2024年02月13日

【From America】「冬の定番メニューといえば」

アメリカのウインドゲイト緑です。

グリルドチーズ・サンドイッチ冬真っ盛りのアメリカから、冬ならではの食べ物をご紹介したいと思います。日本では、冬の夕飯の定番は何といっても鍋料理ですね。今回ご紹介するのは、アメリカの冬の定番ランチメニューともいえる「グリルドチーズ・サンドイッチとトマトスープ」です。
私が30年前に初めてアメリカの東海岸コネチカット州に引っ越してきた時に、大雪で家に閉じこもっている時に、お隣さんがランチにご招待してくれました。外は真っ白の雪、暖炉の火を見ながらのランチメニューが、この「グリルドチーズ・サンドイッチとトマトスープ」の組み合わせでした。

今回、恒例のユタ州パークシティにスキーに来た時に、メニューにこのサンドイッチとスープを見かけました。やっぱり寒い時にはこの組み合わせ!と注文したのですが、スキー場でいただくこのサンドイッチとスープは格別でした。日本のスキー場だったら、豚汁とかお汁粉、みたいな感じで、心もお腹も温まるメニューです。

作り方はとても簡単で、パンの外側(内側ではありません)にバターを塗って、そのバターのついた面をフライパンに乗せ、何もついていない側のパンの上にスライスしたチーズを乗せます、その上に、もう一枚のパンにバターを塗り、バターのついていない側をチーズの上に乗せます。バターが解けてきつね色になったところで、ひっくり返してもう一方のバターのついている面を焼きます。両面がきつね色になるころには、真ん中のチーズがトロッと解けてはみ出してきたら、出来上がり。アツアツを頂きます。
そして、通の食べ方は? トマトスープにこのサンドイッチをデイップしてみるのもなかなか美味しいのです。

日本でも寒い冬のランチに、アツアツのトマトスープとグリルドチーズ・サンドイッチをお試しになってみてください。きっと「やみつき」になりますよ。

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2024年02月10日

ビュッケブルグ歳時記 314

地球温暖化対策団体を巡って


 2月7日の新聞にはEUが温暖化対策として、電気自動車の増産及び販売増進、原子力発電、CO2排出制限促進を2040年までの目的とするとの記事が挙げられていました。

 そして次の日8日の新聞には、この国の対温暖化団体が今までの対策を再考して、新しい方向を示すという記事が載ったのです。
 Greta Thunberg さんの発想から、もう充分以上の年月が経った今、疑問符が多い と思われる若い世代に代表されるこの国の対策変更案です。興味深いと思われますのでお知らせしてみます。


1. ” Fridays for Future“

 この団体は上記のThunbergさんの意見に賛同して作られた団体で、若い人たちがある意味での政治活動に参加するようになった団体の呼び名です。
 そして今までさまざまな温暖化阻止の案を実施してきたのですが、残念ながらその成果は満足できるものではなかったわけです。
 その結果、今回は この国で一番大きな労働組合 ver di と行動を共にすることを発表しました。生徒たちを含めた若い人たちのデモだけでは温暖化を防ぐことが出来ないことからの案だと思われます。

 「 多くの労働者は家と勤務所を毎日行き来しているが、我が国の近距離鉄道は全部が完備して乗り心地が良いとは言えない。それを向上させることが一つの目的である。また反対側から労働者の給料や労働条件を向上促進することも、鉄道と労働者間をスムースにする仕事であるから、これも一つの大きな仕事である。3月1日は Klima(環境)ストライキ 日であるので、この機会に労働組合と働く所との関係を向上させる努力日として参加する」

 これが Fridays for Futur の変更事情です。


2 . ” Die Letzte (=last) Generation“ 団体

 この団体は車を通らせないために、高速道りの入り口に座り込んで、自分達を道路に貼り付けたりした団体です。
 この団体は2024年にヨーロッパ議会に立候補する計画を発表したということです。ただし、この希望は100人の助ける人たちと5万ユーロの援助金が集まれば可能であるとの、今の所おとぎ話のような形のようですが。


 Blog313 の右翼党反対デモと今回のBlog でお知らせしたことは、この国では政治を行っているのは政府だけではなく、多くの国民がそれぞれの形で政治に関わっているということをお知らせしたかったのです。

 この国では政治家を国会に送り込むだけではなく、国民もデモなどの、それぞれの形で政治に関わっていると思われるのです。
 これは文字通り民が主の、民主主義だと思うことからのBlogなのです。

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2024年02月06日

【From America】「今年のスーパーボールはラスベガスで」

アメリカのウインドゲイト緑です。

アメリカ人は大のフットボール好きです。老若男女がエキサイトして試合の行方をTVで観戦するのがとてもアメリカンなのです。そしてその最高峰がスーパーボールです。NFL2023年シーズンの年間王者を決める第58回のスーパーボールが開催されるのは、ラスベガスのアリージェント・スタジアムです。レイダーズのホームスタジアムとして建設された新しいスタジアムで、2024年2月11日(日本時間では2月12日)に行われます。

全米がTVでスーパーボールを観戦し、それを理由に集まってパーテイーを開くことがアメリカ人の習慣になっています。みんなが大好きなフットボールですが、特にアメリカ人男性はフットボールが大好きで、日曜日の午後にフットボールが放映されている時には、奥さん達は相手にしてもらえないので、「Football widow」(フットボール未亡人)、というあだ名が付いているほどです。
「今日 私はフットボール未亡人なのよ。」女性達はそんな時、女同士で集まってお茶をしたり、ご主人を家に残してショッピングに出かけたり、とそれなりの解決策を考えています。フットボールにあまり興味のない女性たちも一緒になってスーパーボールの日は一緒にTVで観戦します。全米が注目する番組ですから、視聴率は「うなぎのぼり」になるのでTVのコマーシャルも特別なコマーシャルを作成します。ハーフタイムのショーも大きな興味の一つです。

フットボールスタジアム開催地のラスベガスでは、スーパーボール当日だけではなく、1週間前の日曜日は勿論 2月に入ったらあちこちで特別なイベントが開催されます。レストランでは、スーパーボール・パーティーと銘打って特別なメニューでお客様を迎えます。壁には大きなTVスクリーンがここ狭しとばかりに掲げられて、どの席に座っても画面が見られるように工夫されています。

スーパーボールに向けて徐々に盛り上がっていくアメリカです。

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2024年01月30日

【From America】「ラスベガスに新しいカジノが続々登場」

アメリカのウインドゲイト緑です。

3か月ぶりにラスベガスに来ました。次々に進化するラスベガスですから 今回はどんな新しいことが待っているのだろうと興味津々で、到着しました。ストリップに一つ、ローカルにもう一つ、と二つの新しいカジノがオープンしていました。

フォンテンブロー先ずはストリップの新顔である「Fontainebleau」というカジノです。こちらは古くからあるサーカスサーカスの真向かいで、コンベンションセンターの隣、と言ったら位置的にお分かりになる方も多いかと思います。この場所は、かなり前から建設が始まっていたものの、一時ストップしてしまった建物で、待ちに待ってついに完成!との感があります。特にテーマを決めてイタリアやパリの街並みを再現するとか、ミラージュの火山噴火やベラージオの噴水という以前のようなアトラクションで人を呼び込もうという感じはなくて、大人の静かな雰囲気をかもし出しています。フードコートも他のカジノに比べて高級感があり、ホテルのロビーのようなソファが沢山並んでいて、ゆったり食事が出来ます。

私の目を引いたのは、入口のロビーにある「動くオブジェ」?とでも呼びましょうか? 写真でお分かりのようにたくさんのメタルが施されているものがプログラムされた時間で様々な組み合わせに動くのです。ベラージオの噴水の室内版と呼ぶにはスケールが小さいのですが、見ていて楽しいし、音楽もなく静かな中でのエレガントな動きに感心しました。

Durango次はローカルの人たちが行くカジノの「Durango」です。こちらはラスベガスにたくさんのカジノを経営するStation Casinoチェーンの最新版カジノです。旅行者でストリップに宿泊している方々には、車がないとちょっと行くのには不便な場所なのですが、こちらも普通のStation Casino よりもワンランクアップしたGreen Vally Ranch やRed Rock Casino と並ぶ素敵なカジノです。

私が訪れた時に一番賑わっていたのはThe Georgeというスポーツ・バーでした。たくさんのスクリーンが壁に掲げてあり、様々なスポーツの画面が映し出されています。中でも目を引いたのは、楕円形のバーカウンターの真上に同じように楕円形のTVスクリーンが掲げられていますが、それが外側と内側の両方にTVスクリーンが備えられていて、画面は平らな物だけでなく、楕円形の丸くなった部分の画面はカーブに合わせて丸く映っています。バーに入らなくてもカジノのスロットマシーンからも画像が見える巨大なスクリーンは人目を引くこと間違いなしです。

2月11日に開催されるスーパーボールの試合を前に、スポーツ観戦が出来るバーは大人気です。


★Fontainebleauの動くオブジェの動画はこちら(再生時の音量にご注意ください)


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2024年01月27日

ビュッケブルグ歳時記 313

不穏な動きのあるドイツの2024年


 今年の予算についても、またウクライナ援助についてもなんの解決策も聞かないまま新年になったのですが、そこにまた一つの大きな難事が襲ってきているという感じのするドイツの今日この頃です。

 トラクターによる農民デモが平和に終わったとあと、先週末に特に西ドイツの大都市で老若男女10,000人による大きなデモが行われたのです。
 このデモは、昨年から主に旧東州ドイツの政治を支持するようになったAfD*という党を阻止するための、民主主義尊重のドイツの国民による大きなデモです。


 ( ”政治思想” について説明するのはとても難しくて躊躇するのですが私の知識以内で知ったことを書いてみます)

 今、この国の政治を行なっているアンペル連合党・・社会民主党+自由民主党+みどりの党・・は、左翼の政治です。この政治に反対して特に旧東独の州に、AfDという超右翼党が進出してきているのです。
 AfD=Altenativ (二者択)fuer (ための)Deutschland(ドイツ国)という ”ドイツのための選択肢党” という名の党は、2013年に右翼極端派の党として発起され、2014年にヨーロッパ選挙に、2017年に12、6%を得て連邦議会に進出した党ということです。


 ネオナチと言ってもいいほどの排外的性格を持つこの党は、既に旧東ドイツの州の30%の議席を獲得しているということです。
 このことは旧東ドイツの市民が、SPDのショルツ首相の政治に不満を抱いていることからくると言われています。

 このような現象に対しての市民の反対デモとして、ミュンヘンでは20000人、ハンブルグでは80000人が集まって氷雨の中でデモをしている様子がTVで見られました。その他の西ドイツの格州の首都でも大ががりなデモが行われたのです。
 「AfD 党はナチの党である!」と、右翼過激派の党から身をひいていたのは西の産業州の市長でした。


 そして次の場面は 寒さを避けるため、頭から襟までを大きなスカーフで包んだ歳をとった男女市民が「我々が1945年に獲得した民主政治を2度と破壊されることには強く反抗する」と、差し出されるマイクロホンに激しく反対意見を言っている風景には頭が下がる気になりました。
 ”デモクラシー” ということの大切さを意識している国民の姿に頭が下がるのです。


 このように西の市民は、この党を拒否しているのですが旧東の州では反対に、勝利を飾っているのです。
 この事実は本当にドイツの将来に心配をもたらすように思われます。

 この国の民主主義が奪われないように祈るのみです!

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