2025年09月09日

【From America】「新しいアムトラック・アセラ誕生」

アメリカのウインドゲイト緑です。

アムトラック01日本の公共交通機関の素晴らしさは世界中が認め、絶賛しています。とにかく便利で時間が正確なことは世界中で定評があります。一方、アメリカは実に土地が広いので日本のような交通機関がなかなか上手くいかないので、人々は基本的な移動は車に頼り、長距離になれば飛行機か長距離バスになります。

アムトラック02では、アメリカには電車は無いのか? と思われるかもしれませんね。電車はあるのですが、NYの地下鉄など狭い地域的な乗り物であったり、貨物列車であったり、長距離を結ぶ日本の新幹線みたいな早くて便利なものではありませんでした。
日本の皆さんもアムトラックという言葉を聞いたことがあると思います。これも地域ごとの電車便はあるものの、日本のように上手く連携していないので、乗り継いでアメリカ大陸の横断なんて事は実に不便なのです。更にスピードも遅い、時間が不規則などの不便さが強調されていました。

アムトラック03この度それが大きく姿を変えることになりました。8月28日に新しいアムトラックの新車「アセラ」がデビューしました。ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィア、NYのロングアイランドなどを結ぶ、最新の高速電車です。最高速度は時速160マイル(約257キロ)です。車内は飛行機のビジネスクラスを思わせる造りになっていて、無料で高速WIFIが使え、全席USBポートと電源コンセント、読書灯が備えられています。

アメリカ東海岸にご旅行する時には、ぜひこのアセラに乗ってみてください。
私も一度は乗って見たいと思います。

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2025年09月02日

【From America】「宅配便」

アメリカのウインドゲイト緑です。

現代の買い物は昔のような店に出向いて買うのとは形態が変わってきて、大勢の人がオンラインショッピングを利用しています。そして、その荷物を運ぶ宅配業者の皆さんの仕事は本当に欠かせない大切な存在です。日本の宅配業の方たちを見ていると、いつも走っています。あー、それだけ配達の業務は時間に追われているのだな、と感じています。

最近は共働きの家庭が普通になり、日中は留守のことが多くなりました。ということは、日中の配達で届けに行っても留守のことが多く、再配達になってしまうのでしょうね。そこで「置き配」という形が取られるようになりました。しかし、この置き配も泥棒に遭う確率が高くなります。日本は安全な国、として世界的に有名なので、先ずそんなことは無いと思いますが、アメリカでは「宅配業者の後をついて行き、荷物を届けたのを見定めたら、すぐにそれを持ち去るのが一番効率の良い泥棒の方法」などという言葉もある位で、宅配便のトラブルは増えています。更には、配達の時間帯もびっくりするような時間に届けられます。

宅配先日、こんなことがありました。最近のコネチカット州は秋の気配で涼しくなり、夜に窓を開けて寝るのに丁度良い気温になりました。外がまだ暗い朝の5時に、窓の真下で男の人の話し声が聞こえて目が覚めました。びっくり! えっ‼ こんな時間に誰かが窓の下で話しているではありませんか! 泥棒? でも泥棒は声など出すはずがないし、、、、、。声が聞こえなくなってから、そうっと窓の近くまで行って外を見ると、車のヘッドライトが見えます。確かに誰かが車でやってきて、窓の真下まで来たことは間違いありません。でも家の中に侵入することもなく、その車は立ち去ってしまいました。

あれ? 何だろう? こんな時間に宅配業者の配達の筈はないのに?? と思いましたが、思った通り、玄関ドアの前に箱が置いてあったのです。なーんだ! そうだったのか! と思いましたが、どうしてこんな時間に? という疑問が残りました。あの話し声は、宅配業者さんが荷物を確かに届けた、ということを会社に報告する電話をかけていたようです。確かに、朝早くなら道路も空いていて渋滞に巻き込まれることはありません。仕事は荷物を届けることなのですから、いつという時間指定がないなら、いつでも良いわけです。しかし、朝早く、それも暗い時間帯に届けられては、こちらもびっくりして仕舞います。

日本の宅配便の受取り方は、宅配ボックスを設置する。近くのコンビニで受け取る。時間指定をして夜の在宅の時間帯に受け取る。など様々な工夫がされていますが、土地が広く家が点在しているアメリカの郊外では日本のような方法が上手く機能しない場合が多いのです。しかし、オンラインショッピングと宅配、という買い物の方法はこれからもっともっと増えていくので、きっと配達方法も進化していくのだと思いますが、朝の暗い時間帯の配達はびっくりした出来事でした。

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2025年08月26日

【From America】「リトルリーグのワールドシリーズ」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本人は野球が大好きです。大谷翔平選手は日本の誇る世界的ヒーローで、その活躍が毎日のように報道されていますね。様々なコマーシャルにも登場して、大谷選手に大きな注目が集まっています。

リトルリーグアメリカではメジャーリーグは勿論大人気ですが、アメリカ人の野球好きはメジャーリーグだけではありません。現在、野球のリトルリーグのワールドシリーズ決勝戦に向けて毎日試合がTVで放送されて、皆が注目しています。これは、アメリカ国内のリトルリーグのトップと世界中のリトルリーグを勝ち進んだ国際チームのトップが対戦して「世界一」を決めるリトルリーグのワールドシリーズです。

最終の方まで勝ち進んできたのが日本チーム!!!国際チームの準決勝でカリブ海のアルーバとの対戦まで漕ぎつけました。しかし、残念ながらアルーバに負けてしまい、ここで敗戦でした。その後、アルーバと台北が対戦して、国際チームのトップは台北になりました。一方、アメリカ国内リトルリーグは、最後にコネチカット州とネバダ州が対戦して、ネバダ州が勝利。次は、アメリカチーム一番のネバダ州と国際チーム一番の台北との決戦です。
これを読んでくださる時には、もう決勝戦の結果が出ているのですが、私はここで日本のリトルリーグがどんなに頑張っていたかを褒めたたえたいと思います。日本人は本当に野球が大好きです。そして未来の大谷翔平選手を夢見て頑張っている10−12歳の子供たち、それを陰で支えているご両親やご家族、コーチ陣などなど、TVで試合を見ている時には表に出てこない多くの人々の支えがあってこそ彼等はあれだけ頑張れるのだということを改めて感じました。

次回は、国際チームの一番を目指して、そして世界一を目指して、日本のリトルリーグが益々頑張ってくれることを期待しています。

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2025年07月01日

【From America】「卒業式」

卒業式02アメリカのウインドゲイト緑です。

アメリカの学校は9月から始まり6月で終わるというサイクルで、日本のように4月から始まり3月に終わるというスケジュールではありません。従って、卒業式は6月に行われます。

日本の卒業式時期になると大学生の女性は袴姿が美しいですね。また小さな幼稚園児が初めてスーツにネクタイをして姿も愛くるしいと思います。それぞれに晴れの日には精一杯おめかしをして参加します。

一方、アメリカでは卒業式ではガウンと帽子を着用するのが一般的で、普段の学校生活では服装が自由なのに対して、卒業式ではみんなが同じガウンを着るので写真をみると一目で卒業式だと分かります。ガウンの色は学校によって様々ですが、ガウンの形は日本の裁判官が来ているような形で個人が様々な服装をしている上に羽織るという感じです。そして、帽子は四角い帽子にタッセルと呼ばれる飾りのふさふさとした紐のようなもの(紐飾り)が下がっています。これが卒業式のおきまりの服装です。

私が興味を持って見ていることの一つは、このタッセルの下がっている位置を卒業式が終わると変えることです。どうしてなのかしら? と常々疑問に思っていました。卒業式が始まるまではこのタッセルが右側に下げられています。そして、卒業証書を受け取り、式が終わると、このタッセルを左側に動かすのです。これは、卒業式のガウンを着て帽子もかぶっているけれど、卒業証書を受け取るまではまだ本当に卒業はしていないのでタッセルは右側。そして本当に卒業したことを示すためにタッセルを左側に移す、という一種の儀式のようなものだそうです。

小さな幼稚園児から大学生まで、この卒業式のガウンを着て帽子のタッセルを左側に移動したことによって、人生の一つの階段を上って次の段階に行くというシンボル的な意味があるようです。この帽子の紐飾りの左右の位置に意味があるのは、ハワイの女性が髪に花を付ける場合、未婚、既婚で左右が違うのと似ているような気がしました。
左右どちらでも良いじゃないか? とも思える小さな違いですが、実はアメリカではこの左右に大きな意味があるのだと納得しました。

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2025年06月24日

【From America】「アメリカのER(救急医療)」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは日本の医療システムが世界一素晴らしいという事にあまり気づいていないかもしれませんが、海外に出るとその価値を痛感します。今回は、友人に付き添ってERに行った経験をお話させて頂きます。

先ず、アメリカではなかなか専門医に診てもらうことが出来ないので、具合が悪くなれば最初に行くのはプライマリードクター、という一般医です。ここでは交通整理みたいな役目で、この医師の紹介で初めて専門医に行くことが出来ます。目の具合が悪ければ目医者さん。耳の具合が悪ければ耳鼻科、という風に日本では自分でクリニックを選んでいくことが出来ますが、アメリカではその前に日本でいうところの「かかりつけ医」のような存在の医師に診てもらいます。
ではこのプライマリードクターにすぐ診てもらえるのか? というと、そうでは無くて予約制なので、具合が悪いからと言って当日診てもらうことはほぼ出来ません。私は冗談交じりに「プライマリードクターは健康な時に行って、健康診断をしてもらうお医者さんのような存在」と言っています。

では、急に具合が悪くなったらどうしましょうか? その時には「Urgent Care」クリニックと言って、予約なしで診てもらえる「駆け込み寺」みたいなクリニックがあります。ここはかかりつけ医ではないので、患者の事を良く知らない医師が、その場だけの応急処置的にコロナやインフルエンザの検査をして薬を処方してくれる、という場所です。「後で、かかりつけ医に行って診てもらってください」と言われます。

ER01では、もっと緊急性の高い、難しい症状になったらどうするのでしょうか? 大きな病院のER(緊急医療)の窓口に行きます。ここは大病院ですから、CT、MRI、などの医療機器も揃っていて、的確な診断をして、入院して手術をして貰える急性期の大病院です。救急車で運ばれるのはこの場所です。しかし、救急車を呼ぶほどではないものの、Urgent ケアーの医師が「ここにはCTなどの医療機器がないから、ERに行って詳しく診て貰いなさい」と言われた友人は、自分でER(救急医療)に行きました。そこで待たされた時間は何と8時間!!! お腹が痛いのに8時間も待たされたのです。アメリカ人の辛抱強さに感心したのは言うまでもありませんが、びっくり仰天して言葉を失います。

ER02ラスベガスの病院で起こったニュースを聞いたのは10年くらい前ですが、ERで10時間待たされてしびれを切らした男性は銃を持ち出して「俺のガールフレンドを今すぐ診て欲しい」と騒いで捕まった、という事件でした。まあ、病院で銃をかざした事件なんて、、、、、、。と思いましたが、今回はその人の気持ちが良く分かりました。
改めて病院内を良くみると、銃やナイフを持ち込まない様に、という看板があり、病院に入る前には空港にあるようなX線のゲートを通り、武器を持っていないか、をチェックしないと病院内に入れない様になっています。このルールはどこの病院でも同じで、クリニックにも武器を持ち込まない様に、という看板は良く見かけます。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)
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