2024年06月11日

【From America】「女性ならではのがん検診」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは定期的にがん検診を受けていますか? 仕事が忙しくてそんな暇はない、と後回しにしている人も多いことと思います。それは洋の東西を問わず皆同じで、仕事を優先していると、なかなかお神輿があがらないですよね。アメリカでは特に女性ならではの子宮がん検診と乳がんのマンモグラフィーは受ける人が少ないので、何とかその受診率を上げたい、と必死になっています。

今回取り上げるのは、二つの受診率を上げるアイデアについてです。
先ずは、子宮がん検診ですが、これは女性が女性の医師にお願いしても、やはり恥ずかしいと思ってしまう検診ですね。先日TVのニュースで報道していたのは、自宅でしかも自分一人で出来る検査キットが出来た、というニュースです。これなら、自分の好きな時に一人で安心して検査できます。画期的ですね。これで、子宮がん検診の受診率が上がると良いと思います。

女性がん検診次は乳がんのマンモグラフィーですが、検査方法が乳房をぎゅーと押されて痛い、という声も多く聞かれます。痛さをこらえることが出来る度合いは人によって違います。痛いけどいちょっとの間だし、平気よ。という人も居れば、痛くて耐えられない、という人もいます。こちらはやはり機械がないと出来ないので、自宅で、というわけにはいきません。そこで、自分磨きには余念がない女性を対象に、マンモグラフィー検査に来たら、併設されているネールサロンでマニュキアが出来ます。というオマケを付けることにしたそうです。その名も マンモグラフィーとグラマーラスという言葉を組み合わせて、「グラモグラフィー」と名付けました。

これらの新しいアイデアで、女性がもっと積極的に検査を受けてくれるとよいですね。

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2024年06月08日

ビュッケブルグ歳時記 322

「我々は今、”実証の時”に置かれている」


 との表題で、(Steinmeier )シュタインマイヤー ドイツ大統領は、5月24日のドイツ連邦共和国基本法(憲法)の75年記念日に、勢揃いした政治家と国民にたいして演説を行いました。

 ウクライナ戦争やガザ騒動などで不穏が大きい時の憲法記念日での演説内容は重要だと思われますのでお知らせしてみます。


* 大統領の演説について。

 1949年(敗戦)と1989年(東西統合)は我が国にとって大きな意味を持つ年であり、この2事を上手くマネージしたことによって現在の我が国は自由と平和の国として存在しているわけである。

 そこから国民が今しなければならないことは「我が国の、憲法によって与えられ、確保されている自由とデモクラシーを防護することである。75年前に与えられたこの憲法事項は残念ながら永遠のものではなく、これらを守ることは我々国民がしなければならない仕事である。


 与えられた憲法は”成果”ではなく”委任”であるので、成果に行き着くまでの道程は我々国民が見極め、その道程での努力を惜しまず、目的を見失うことがないように邁進することが、我々に義務として与えられているのである。

 そして今、敗戦で与えられた憲法が夢が覚めるように消えて、ロシアがウクライナに侵略したことで”戦争”と言うものがヨーロッパに入って来たのである。


 プーチン首相の「他の国を犯す」と言う欲求がいつ治るかと言うことは誰にもわからないので、我が国も自国を守るための軍隊を強力にしなければならない。

 パンデミー、インフレーション、経済危機、気候変化、中近東の不和などのニュースに耳を塞ぐ人が多くなっているのが現状だと思われる。

 「この頃のニュースは聞かない、見ない」と言う人が多くなっているということであるが、それで解決する問題ではない。


 大統領としては、現在の我々国民は ”確証試験をされている”と考えている。この”試験”は、以後、もっと大きく困難になると思われる。それに対する対策は”頭を砂の中に埋める”とか、昔のことを思い出して夢をみるとかの方法では解消できる問題ではない。

 我々は「現実感」と「功名心」を強く持って、我が国の憲法を守ることを主張するべきだ!!


 このようにこの国では敗戦で民主主義と、それを守る憲法が取り入れられ、それに沿った政治が行われていることがわかります。 

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2024年06月04日

【From America】「コネチカット州はピザの州」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ピザは世界中の人が大好きな食べ物ですね。日本の皆さんもピザは大好きだと思います。
ご存知のようにピザは元々イタリア料理でした。所が、アメリカ合衆国にたくさんのイタリアからの移民が来て、ピザを広め、今ではピザはアメリカを代表する食べ物に発展しました。これは日本のラーメンの発展にとても良く似ていますね。元々は中国料理のラーメンが日本で進化を遂げて、今ではラーメンが日本を代表する食べ物になりました。

さて、日本ではどこがラーメンの発祥の地、という議論はされていなくて、様々な地域の様々なラーメンが特徴を持って競い合っている、という感じです。スープにこだわって、豚骨ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメンなどで変化を付ける、或いは、麺にこだわって、細い麺、太い麺、チリチリとカールした麺、など色々です。どれが好きかというのは個人の好みで決めることで、皆さんもそれぞれ個人的にこだわりがあるのではないでしょうか。

一方、アメリカのピザには大きく分けて、NYスタイルのピザ(ピザ生地が薄いものにトッピングが乗っている)とシカゴスタイルのピザ(デイープ・ピザとも呼ばれる厚みがあってトッピングも大量の分厚いピザ)があります。世界中の人々が知っているのはNYスタイルのピザは生地が薄いものですね。日本の皆さんもこれがアメリカのピザと思っていることでしょう。

このピザの発祥がどこであるか? というのはNYマンハッタンにあるリトルイタリーという説とコネチカット州ニューヘイブン(イエール大学がある街)という説があり、どちらも譲らないまま競い合っています。
コネチカット州のピザ職人がチャーター機でワシントンDCまで出向き、2024年5月22日(水曜日)に、ワシントンDCの米国連邦議会の議事録に「ニューヘイブンは全米でベストのピザである」と宣言して記録を残した、という事がニュースになりました。これにより「コネチカット州はピザの州」というのが公に認められた、と言っています。

CT pizzaアメリカと聞いた時に日本人の皆さんは即座に、フロリダのオレンジ、とかアイダホのポテト、というように特産物というかその地域のイメージが湧きますよね。これに加えて、「コネチカットと言えばピザ」といいうイメージを持って貰いたい、という事だと思います。
以前にもご紹介しましたが、ニューヘイブン独特のピザはイタリアのナポリからの移民が始めたもので、海岸に近いことから手に入れやすいアサリを使っていて、ソースはホワイトソースです。それから発生して、勿論赤いトマトのピザソースに様々なトッピングを乗せるピザが人気になりました。その名も「アピッザ」というナポリ独特の呼び方だったものが、現在では「ピザ」となった、という事です。長くて深い歴史がありますね。

アメリカのピザ発祥の場所はどこか?という議論は今後も続くと思いますが、夏休みにNY地方に旅行をするご予定があるようでしたら、ピザの食べ比べも旅の一つのイベントとして楽しいと思います。

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2024年05月28日

【From America】「ケンタッキー・ダービー」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ケンタッキーダービーケンタッキーという州の名前を聞いて日本人がすぐに思い浮かべるのは。ケンタッキー・フライドチキンとケンタッキー・ダービーではないでしょうか。

今年のケンタッキー・ダービーは5月4日土曜日に行われました。日本でも報道があっただろうと思いますが、今年は日本から2頭の馬が参加して、その中でも「フォーエバー・ヤング」という名前の馬に大きな期待が寄せられました。健闘しましたが、惜しくも写真判定で3位になりました。それでも、その健闘ぶりは高く評価されたと思います。

アメリカでは通称「トリプルクラウン」と呼ばれる3つの競馬レースのシリーズが5月から6月にかけて行われます。その手始めが最もみんなが注目するケンタッキーダービーです。後の二つはメリーランド州ボルチモアで開催されるプリークネスステークスとニューヨーク州ベルモントで行われるベルモントステークスです。これをアメリカの三冠レース(トリプルクラウン)と呼びます。

ケンタッキーダービーは実に有名なので日本の皆さんもご存知かもしれませんが、伝統的に女性は華やかな帽子をかぶり、男性はパステルカラーを身に着ける、というのが決まりです。そして、バーボンで有名なケンタッキー州らしく、ケンタッキーダービーの公式ドリンクはミントジュ―リップと呼ばれる緑色の冷たい飲み物です。ミントの葉をつぶしてそこにバーボンと甘いシロップを入れた爽やかな飲み物です。

場外馬券売り場大勢の人がケンタッキー州に訪れますが、アメリカ中の人たちは場外馬券売り場で勝ち馬を予想して賭けたり、TVを前に友人同士で楽しく少額のお金を賭けたりして(勝った人は皆におごる)、楽しく競馬を楽しみます。パーティー好きのアメリカ人は、ここぞとばかりにパーティーを開き、公式の飲み物片手に盛り上がったり、ケンタッキーに行かなくても自宅でドレスと帽子をかぶって雰囲気だけでも味わったり、それは楽しいひと時です。

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2024年05月25日

ビュッケブルグ歳時記 321

ヨーロッパ議会への選択奨励


 「今年2024年は、世界人口の半分以上に値するヨーロッパ同盟の国々の議会員が選挙されるという重要な年になるわけで、この選挙に対する奨励のためにドイツからはスタインマイヤー連邦大統領、オーストリアおよびイタリアの二大統領が、市民に選挙奨励の声明を出した」との記事が目に留まりましたのでお知らせします。


* 2024年の、世界の人口の半分以上に値するEU議会の選挙は、ヨーロッパだけではなく世界の民主主義国にとって大きな意味を持つことになると思われる。

* 400MillionenのEU同盟国の市民は、ヨーロッパ議会で討論される問題について自分の意見を持ち、それを発表することができる。

* 世界中で多元論、人権、法治国論などが犯されている情景を見かけることが多いのであるが、そのような場合に議員だけではなくEU国の国民がお互いにそれらの事態解決に努力することを、我々国代表者は期待するのである。


このようなことが、今回の選挙の目的であるようです。
そしてまたデモクラシーを守る!
 
* 民主主義を防御する。我々の国ドイツ、オーストリア、イタリーはこの思想を守ることの重要性を知っている。デモクラシーが無いところには人間性も政治的分別感もなくなる。 

* そしてこのようなデモクラシーはヨーロッパ国同盟と固く結びついている。

* このヨーロッパの価値と法律共同体の価値は、平和をもたらすものとして今まで世界に証拠だてしてきた。

* 統一ヨーロッパはデモクラシー無しでは作れるものではない。そしてヨーロッパのデモクラシーは、全欧州の人たち、民主主義の自由を理解する人たちで成り立つものである。

* 今回のヨーロッパ議会の選挙は、議会の構成改善と民主主義における錯雑な工程を簡素化することが目的。

* 「選挙」というものは大きな力を持つものである。この制度によって弱いものに力を与え、反対に大きすぎるものの力を牽制するという物事の平均を保つ機能をするものでもあるから。


 このヨーロッパ議会選挙は6月9日(日曜)に行われます。
 対象は16歳以上の欧州市民です。

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