2012年06月
2012年06月19日
【From America】「ジューン・ブライド」その2

日本でも有名なアメリカの結婚式のしきたりとして、花嫁が持っているブーケをもらった女性が次に結婚する、というものがありますね。TVドラマや映画では、出席している独身女性が集まっているところに花嫁がブーケを投げると、先を争ってブーケを取ろうとするシーンがあると思います。この「儀式」ともいえる光景は必ずといっても良いほど結婚式にはつきものです。
ところが、花嫁のブーケほど有名ではありませんが、この「男性版」ともいえる儀式があります。それが、ガーター・ベルトです。今はパンテイー・ストッキングがありますから、昔のようにストッキングをつるすという実用の意味でガーター・ベルトを使う人は少なくなっているようですが、「古いしきたりの名残」として形だけが残っているガーター・ベルトです。必要がなくても花嫁はドレスの下にガーター・ベルトをして式に臨みます。式の後の披露宴で、結婚したばかりの花婿は花嫁の脚からガーター・ベルトを抜き取り、出席している独身男性が集まっているところに投げます。これを受け取った男性が次に結婚すると言われているのです。正に花嫁のブーケの男性版が、このガーター・ベルトなのです。
どの結婚式でもこのブーケとガーター・ベルトの二つの儀式を必ず行うというものではなく、時には婚約している親友に「次ぎはアナタね。幸せになって」とブーケを後でそっと渡す場合や、ガーター・ベルトのシーンはカットするという場合もあります。しかし、今も残る伝統的なアメリカの結婚披露宴の一場面であることは間違いありません。こんなアメリカの習慣を知っていてアメリカ映画を観ると、またひとつ面白さが増すのではないでしょうか。
2012年06月18日
【明日の世界】No.129「コミニュケイション力」2
バレーボール・ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選男子はイラン戦もストレート負けで4位となってオリンピックにいけなくなりました。解説者がレシーブに失敗した時すぐ仲間が近寄って声をかけることが大切でコミニケイションの第一歩であると盛んに言っていました、
サッカーの三浦知良が45歳になってJーリーグで最年長者ゴールをきめたと話題になっていましたが彼がコミュニケイションについて述べています。20歳のころは遠慮で自分を出せなかったのをおもいだす。今はどこへ行こうと、変らぬ自分を出せる。中学校で英語の試験が2点だった僕が海外選手らと友好的に語らっている。どんな話題を振ればいいか、食事会でどう振舞えばよいのかコミュニケイションのやり方を経験で身に付けているいる。言葉を沢山知るだけでは足りない。語学落第生がコミュニケイションの得意な人間になっているわけだから。一緒に戦った後はコミュニケイションもより深いものになる。イベントで顔を合わせるだけならばこうはならないと。
青木塾は多士済々の人々が参加しますのでコミニュケイション力も間違いなくつくようです。
サッカーの三浦知良が45歳になってJーリーグで最年長者ゴールをきめたと話題になっていましたが彼がコミュニケイションについて述べています。20歳のころは遠慮で自分を出せなかったのをおもいだす。今はどこへ行こうと、変らぬ自分を出せる。中学校で英語の試験が2点だった僕が海外選手らと友好的に語らっている。どんな話題を振ればいいか、食事会でどう振舞えばよいのかコミュニケイションのやり方を経験で身に付けているいる。言葉を沢山知るだけでは足りない。語学落第生がコミュニケイションの得意な人間になっているわけだから。一緒に戦った後はコミュニケイションもより深いものになる。イベントで顔を合わせるだけならばこうはならないと。
青木塾は多士済々の人々が参加しますのでコミニュケイション力も間違いなくつくようです。
2012年06月16日
ビュッケブルグ歳時記 38
ゆとり教育万感 2
また教育問題に戻ります。
日本でゆとり教育が言い出され、「総合学習」が実施される当時の新聞社説に「これは子どもの興味や関心を生かした体験学習に取り組むもので、教科書は使わない。創意に委ねられているだけに、未だ具体像は描きにくい」とありました。新聞がこのように書くのを読んで、文部省がどの程度の指導要綱をもって、新しい学習形式を始めようとしているのか疑問を持ったことを思い出します。具体的な指導要綱が教師に知らされていれば、新聞もそれを報道出来るはずだと思ったからです。
前に書きましたが、ドイツで行われている「プロジェクト授業」
の主旨は、この新聞の社説と同じです。即ち、「総合学習」と「プロジェクト授業」は同じものと云ってよいと思います。それで日本がドイツのこの授業法を取り入れようとしているとわかったのです。
そこでドイツがこの授業法を取り入れるようになった過程をみてみたいと思います。
ドイツでも長い間、教師が授業をして生徒が学ぶという「向き合い形授業」が行われてきたのですが、この形での不備が批判され始めた1970年頃、教育大学で新しい授業法の探索が始められました。これがプロジェクト授業形式で、この端はアメリカのPragmatismus(実用主義哲学)ーー重要なのは人間と人間のすること(行為)ーーにあり、生徒を、教えられるばかりの立場から、教える立場に立たせて、学ぶ積極性を促す方法が研究されたのです。それが10年後の1980年に行われた教育改革で一般の学校で行われるようになったのです。
大学で、新しい授業型として研究されたものなので、目的や指導要領もきちんとあげられています。定義に始まり、この授業型の特色、進ませ方まで詳しく説明があります。全部を書くことは出来ませんが、重要と思われることをご紹介しておきます。
「この授業法では、教師と生徒の関係が昔の型と反対になり、両側に新しい課題が与えられることになる。生徒は今までのパッシブな教えられる立場から、アクテイブな指導者の役をすることになる。この役には、全体を統率するための共同作業法とかコミュニケーション、自己主張法などが必要になり、教師役をすることによって生徒はこれらの能力を発見し、経験し、育成することになる」
判って下さったと思いますが、ドイツの新型授業法は,日本の総合学習と違って基礎がしっかりしているのです。このような点で、日本とは大きく差があると思います。
次回は,私が実際に見学したプロジェクト授業をお知らせしたいと思います。
また教育問題に戻ります。
日本でゆとり教育が言い出され、「総合学習」が実施される当時の新聞社説に「これは子どもの興味や関心を生かした体験学習に取り組むもので、教科書は使わない。創意に委ねられているだけに、未だ具体像は描きにくい」とありました。新聞がこのように書くのを読んで、文部省がどの程度の指導要綱をもって、新しい学習形式を始めようとしているのか疑問を持ったことを思い出します。具体的な指導要綱が教師に知らされていれば、新聞もそれを報道出来るはずだと思ったからです。
前に書きましたが、ドイツで行われている「プロジェクト授業」
の主旨は、この新聞の社説と同じです。即ち、「総合学習」と「プロジェクト授業」は同じものと云ってよいと思います。それで日本がドイツのこの授業法を取り入れようとしているとわかったのです。
そこでドイツがこの授業法を取り入れるようになった過程をみてみたいと思います。
ドイツでも長い間、教師が授業をして生徒が学ぶという「向き合い形授業」が行われてきたのですが、この形での不備が批判され始めた1970年頃、教育大学で新しい授業法の探索が始められました。これがプロジェクト授業形式で、この端はアメリカのPragmatismus(実用主義哲学)ーー重要なのは人間と人間のすること(行為)ーーにあり、生徒を、教えられるばかりの立場から、教える立場に立たせて、学ぶ積極性を促す方法が研究されたのです。それが10年後の1980年に行われた教育改革で一般の学校で行われるようになったのです。
大学で、新しい授業型として研究されたものなので、目的や指導要領もきちんとあげられています。定義に始まり、この授業型の特色、進ませ方まで詳しく説明があります。全部を書くことは出来ませんが、重要と思われることをご紹介しておきます。
「この授業法では、教師と生徒の関係が昔の型と反対になり、両側に新しい課題が与えられることになる。生徒は今までのパッシブな教えられる立場から、アクテイブな指導者の役をすることになる。この役には、全体を統率するための共同作業法とかコミュニケーション、自己主張法などが必要になり、教師役をすることによって生徒はこれらの能力を発見し、経験し、育成することになる」
判って下さったと思いますが、ドイツの新型授業法は,日本の総合学習と違って基礎がしっかりしているのです。このような点で、日本とは大きく差があると思います。
次回は,私が実際に見学したプロジェクト授業をお知らせしたいと思います。
2012年06月15日
家族旅行(箱根編)


ゆったり、のんびり旅です

一日目は、ランチビュッフェをしに富士屋ホテル「姫沙羅」へ




和・洋・中いろいろな料理があり、品数豊富でおいしかったですよ

最近、悩み?というか心配なのが、息子の食欲。友達と話していて、
「うちの子全然食べなくて〜」という話は聞きますが、
我が家の場合は、「うちの子食べすぎで大丈夫かな〜」なんです

この日も家からごはん一杯分のミニおにぎりと野菜の煮物とサツマイモ団子を持って行ったのですが、ぺろりとたいらげ、ビュッフェのおかずに手を伸ばし、「うー、うー(ちょうだいちょうだい)」と叫ぶので、茶わん蒸し一つとパンプキンを1杯あげましたが、まだ「うー、うー」と叫びます

おなかを触ってみるとパンパンになっているので、夫に抱っこしてもらい、料理から見えないところに連れて行ってもらいました

無事食事を終えた後は、本日のお宿「和奏林」へ

みんなで温泉プールに入り、のんびりしてから夕食をとりました


















そしてここでも息子の食欲炸裂

なんと大人茶碗で3杯めしーーー

恐ろしや1歳児の胃袋


2日目の朝食は、焼き魚や煮物、納豆といったシンプルな和食御膳


そして、帰りは箱根神社により、遊覧船に乗った後、真鶴で昼食をとりました。
ここはおすすめのお店です。
その名も「うに清」


この日は、おなかがそれほどすいていなかったので、少なめの定食にしましたが、お勧めは船盛り付きの定食です。(松定食だったかな?)
ここは父から教えてもらったのですが、おいしい魚料理がおなか一杯食べられるので、箱根方面に来たときには必ず寄ってしまいます(=゚ω゚)人(゚ω゚=)!
真鶴にいらっしゃった際はぜひ足を運んでみてください

なんだかブログを書いていて気づきましたが、今回の旅はグルメツアーみたいになっていましたね

2012年06月14日
【見たり聞いたり】76 「ベースボールのアンパイアと野球の審判」
「ベースボールのアンパイアと野球の審判」
皆さん上記の意味分かりますか。
日米通産100勝に王手をかけている時米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュはイチローに打たれたこともあってメジャー最短の4回5失点でKOされました。交代を告げられた際に監督に謝ったが、監督は絶対に謝るなと口にしたそうです。日本ではそういう文化もあるかも知れないが・・・完璧な選手は一人もいない。長いシーズン、いい投球が出来る日も、出来ない日もある。それに昨日はチームで負けたのだ、我々はチームで戦っているのだと。
「プロ野球審判のジャッジの舞台裏」山崎夏生著に面白いことが書いてあります。キャッチャーがミットを捕球後に少しでも動かせばそれは球審をだまそうとする侮辱行為と取られ必ずボールになるそうです。マリナーズの城島が成功しなかったのもそのような文化の違いになじめなかったのが原因とも言っています。山崎さんの本は示唆に富み、異文化の違いをよくあらわしているので面白かったです。
皆さん上記の意味分かりますか。
日米通産100勝に王手をかけている時米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュはイチローに打たれたこともあってメジャー最短の4回5失点でKOされました。交代を告げられた際に監督に謝ったが、監督は絶対に謝るなと口にしたそうです。日本ではそういう文化もあるかも知れないが・・・完璧な選手は一人もいない。長いシーズン、いい投球が出来る日も、出来ない日もある。それに昨日はチームで負けたのだ、我々はチームで戦っているのだと。
「プロ野球審判のジャッジの舞台裏」山崎夏生著に面白いことが書いてあります。キャッチャーがミットを捕球後に少しでも動かせばそれは球審をだまそうとする侮辱行為と取られ必ずボールになるそうです。マリナーズの城島が成功しなかったのもそのような文化の違いになじめなかったのが原因とも言っています。山崎さんの本は示唆に富み、異文化の違いをよくあらわしているので面白かったです。