2009年11月05日

【青木塾便り】No.21「MR島田」その13

「一流アーティストの腰の低さ」
M島田が言いました。
「私はいつも最低100の新しいネタ持っていて公開の日に向けて毎日猛練習をしております。まったく新しいネタもあれば新旧の組み合わせによるものもあります。マスターして舞台で披露するとまた100になるまで新ネタを追加します。」彼の話は聞く者すべてがぐいぐいひきつけられます。前にも述べましたがアメリカでは毎年マジックのファンによる投票があってランキングが決まります。ずっと後ですがアメリカのマジック専門誌「ジニー」の2007年6月号に豊富な写真と19ページを費やしてMR島田の特集を組んでおりますがその扱いは別格です。いくらテクニックが素晴らしくても人の物まねではアメリカは評価しません。厳しいものですね。
山一ユニベンアメリカのささやかなお披露目式はMR島田の特別参加によって参加者の心に永久に残るイベントとなりました。
こんなことがありました。ある会社の経営者をマジックキャッスルに案内したときこれは素晴らしい是非日本に同様の施設を開きたいとなりましたがうまくいきませんでした。アメリカではマジシャンはアーティスト(芸術家)ですが日本では今では少しかわったでしょうが芸人です。ステイタスが違います。何回も言いますが一流アーティストの腰の低さ、感心するホスピタリティに芸だけでないすごさを感じました。
MR島田との出会いはまったく不思議な縁です。これからも人との出会いを大切にしていきたいと思います。

連載中、MR島田をマジックキャッスルで見たとご連絡くださる方がいました。ご一報ありがとうございます。…続く

kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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