2009年07月13日

【青木塾便りNo.4】 シリコンバレーに学ぶ…その3

メディカル関係のアドバイサーに当時UCLAの岩城裕一先生になっていただいて(この先生に出会うまでがまたいろいろな方のご縁がありました)からメディカル案件が来ると、東京本社に紹介すると喜ばれるかどうか当然のことながらスクリーニングが的確になりました。
こんな案件がありました。
今でこそ体温計を計るのに家庭用はおよそ10秒で出来ますが20年前は2分はかかりました。そこに口にくわえて(くわえた部分は毎回取り替える)10秒で測れる体温計を開発したセンサーのベンチャー企業が製造権も含めて日本に是非売り込みたいとやってきました。世界中に看護婦さんが何百万人いて時給仮に1,000円として2分が10秒に短縮されたらその人件費のコストカットは大変なもので間違いなく超優良企業になるだろうなるうたい文句です。これは早速良い案件が紹介できると喜び勇んで岩城先生に相談しましたらNOでした。なぜか分かりますか。目からうろこの返事が返ってきました。
…以下次号へ

kiyoshi_kawabe at 12:48│コメント(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント