2012年10月

2012年10月19日

新米

真穂としみok父の実家が農家の方に土地を貸していて、そのお米が取れたということで送ってきてくれました

わたしもそれをちょっとおすそ分けしていただくことに
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玄米なので精米していただきましたが、ふっくらしていて甘みがありとっても美味
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そういえばあるサイトに、「むかしのお米の消費量は年間一人あたり150キロくらい。現代人は、統計では年間およそ60kg(一俵)を食べているそうです」とありました

今は食生活が一変し、朝食はパン、お昼はパスタという方も多いですよね
また、最近は朝ご飯を食べないという人も増えてきています

こんなにおいしいお米が食べられるのは日本だからこそ(と私は思っているのですが・・)

お米のおいしいこの季節、改めてご飯のおいしさを実感したものですね


toshimi_maho at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)

2012年10月18日

【見たり聞いたり94】 「ノーベル賞」

山中教授にノーベル賞が与えられてマスコミの話題をさらっています。ノーベル賞と言うとアメリカで親しくして頂いた山元博士が思い出されます。UCLAのOBで候補になると大学でも授賞できるように運動してくれて、その結果三分の一が授賞までたどりつくと聞きました。残念ながら博士は亡くなってしまいましたが候補になったと言われたときの笑顔が忘れられません。
さて、山中教授のインタビューを見ても人柄の良さがにじみ出て好印象を与えてます。
外科医の時手術が不器用で邪魔中と言われたとかいろいろ苦労しているようです。お金のない時いかに関心を持ってもらうかでiPSと人工多能性幹細胞をネーミングしました。難しい専門用語を一般に分かってもらうようにとアップル社の携帯音楽プレイヤー「iPOD]にちなんで名前をつけるところ、なかなか工夫しています。専門家はよく自分だけ分かる言葉を使いますがいかに一般に分かるようにするか、さすがアメリカで生き抜いてきただけに見事と感心します。


aokijuku at 00:05|この記事のみを表示コメント(0)

2012年10月17日

クレーマー

昨日、みなさんご存知の最近急成長の和定食チェーン店で食事をしていた時の光景です。
隣のテーブルの人のほうが、同じ定食が早く運ばれたということにクレームをつけている客がいました。
自分のほうが5分は早く頼んでいるのに、隣の客のほうが早くサーブされ、店員にクレームをつけると今すぐお持ちしますと言って、確かに何十秒後には来たようだ。

しかし、その客はどうしても納得がいかないらしく、店長を呼べと怒鳴り散らしている。
以前にも同様のことがあったと、ものすごい剣幕で大声を上げて怒鳴っている。
店長らしき人が出てきて謝っているようだが、当のアルバイトさんは少し開き直っているようにも見え、それがまた客の癇に障っているらしい。

「俺はこのバイトのせいで、非常に不愉快な思いをした。客に不愉快な思いをさせてただすいませんで済むのか?」
おっとどうやら馬脚をあらわしたようで、金銭を要求し始めたようだ。

すると、その客の近くで食事をしていた30代くらいの青年がその客にこういった。
「私はあなたの非常識な罵声のせいで、食事の時間というのに非常に不愉快な思いをした。私はあなたに慰謝料を請求します。」するとその客は、「馬鹿を言え!この店がこんなことをするから俺は注意しているんだ。慰謝料ならこの店からもらえ!」と。

「それはあなたとお店の問題で、私はあなたの騒音で迷惑を受けた。あなたとお店がどのように解決しようと知ったことではない。ただあなたは私に迷惑をかけた。」
静かな声で、淡々とその青年は話している。

興味本位でもっと聞いていたかったが、時間がなく私はその店を出た。

あのあと、どのように決着したのだろう?




aokijuku at 21:11|この記事のみを表示コメント(0)

2012年10月16日

【From America】「洪水用の水路」

Rain_gutte01アメリカのウインドゲイト緑です。
日本では秋の台風シーズンでしょう。今年は台風のシーズンを待たずして、九州地方では大雨の被害が沢山でました。水は本当に恐ろしいものです。大きな家が押し流されたり、山が崩れてきたり、想像もしないほどの力でなにもかも壊してしまいます。

私の住んでいるラスベガスは、「砂漠」と呼ばれている地域ですから本当に雨は少なく、一年365日のうちで300日くらいは晴れ。天気予報のニュースを見ても晴れ、晴れ、晴れ。毎日晴ればかりです。ところが一旦雨が降ると、それはもうバケツをひっくり返したという表現がピッタリなほどの大雨が降ります。更に、地盤が岩で出来ているために雨水がしみこんでいかないので、すぐに洪水になります。

そこで、この地方には「洪水用の水路」がところどころに用意されています。一見、住宅街にあるこのスペースは「もったいない」と思うこともあります。しかし一年のうちでたった一度か二度しか使わないかもしれない水路ですが、これが沢山の家を救い、人の命を救ってくれる大切なものなのです。最近の日本の天気予報では「今までに経験したことのないような大雨」などという表現を使うようになりました。ということは、想定外の事態が起こるという意味です。

過去の洪水の経験から考案されたこのラスベガスの洪水用の水路、日本でも今までの想定を改め、想定外のことを予想して準備することも必要なのかもしれません。ラスベガスの無駄とも思える市中の水路のスペースから、何かヒントが得られれば良いと思います。

aokijuku at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)

2012年10月15日

【明日の世界146】 「手妻巡業」その2

「備前焼・榊原清人」
手品師は手品だけやっていればよいわけではありません。藤山新太郎一座は小学校の公演が終わった後岡山県備前市伊部の1000年の歴史ある備前焼の巨匠榊原清人をたずねました。藤山師匠の人脈は驚くほど広くその全てが芸の深みを増しているようです。
天人窯榊原清人は平成23年秋の叙勲で瑞宝単光章を授賞しております、人間国宝候補の一人でもあります。
もし人間国宝にでもなれば作品は一挙に値上がりする?そのような思惑もあって個人的に夫婦茶碗を求めました。凡人の考えはいつもこのレベルです。
榊原さんのお話をご紹介させてください。
窯の温度は1280度になるので一旦火を入れると中の様子を見ることは出来ませんでした。もし窯の中を見ることが出来れば作品の出来が大幅にアップします。そこで彼は考えました、NASAの宇宙船が帰還するとき空気の摩擦で高温になりますが耐火ガラスが使われているはずだからそのガラスを使えば窯の中が見ることが出来ると考えて早速NASAに問い合わせしたところ。テレビの24インチぐらいのガラスでも軽く1億円以上とのこと、そこでさらに調べると日本の旭硝子が同様な性能を持つガラスを作っていることが分かり、それは無理すればかえる値段でもあり今の窯にすえつけているとのぞき窓を見せてくれました。さらに工夫は続きます。出来たら窯の中の製品近くの温度を正確にわからないか、もし分かれば製品質や完成度もはるかに高まろうとなりました。そこで耐火性のファイバースコープを使えないかと研究してファイバースコープの中に水を通すと可能であることがわかって云々とその研究心は門外漢にも伝わってきました。伝統に最新科学を導入して芸術作品が生まれていくことを知りました。


aokijuku at 13:57|この記事のみを表示コメント(0)
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