2010年07月
2010年07月26日
【明日の世界】No.30 「ドイツ会」
5年前に現役の中学、高校の先生方7人とドイツの教育の現状を学ぶツアーに参加しました。母校の小山台高校の財団が毎年行っている行事に同窓会活性化のお手伝いをしていましたので声がかかりました。いい機会だから参加しましたが同行された先生〈一般募集)皆さん素晴らしい方で、その後年二回のドイツ会が楽しみで、知らない世界のお話は実に勉強になります。
今日はそのお話をさせてください。
S先生:中高一貫校のチャーミングな英語の女の先生ですがドイツのホルシュタインについた翌朝時差でしょぼしょぼ目をこすりながら朝食の席についたとき、彼女は何気なく担任の生徒全員に昨晩絵葉書を書いてこれから出すところだと言われました。それお聞いたとたんこちらは時差を理由に誰にもはがき一枚出してない自分が情けなくなりました。彼女が日本の軽井沢のような乳牛で有名なホルシュタインの街中を散歩した時絵葉書を買っていましたが、先生から絵葉書をもらった生徒さんがどんなに喜ぶか目に浮かぶようです。ここに教育の原点を見ました。
そのS先生から先日の会合でお聞きしましたが中高一貫校のエリート学校ですから何の問題点もないと思いましたそれなりの悩みもあるようです。設立の時話題になりました、生徒選抜の時エッセイと論文を出させ、後内申書で絞り最後は抽選で選ぶようです。優秀な生徒さんが集まるのですがそこには数学がないそうです。数学がなくても受験できますが数学はすべての基礎になりますから数学の苦手な人はこの学校に入るにはよかったですがその後の進路には大きな問題になります。教育の現状を現役の先生から教えてもらう機会はめったにありませんから大いに勉強になります。
S先生ありがとうございます。
今日はそのお話をさせてください。
S先生:中高一貫校のチャーミングな英語の女の先生ですがドイツのホルシュタインについた翌朝時差でしょぼしょぼ目をこすりながら朝食の席についたとき、彼女は何気なく担任の生徒全員に昨晩絵葉書を書いてこれから出すところだと言われました。それお聞いたとたんこちらは時差を理由に誰にもはがき一枚出してない自分が情けなくなりました。彼女が日本の軽井沢のような乳牛で有名なホルシュタインの街中を散歩した時絵葉書を買っていましたが、先生から絵葉書をもらった生徒さんがどんなに喜ぶか目に浮かぶようです。ここに教育の原点を見ました。
そのS先生から先日の会合でお聞きしましたが中高一貫校のエリート学校ですから何の問題点もないと思いましたそれなりの悩みもあるようです。設立の時話題になりました、生徒選抜の時エッセイと論文を出させ、後内申書で絞り最後は抽選で選ぶようです。優秀な生徒さんが集まるのですがそこには数学がないそうです。数学がなくても受験できますが数学はすべての基礎になりますから数学の苦手な人はこの学校に入るにはよかったですがその後の進路には大きな問題になります。教育の現状を現役の先生から教えてもらう機会はめったにありませんから大いに勉強になります。
S先生ありがとうございます。
2010年07月25日
明日は「土用の丑の日」
明日の7月26日(月)は「土用の丑の日」です。スーパーやコンビニなどは競って「うなぎ」を食べさせようと躍起になっています。
今年は「土用の丑の日」は1回限りだそうで、土用の間に丑の日が2回ある場合もあり「二の丑」と言われ、概ね2年ごとに「二の丑」の日がある年となるそうです。さらに、「土用の丑の日」というと夏限定と思われがちですが、「土用」は春夏秋冬年に4回ありそれぞれに丑の日があるため、正確には年に4回以上「土用の丑の日」は存在しています。
「土用の丑の日」にうなぎを食するようになったのは、『江戸時代、夏場に需要の落ちるうなぎ屋が平賀源内に相談したところ平賀源内は「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。』というのが定説です。
この民間伝承を根拠とするならば、土用の丑の日に食べるものは鰻でなく「う」の付くものでいいのですから、「うどん」でも「うど」でも良かったようです。便乗したい梅干し屋が一緒におなじ「う」の付く「梅干し」も食べさせようとしたところ、「梅干し」だけで御飯が進み「上うなぎの需要」が減ることを恐れて「食べ合わせが悪い」としてうなぎ屋が吹聴したのでは?という推測を聞いたこともあります。
問題は、「なぜ夏場にうなぎの需要が減っていたのか?」です。
実はうなぎの旬は、冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味がおちるのだそうです。
今年は「土用の丑の日」は1回限りだそうで、土用の間に丑の日が2回ある場合もあり「二の丑」と言われ、概ね2年ごとに「二の丑」の日がある年となるそうです。さらに、「土用の丑の日」というと夏限定と思われがちですが、「土用」は春夏秋冬年に4回ありそれぞれに丑の日があるため、正確には年に4回以上「土用の丑の日」は存在しています。
「土用の丑の日」にうなぎを食するようになったのは、『江戸時代、夏場に需要の落ちるうなぎ屋が平賀源内に相談したところ平賀源内は「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。』というのが定説です。
この民間伝承を根拠とするならば、土用の丑の日に食べるものは鰻でなく「う」の付くものでいいのですから、「うどん」でも「うど」でも良かったようです。便乗したい梅干し屋が一緒におなじ「う」の付く「梅干し」も食べさせようとしたところ、「梅干し」だけで御飯が進み「上うなぎの需要」が減ることを恐れて「食べ合わせが悪い」としてうなぎ屋が吹聴したのでは?という推測を聞いたこともあります。
問題は、「なぜ夏場にうなぎの需要が減っていたのか?」です。
実はうなぎの旬は、冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味がおちるのだそうです。
2010年07月24日
高速道路の無料化
今回も島根県からの投稿になります。6月末から高速道路の試験的無料化が試行され、島根県ではほぼ全域無料になりました。もっとも、幹線は一つだけですが・・・。
島根県を東西に横断する国道は9号線だけで、しかもほとんどの区間が片側1車線の道路です。夜中などはトラックが100キロ近いスピードで疾走しています。カーブではトレーラーの横転の名所があるほどです。
この国道9号線とほぼ並行している高速道路は従来650円徴収され、乗れば確実に100キロで走れました。が無料化になってからはトラックが多くなり中には法定速度以下で走るトレーラーなども走るようになり、国道とあまり変わらない道路になってしまいました。
しかも解せないのは、無料化なのに料金所には今までどおり人が通行券を回収しています。試験的な試行なのである程度はしかたないかも知れませんが、無料でもETCの装着と通行券の発券と回収がなされています。
こうまでして、無料化にする必要があるのでしょうか?
島根県を東西に横断する国道は9号線だけで、しかもほとんどの区間が片側1車線の道路です。夜中などはトラックが100キロ近いスピードで疾走しています。カーブではトレーラーの横転の名所があるほどです。
この国道9号線とほぼ並行している高速道路は従来650円徴収され、乗れば確実に100キロで走れました。が無料化になってからはトラックが多くなり中には法定速度以下で走るトレーラーなども走るようになり、国道とあまり変わらない道路になってしまいました。
しかも解せないのは、無料化なのに料金所には今までどおり人が通行券を回収しています。試験的な試行なのである程度はしかたないかも知れませんが、無料でもETCの装着と通行券の発券と回収がなされています。
こうまでして、無料化にする必要があるのでしょうか?
2010年07月23日
我が家の旬な野菜 −その3(の続き!?)
2010年07月22日
【青木塾便り】その58「誰もやったことがないことへの挑戦」
挑戦と言っても自然になったことですがご紹介させてください。
筆者が山一ロスアンゼルスにいる時の話です。
当時所属した国際部は東京本社でコントロールしていましたが当時海外で日本株をどれだけ売買したかが毎日の仕事でした。当然のことながら、ロンドン、ニューヨーク、中近東が主役で、毎日出来高を競っていました。
日本株の出来高を競うスケールで見ると、ロスアンゼルスは十何支店ある中ではビリから1,2番でした。ところが見方を変えるとここロスアンゼルスが一番魅力あることが分かってきました。それは株式公開(IPO)に関係してきます。IPOは主幹事になると公開時に大きな利益を上げられます。主幹事を取ることが注目点になってきました。有力公開候補の社長さんらが大勢明日の種を求めてアメリカにやってきます。本社企業部〈公開担当)からの情報でその人たちに会って山一が主幹事を取るために大い努力せよと来ました。山一を売り込むためには、ただ主幹事を下さいでは誰も相手にしてくれません。こちらも情報提供しなければなりません。
そこでこちらもアンテナを張って何か役立つ情報を提供することをやっているうちにこの世界の深さ、面白みが分かってきました。日本マンパワーの小野社長もその縁で知り合いになりました。青木塾の名MCをやってくださっている真穂さんも帰国後小野社長が講演するので良かったら来ませんかと声をかけて下さって会場に行ったところそこでMCをされていたのが真穂さんでした。眞にご縁はどこにあるか分かりません、
筆者が山一ロスアンゼルスにいる時の話です。
当時所属した国際部は東京本社でコントロールしていましたが当時海外で日本株をどれだけ売買したかが毎日の仕事でした。当然のことながら、ロンドン、ニューヨーク、中近東が主役で、毎日出来高を競っていました。
日本株の出来高を競うスケールで見ると、ロスアンゼルスは十何支店ある中ではビリから1,2番でした。ところが見方を変えるとここロスアンゼルスが一番魅力あることが分かってきました。それは株式公開(IPO)に関係してきます。IPOは主幹事になると公開時に大きな利益を上げられます。主幹事を取ることが注目点になってきました。有力公開候補の社長さんらが大勢明日の種を求めてアメリカにやってきます。本社企業部〈公開担当)からの情報でその人たちに会って山一が主幹事を取るために大い努力せよと来ました。山一を売り込むためには、ただ主幹事を下さいでは誰も相手にしてくれません。こちらも情報提供しなければなりません。
そこでこちらもアンテナを張って何か役立つ情報を提供することをやっているうちにこの世界の深さ、面白みが分かってきました。日本マンパワーの小野社長もその縁で知り合いになりました。青木塾の名MCをやってくださっている真穂さんも帰国後小野社長が講演するので良かったら来ませんかと声をかけて下さって会場に行ったところそこでMCをされていたのが真穂さんでした。眞にご縁はどこにあるか分かりません、