2013年09月

2013年09月17日

【From America】「脳卒中にはFAST」

Stroke01アメリカのウインドゲイト緑です。

日本では生活習慣病とか成人病とか様々な名前が付いていますが、最近はこの種類の病気にかかる人の年齢が下がって来ているようです。若いから大丈夫、という言葉は通用しなくなって来ましたね。

アメリカでも同様に、若い年齢の人でも脳卒中にかかる件数が年々増えてきています。調査の結果では、20歳から54歳(シニアと呼べない人たち)の脳卒中にかかる率は1993年から1994年には8人に1人だったのに、2005年には5人に1人、と増えています。

Stroke03そこで、こんな時にはすぐに救急車を呼びましょう、というスローガンで「FAST」という言葉を広めています。
F: Face 顔がゆがむ
A: Arm 腕を真っ直ぐに上げていることができない
S: Speech ろれつが回らない
T: Time 救急車を呼ぶ時です。
上記の3つのようなことがあれば、すぐに救急車を呼ぶために911番に電話してください、というメッセージ。その頭文字をとって「FAST」という訳です。

私達もいつどこでこの様な状態になってしまうか? それは誰にも分からないことです。このサインを見逃さず、早く手当てをしてもらうには、日ごろから基本的な知識だけは持ち合わせていたいものですね。そして、その時には敏速に「FAST」に対応してくださいね。

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2013年09月16日

【明日の世界194】 算盤その3

8月に再選された横浜林市長が放課後キッズクラブ子育て支援を充実させるといっています。
青葉区の榎が丘キッズで算盤を始めて1年と5ヶ月経つのですが約70名の子供達が週一回レッスンを受けています。目的は算盤上達もありますがやってみると算盤を通じて子供達の情操教育、しつけに大変役立っていることが分かってきました。算盤上達のみなら算盤塾に通えばいいのですが一クラス20名のクラスはキッズクラブのスタッフや算盤を教える先生、そしてトモエ算盤の見事なコラボレイションがあって初めて可能になっていると思います。
算盤を教える先生も単に算盤を教えるだけでありません。その点M先生は算盤もできて子供を上手に乗せるところ大したものです。キッズクラブの算盤講師育成講座は間違いなくビジネスになると思っております。
お母さん方はパートで5〜10万円稼げれば理想的です、スーパーのレジではノーサンキュウだが昔習った算盤がバイトに役立てばこんないいことはないと思っているようです。現に試しに講習会を開いたところ3名が参加したそうです。これをいかに組織かするか大変面白いビジネスが潜在すると確信するしだいです。


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2013年09月14日

ビュッケブルグ歳時記 68

あるテレビ番組ーー選挙アレナ(舞台)

 9月22日は連邦議会の選挙日なので、いろいろな選挙キャンペーンが行われているのはご想像いただけると思います。アメリカの影響を受けて,ドイツでも行われるようになった、9月1日放映のメルケル現首相と、挑戦者、社会民主党のシュタインブリュック氏のテレビ対決は日本に克明に報道されていると思います。

 今日は、9日と11日の選挙アレナと題された、75分間のテレビ番組についてお伝えします。これは市民と、2人の首相候補者との出会いの場です。9日の舞台は、大きな円形の舞台にメルケル首相と司会者が立ち、それを取り巻いて、選ばれた150人の市民が登場人物です。この老若男女、富貧、学識有無を問わず混成された市民は、それぞれが首相に聞きたい質問を持って参加しているのです。始まった質問は、さまざま部門に渡っていました。その中の幾つかをご紹介します。
 1.ある車製造会社の下請け工場の経営者は、会社自体が「貸し会社」で、不安定状況が10年間続いているのだがと訴え出ました。今回は会社が対象ですが、普通は「貸し社員」が対象です。保証も無く、給料も、取り扱いも正規雇用社員に劣る短期間雇用の労働者のことです。インターネット販売で有名なアマゾン社が、暴利をむさぼって、悪名を馳せたので、批判の的になった雇用法です。「短期間が規則なのに、あなたの云う10年継続の例はどぎつい。視察して、対策を打つことを約束する」が、首相の返事です。
 2. 「同性間の結婚は認めても、養子縁組を認めないことは、人種、階級による差別待遇で、ドイツの基本法に反するのではないか。あなた個人の意見も聞きたい」という質問には、ためらいがちに、「党としても、個人としても、子どもの成長環境に与える影響を考えると、養子縁組は今の所、許可出来ない」と、首相は答えていました。

 2日後は挑戦者,シュタインブリュック氏が返答者です。氏は一時期、ある州の経済大臣だったので、税金や金銭の絡む質問が多かったように思えます。首相になった暁のモットーは、教育改革、負債縮小、道路整備、地方自治体強化、の4項目です。このための必要費用は、主として増税(高級所得者の税金を5%引き上げるも含めて)で得る。
 教育改革について、一人の教師が、州高権(それぞれの州に取り仕切る権利がある)を止めて、中央権にした方が、節約にもなるし、利点が多いのではとの意見を云ったのですが、節約にはならないという答えでした。彼の改革案は、落ちこぼれた子ドもたちを見捨てない制度を強化することで、今実施されている、デュアル制度を更に強化するなどでした。
 ユーロ確保は、節約だけでは充分ではなく、銀行改革やマーシャルプランが必要だと強調していました。ギリシャ援助については、「必要である。大戦後、ドイツが受けた外国からの援助を忘れてはいけない」という警告があり、大きな拍手がありました。
  
 この番組からは、とても大きなことを学んだという気がするのです。かって読んだ日本の新聞記事の一文、「言葉でするドイツの政治」がここにあるように思えます。そして、市民と政治の近さや、市民の政治へのかかわり合い意識の強さには感心します。言葉ーー話すことの大切さも、また改めて思い知らされたことです。良い民主政治には、集まった多くの案を議論して、最良の案を選ぶことが必要だと思うからです。
 党の政案の良否は別にして、首相候補者と市民がわかりやすく、オープンに話す番組を観た後は、政治が身近になった感じがしました。

aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(1)

2013年09月13日

ブロッコリー

真穂としみok先月、ジャガイモが初めてたくさん収穫できた話をしましたが、次は何にしようか考えた末、ブロッコリーに決めました

早くも夫が種まきをしてくれたおかげで、
1








今、芽が出てきています
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ブロッコリーは、初めての経験なので、上手くできるかどうか…

数ヶ月後が楽しみです

toshimi_maho at 09:41|この記事のみを表示コメント(0)

2013年09月12日

【見たり聞いたり141】 「Uー18女子硬式野球大会」

8月25日に神宮球場で上記決勝が行われ蒲田女子高校が2対1で負けたと翌日のNHkが朝の地域ニュースでちらりと報道しておりました。
朝刊の朝日、日経にもどこにも記載されていませんでした。マイナースポーツの悲哀でしょうか新聞にも報道されません。
全国28チームが参加したいわば女子の高校甲子園野球といえましょう。
9年前にドイツに中高学校の先生方と教育制度の見学に行った時のリーダーが当時大森6中学のK校長先生でその後定年になって蒲田女子高等学校にスカウトされました。K先生から女子野球のこと聞いておりましたのでこのニュースにも関心を持ちました。4,5年前に聞いた時は参加チームは確か8校と聞いていましたが今や28チーム参加まで成長したようです。
私立高校の生き残りの為に各校それぞれ工夫してきています。簡単に言えば偏差値を上げる方法とその他になります。蒲田女子高校はどちらかといえば後者でしょう。授業も専門性にきめ細かく分けていて卒業後すぐ戦力になるよう、介護、栄養、デザイン、等等あるようです。スポーツも希少価値のある、つまり一般化してないものに特化しています。女子野球にも全国から入学したいと希望者が来るのですが、ただ野球がうまいだけの人は推薦にも入らないです。学業もしっかりしてないとだめとK先生は言っていました。
いかに特色を出すか学校も個人も今求められているのでしょう。


aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(0)
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