで、困り果てているのです。
世界が狭くなり国をまたがって人が移動することが多くなってきた現代生活では、自国の中だけで「、、、病はもう無くなった」と思っていても、いつ外国から新たな病原菌が入ってこないとも限りません。次々と登場してくる新しい病気と闘うためにも、昔からある予防接種で食い止めることが出来る病気はなんとか食い止めたいですね。