2009年07月13日

【From America】不動産の神様

forsaleアメリカのウィンドゲイト緑です。
アメリカの不動産業界はサブプライムローン問題以来、大異変を起こしています。勿論、これが原因でアメリカだけでなく世界的な経済問題を引き起こしたわけですから、諸外国も同じ様な問題を抱えていると思います。相次ぐ自己破産で銀行が所有する不動産物件の数が膨れ上がり、競売にかけられたり、2−3年前の半分や3分の1位の安値で取引されたり、今不動産は「買い手市場」です。

事情はいろいろあるにしても、不動産を売却するというのは大仕事です。家を売却するのには、不動産会社にお願いして仲介をしてもらうわけですが、それでも思うように売れない時、アメリカではこんな事を行っています。
「困った時の神頼み」という言葉がありますが、世界中、考えることは皆同じということでしょうか。西洋ではキリスト教が中心ですが、数ある聖人の中の一人であるセント・ジョセフは不動産の売却を早める際に大いに力を発揮してくれる強い味方として定評があります。少々おまじないじみていると思うかもしれませんが、これが実はとても良く効くのです。私達も数年前、東海岸のコネチカット州にある家がなかなか売れなくて、セント・ジョセフのお世話になり、無事に家を売ってラスベガスに引っ越してきました。

先ずは、セント・ジョセフの人形を入手します(インターネットで入手できます)。次に、物件の売り出しを示す立て看板の足元に穴を掘ります。その穴の中に、このセント・ジョセフの人形を逆さまに(頭を下にして)埋めます。この時注意することは、人形の顔が家を見に来るお客様の方を向くように、道路や門に向けて埋めることです。そしてお祈りの言葉を唱えます。こうすれば効果抜群! すぐに物件は売れる、ということでした。

我が家は、セント・ジョセフを埋めたのと同時に不動産会社を変更したせいもあり、その後すぐに家が売れましたから、一概にセント・ジョセフのお蔭です、とは言えませんが、確かに結果は出ました。アメリカでは大勢の方々が「絶対に効果がある」と言っています。不動産を売りたい人が多い時ですから、もしかするとアメリカでは今セント・ジョセフのお人形が密かに売れているかもしれませんね。
日本の皆さんは、この方法、信じますか?


midori_windgate at 12:33│コメント(0)

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