2015年01月

2015年01月30日

ホストファミリーで得たもの

真穂としみok月曜日にホストファミリーが終了しました

9日間という短い期間でしたが、毎日バタバタと過ぎていきました

今回、アメリカ人だったので、毎日英語を使わなければいけなく、自分の英語力のなさが露見し、改めて英語を勉強しようと奮起しました

ただ、驚いたのは、夫のヒアリング力が上がったこと

以前は私より聞き取れなかったのが、今回のことでだいぶ耳がなれたようです

そして、ゲストとも仲良くなれてとてもいい経験をさせてもらいました

元々は息子に英語の環境を作りたく、受け入れたのですが、気づけば私たち夫婦の英語の勉強になっていました

toshimi_maho at 03:00|この記事のみを表示コメント(0)

2015年01月29日

【見たり聞いたり214】 「退路を断つ」

ローソンのS社長が華麗なるとらばーゆでサントリーの社長になりました。ご承知のようにローソンは元ダイエーが親会社でした。そのまま行ったら親会社ともども消滅会社になっていたかもしれません。三菱商事が買い取って再生して今やセブン・イレブンに次ぐコンビニに成長しています。その実績を買ってサントリーがスカウトした佐治前社長がスカウトしたかと思われます。たまたま商事でS社長をよく知っているOBから聞きました。彼は商事時代に子会社で流通の仕事をして見事な実績を挙げていました。その成績をかわれてローソンの社長に抜擢されたのですがその時彼は出向で行ったのではなくて三菱商事を退社して移籍しました。そこは大したものとOBはいわれました。もう一つ彼が言いました。Sさんは私生活では4回離婚しています。今やバツイチ、バツニは当たり前の時代ですが、4回目の相手は九州の教育産業では大変有名なグループ会社のお嬢様でした。逆玉の輿を振り切って移籍したことは彼なりに退路を断って決断したことで立派なものであるとOBは言われました。時代が変わったよい例かもしれません。


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2015年01月27日

【From America】「犬のグルーミング」

012702アメリカのウインドゲイト緑です。

日本で昨年の秋、大量の小型犬が捨てられていた、というニュースが大勢の人の心を痛めました。「犬は人間にとって最愛の友」とも言われる位、犬が居ることで心が癒される。犬がいることで散歩に連れて行かなければいけないから健康になる。犬が居ることで面倒を見なくてはいけない、という責任感から人生に張りが出る。などなど 犬をペットとして飼うことの利点が多く報道されています。それにも関わらず、あのような悲しいニュースが聞こえてきたことは実に残念で仕方がありません。

012703アメリカのロサンジェルスでは、飼い主が何かの理由で飼えなくなってしまった犬を殺処分しないで、何とか次の飼い主を探そうという運動が盛んです。病気を持った犬、年老いた犬は人気がなくてなかなか貰い手が見つかりません。そこで考えたのが犬の大変身対策です。毛が伸び放題、汚い外見の犬はなかなか貰い手が見つからないので、お風呂に入れて散髪をして可愛い犬に変身させました。すると アッという間に貰い手が見つかったのです。

宇都宮近辺で見つかった何十頭もの小型犬たちも こんなちょっとしたアイデアで貰い手が見つかったのではないか? と思うとかわいそうです。

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2015年01月26日

【明日の世界265】 「知的生活習慣」ちくま新書 外山滋比古著を読む

95歳になる元お茶の水女子大学の外山先生の講演を数年前に聴いて以来フアンになりました。ずばずば言うのと講演中立って話すのでそれだけでも大したものと感心しました。先生によるその昔は論文等は皆どこからか引用したものが大半で、いま一流の教授と思われている人々も学生時代の論文はそこを突かれたらみな何も言えなくなるとのことです。そう考えると小保方事件も納得がいくように感じますから不思議なものです。本からの紹介ですが海外の雑学クラブに学ぶとあってダーウインの祖父が作ったルーナー・ソサイティーは目覚ましいクラブであってダーウインを中心に毎月満月の夜に10名ぐらい集まったので月光会といわれました。互いに専門が違っているのが大事な点で、同じ仕事、専門のものがいなかったことがポイントで同じ畑の人話がいると話が細かくなって差しさわりを恐れてて遠慮がちになるとのことです。そのグループから酸素を発見、ジェームスワットは蒸気機関の改良に成功、ガス灯の開発者もメンバーであったとのことです。青木塾を見るに青木塾長のもとに多士済々の人々が集まり、ルーナー・ソサイティーとまでいかなくても何か似たような動きがあるような感じがしてきたと感じるのは筆者だけでしょうか。


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2015年01月24日

ビュッケブルグ歳時記 101

日本で迎えた新年で嬉しかったこと


 遅ればせながら、皆様、新年、お目出度うございます。
 

 2015年の新年を日本で迎えたのですが、いろいろな良いこと、楽しいことがあった中で最も嬉しかったことをお伝えします。
 一人の小学5年生の少女と話す機会があったのですが、学校の授業で彼女の好きな学科を質したところ、「学活」という返事が返ってきました。私には耳新しい「学活」と呼ばれるこの時間とは、あるテーマについて皆が意見を出しあう時間で、週に1時間行われる授業ということを知りました。彼女の説明から、先週のこの時間では、「チームワークについて」がテーマとして出され、チームワークはどのようなものか、どのようなことに使われ、どんな時に重要な役目を果たすかなどの講義が先生からあり、その先をクラスの皆が考えて話し合ったということを知ったのです。学校でのチームワークから、ボランテイア活動の介護仕事でのチームワークの効用まで話しが伸びたということです。 


 長い間、このような授業時間こそ、日本の学校教育に加えて欲しいと思っていたので、現実に実施されていることを知って、とても嬉しくなったのです。
 「総合学習」が言い出され、直ぐ取りやめになった折りにも、これを「話すことを学ぶ時間」にすればいいのにと残念だったのを思い出します。しかし、今はクラスの皆が意見を言い合うという授業が行われ出した、少なくとも横浜の或る学校では行われている、と知り、「言葉」で物事を運ぶ現代の文明社会に添う学校教育になったと心底嬉しかったのです。普通の人が身につけている知識のほとんどは、学校で学んだことだと云ってよいと思います。それほど学校教育には大きな重量があると思います。そのような場で言論を学ばないのは大きな損失ではないでしょうか。言論は近頃云われているグロバールな人材に欠けてはならないことだと思うのです。


 話した少女は、「黙って聞いていればいいから、学活の時間が好き」なのだそうですが、やがて「意見が云えて、聞いてくれる人達が居るから好きな授業時間」と思うようになるだろうと、この授業の行く末に期待します。
 

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