2009年12月17日

【青木塾便り】No.27「山元雄二郎博士」その4

「夢見た二人の博士と3M」
ビックプロジェクトになることを夢見た二人に対して3Mの友人はずばり、「よした方がいいですよ」と言いました。3Mと言えば新規事業に意欲的でましてその責任者ですから大いに関心持つと期待していたのでした。友人は「いいですか、鯉がポーカーすると言って誰が信用しますか?そんな話を持ってきた人の頭がおかしいと思うのが当然でしょう。」説得するのにエネルギーを使ってもまず成功しないでしょう。新規事業といえどもあまり先を行くと大衆がついていけません。ちょっと先を行くのが一番いいのですよとアドバイスされました。
初代青木塾長がいつも言っていましたが生駒山のトンネルは小林一三が開発したのですが今日の交通量を見越して大きめに作りました。ところが当時の責任者はこんな馬鹿でかいトンネルを作ってけしからんと左遷になってしまったそうです。いつの世もあまり先を行ってもなかなかうまく行かない典型的な例でしょう…続く


kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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