【From America】
2024年01月23日
【From America】「日米の雪だるまの違い」
アメリカのウインドゲイト緑です。
雪が降ったら「雪だるま」を作る、というのは、世界中の人が考えることだと思います。子供は勿論のこと、大人も子供のころに戻った気持ちになり、雪だるまを作る人も多いように思います。雪にはみんなの心を子供のころに戻してくれる不思議な力があるのかもしれませんね、
私はアメリカに引っ越して来るまでは、「雪だるま」とは頭と胴体の二つから出来ているものだと思っていました。雪だるまとは言葉通りに日本の赤い達磨を連想しますから、それを何も不思議に思いませんでした。ダルマは達磨大師に由来していて、ずっと座禅を組んでいたので、手も足も無くなったという実在の僧侶から来ています。だから、日本の雪だるまには手も足もないのが普通です。
所がアメリカでは、頭と上半身と下半身の三つから出来ているのです。英語では「スノーマン」ですから、雪で出来た人間の形です。細いウエストのくびれのある人間の形です。ですから、一番上の頭の部分に目鼻を付けるだけでなく、木の枝などで手を付けてあげるのが普通です。帽子をかぶせてあげたり、マフラーを首に巻いてあげたり、と出来るだけ人間に近い形にします。
私はアメリカに引っ越して以来、頭と胴体の二つから出来ている雪だるまは、日本だけ!と思っていました。所が、カリブ海の島、アルバの雪だるまもどうやら頭と胴体の二つから出来ているらしいです。日本と同じではありませんか‼ 世界中で雪だるまを作る時、雪のボールを2個で作るか? 3個で作るか? どちらが多数派なのか? ちょっと興味が出来てきました。
雪が降ったら「雪だるま」を作る、というのは、世界中の人が考えることだと思います。子供は勿論のこと、大人も子供のころに戻った気持ちになり、雪だるまを作る人も多いように思います。雪にはみんなの心を子供のころに戻してくれる不思議な力があるのかもしれませんね、
私はアメリカに引っ越して来るまでは、「雪だるま」とは頭と胴体の二つから出来ているものだと思っていました。雪だるまとは言葉通りに日本の赤い達磨を連想しますから、それを何も不思議に思いませんでした。ダルマは達磨大師に由来していて、ずっと座禅を組んでいたので、手も足も無くなったという実在の僧侶から来ています。だから、日本の雪だるまには手も足もないのが普通です。
所がアメリカでは、頭と上半身と下半身の三つから出来ているのです。英語では「スノーマン」ですから、雪で出来た人間の形です。細いウエストのくびれのある人間の形です。ですから、一番上の頭の部分に目鼻を付けるだけでなく、木の枝などで手を付けてあげるのが普通です。帽子をかぶせてあげたり、マフラーを首に巻いてあげたり、と出来るだけ人間に近い形にします。
私はアメリカに引っ越して以来、頭と胴体の二つから出来ている雪だるまは、日本だけ!と思っていました。所が、カリブ海の島、アルバの雪だるまもどうやら頭と胴体の二つから出来ているらしいです。日本と同じではありませんか‼ 世界中で雪だるまを作る時、雪のボールを2個で作るか? 3個で作るか? どちらが多数派なのか? ちょっと興味が出来てきました。
2024年01月16日
【From America】「初雪」
アメリカのウインドゲイト緑です。
今年の日本の冬は暖冬なのでしょうか? 私の住んでいるアメリカ東海岸でも、ここ2年ほどは暖冬であまり雪が降りませんでした。所が1月の1週目の週末に大雪とは言わないまでも、2年ぶりにかなりの雪が降って除雪車が出動したり、あちこちで雪かきをしたり、というニューイングランド地方の冬の風景が見られました。
道路が凍ってスケートリンクのようになっては事故が多発しますから、除雪車は勿論ですが、道路に「塩と砂」をまいて凍結を防止するというのが、私が引っ越してきた30年前の定番でした。所が最近は塩だけをまいているので、どうしてかな?と不思議に思っていました。塩と砂の混ざったものが道路に撒かれると、車が汚れるので困ったな、と思ったのですが、今度は塩だけになったら車が錆びるだろうな、とまた別の心配が起っていたのですが、安全に運転するには仕方がない方法なのでしょうね。
しかし、どうして「塩と砂」が「塩だけ」になったのか? と疑問に思っていましたら、除雪の仕事をしている知人が教えてくれました。「塩と砂」は道路の凍結防止のためには欠かせない物なのですが、雪の時期が終わっても道路に砂が残ります。交通の激しい道路ではたくさんの車が通りますから、道路の砂は車のタイヤですり鉢をこすっているような状態になり、この砂がどんどん細かくなって空気中に舞うことになるのだそうです。すると、空気中の目に見えないような微小の砂を子供や老人たちが吸ってしまい、呼吸器系の病気につながるという事が分かり、砂を止めて「塩」だけにしたという経緯があるそうです。
日本も春一番が吹いて中国から「黄砂」が飛んできて空気中に舞っているという時期もありますから、納得の説明でした。この目に見えない空気汚染の問題は解決できるなら、出来るだけ努力をして排除したいものですね。
そのような理由で、最近の道路には「塩」だけがまかれているコネチカット州です。
今年の日本の冬は暖冬なのでしょうか? 私の住んでいるアメリカ東海岸でも、ここ2年ほどは暖冬であまり雪が降りませんでした。所が1月の1週目の週末に大雪とは言わないまでも、2年ぶりにかなりの雪が降って除雪車が出動したり、あちこちで雪かきをしたり、というニューイングランド地方の冬の風景が見られました。
道路が凍ってスケートリンクのようになっては事故が多発しますから、除雪車は勿論ですが、道路に「塩と砂」をまいて凍結を防止するというのが、私が引っ越してきた30年前の定番でした。所が最近は塩だけをまいているので、どうしてかな?と不思議に思っていました。塩と砂の混ざったものが道路に撒かれると、車が汚れるので困ったな、と思ったのですが、今度は塩だけになったら車が錆びるだろうな、とまた別の心配が起っていたのですが、安全に運転するには仕方がない方法なのでしょうね。
しかし、どうして「塩と砂」が「塩だけ」になったのか? と疑問に思っていましたら、除雪の仕事をしている知人が教えてくれました。「塩と砂」は道路の凍結防止のためには欠かせない物なのですが、雪の時期が終わっても道路に砂が残ります。交通の激しい道路ではたくさんの車が通りますから、道路の砂は車のタイヤですり鉢をこすっているような状態になり、この砂がどんどん細かくなって空気中に舞うことになるのだそうです。すると、空気中の目に見えないような微小の砂を子供や老人たちが吸ってしまい、呼吸器系の病気につながるという事が分かり、砂を止めて「塩」だけにしたという経緯があるそうです。
日本も春一番が吹いて中国から「黄砂」が飛んできて空気中に舞っているという時期もありますから、納得の説明でした。この目に見えない空気汚染の問題は解決できるなら、出来るだけ努力をして排除したいものですね。
そのような理由で、最近の道路には「塩」だけがまかれているコネチカット州です。
2024年01月09日
【From America】「エッグノッグ」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本は正月早々、地震や航空機事故で、お正月どころではない、という気分になったことでしょう。アメリカでもこの二つのことは、大きく扱われて、どのTV局も一斉に報道していました。地震や事故に見舞われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
さて、話題は変わって、お正月の話題といえば、初日の出を拝んだとか、三が日に食べたお節料理や初詣に行ったことなど、皆さんも沢山思い出を作ったことと思います。昔は「おとそ」を飲むというのも、お正月の祝い方の中の一つだったと思いますが、最近ではお正月におとそを飲む家庭は少ないのではないでしょうか。その代わりに、大好きなビール、ウイスキー、日本酒、焼酎などで乾杯をする方が多いと思います。
アメリカのクリスマスやお正月(New Year)によく飲まれるドリンクに、「エッグノッグ」という物があります。エッグノッグと聞いて、卵酒みたいなものかな? と想像することでしょう。確かに卵が入っているのですが、生クリームや牛乳とお砂糖の入った甘い飲み物です。これに、ラム酒などをいれてアルコール飲料としても飲まれていて、大人用、子供用、様々なエッグノッグがあります。歴史的にはイギリスから来た飲み物らしいですが、材料は牛乳、卵、砂糖、それにシナモンやナツメグなどの香料をちょっと足したもので、ゆるいカスタードクリームを飲んでいるような感じです。
写真のボトルはお酒が入っている飲み物ですが、感謝祭からクリスマス、お正月の時期にアメリカへ来る機会があれば、是非とも一度は味わってみてはいかがでしょうか。
日本は正月早々、地震や航空機事故で、お正月どころではない、という気分になったことでしょう。アメリカでもこの二つのことは、大きく扱われて、どのTV局も一斉に報道していました。地震や事故に見舞われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
さて、話題は変わって、お正月の話題といえば、初日の出を拝んだとか、三が日に食べたお節料理や初詣に行ったことなど、皆さんも沢山思い出を作ったことと思います。昔は「おとそ」を飲むというのも、お正月の祝い方の中の一つだったと思いますが、最近ではお正月におとそを飲む家庭は少ないのではないでしょうか。その代わりに、大好きなビール、ウイスキー、日本酒、焼酎などで乾杯をする方が多いと思います。
アメリカのクリスマスやお正月(New Year)によく飲まれるドリンクに、「エッグノッグ」という物があります。エッグノッグと聞いて、卵酒みたいなものかな? と想像することでしょう。確かに卵が入っているのですが、生クリームや牛乳とお砂糖の入った甘い飲み物です。これに、ラム酒などをいれてアルコール飲料としても飲まれていて、大人用、子供用、様々なエッグノッグがあります。歴史的にはイギリスから来た飲み物らしいですが、材料は牛乳、卵、砂糖、それにシナモンやナツメグなどの香料をちょっと足したもので、ゆるいカスタードクリームを飲んでいるような感じです。
写真のボトルはお酒が入っている飲み物ですが、感謝祭からクリスマス、お正月の時期にアメリカへ来る機会があれば、是非とも一度は味わってみてはいかがでしょうか。
2024年01月02日
【From America】「大みそかの祝い方それぞれ」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本の年末年始は様々な古くからの「しきたり」がありますね。年越しそばを食べ、お正月にはお節料理を食べるのは、日本独特の習慣ですが、諸外国にもそれぞれに独特の新年の迎え方があるようです。
アメリカは人種のるつぼと呼ばれています。移民の国であるアメリカのお正月は、母国のそれぞれの風習を持ち込んだ形で行われるので、これがアメリカ式、というものがありません。
この時期のTVのニュースでは様々な国の風習にスポットを当てて紹介するのですが、今回私の目に留まったのはスペインの習慣です。
大みそかの31日の夜 12時、つまり日本では除夜の鐘が鳴る時間です。その時に、緑色のブドウを12個食べる、というものです。12個は次に来る12か月を意味するそうで、それぞれの月が幸せであるようにと祈って12個食べるそうです。
世界中でスペイン語を話す国は沢山ありますから、ヨーロッパのスペインだけでなく、メキシコやプエルトリコを始めとしてラテンアメリカの国々もこの習慣を引き継いでいるのでしょうか?
TVのニュースでは、長い竹串に12個を刺していたので、一瞬私の目にはお団子?と見間違ってしまいました。12個の緑色のブドウはワイングラスに入れたり、お皿に盛ったり、方法は様々なようですが、簡単に真似出来るので、今年の大みそかにはやってみました。
アメリカは日本と比べて、大晦日(New Year’s Eve)には行事らしい行事は特にありません。あちこちで花火が上がって、シャンペンで乾杯して、大好きな人とキスする、くらいの祝い方が一般的と言えるでしょう。
日本の皆さんは、これから様々な日本のしきたりに従って、お書初めや7日の七草がゆやお供えのお餅の鏡開き、など1月は様々なこと待っていると思います。どうぞ日本のお正月を存分に味わってください。
Happy New Year!!!
日本の年末年始は様々な古くからの「しきたり」がありますね。年越しそばを食べ、お正月にはお節料理を食べるのは、日本独特の習慣ですが、諸外国にもそれぞれに独特の新年の迎え方があるようです。
アメリカは人種のるつぼと呼ばれています。移民の国であるアメリカのお正月は、母国のそれぞれの風習を持ち込んだ形で行われるので、これがアメリカ式、というものがありません。
この時期のTVのニュースでは様々な国の風習にスポットを当てて紹介するのですが、今回私の目に留まったのはスペインの習慣です。
大みそかの31日の夜 12時、つまり日本では除夜の鐘が鳴る時間です。その時に、緑色のブドウを12個食べる、というものです。12個は次に来る12か月を意味するそうで、それぞれの月が幸せであるようにと祈って12個食べるそうです。
世界中でスペイン語を話す国は沢山ありますから、ヨーロッパのスペインだけでなく、メキシコやプエルトリコを始めとしてラテンアメリカの国々もこの習慣を引き継いでいるのでしょうか?
TVのニュースでは、長い竹串に12個を刺していたので、一瞬私の目にはお団子?と見間違ってしまいました。12個の緑色のブドウはワイングラスに入れたり、お皿に盛ったり、方法は様々なようですが、簡単に真似出来るので、今年の大みそかにはやってみました。
アメリカは日本と比べて、大晦日(New Year’s Eve)には行事らしい行事は特にありません。あちこちで花火が上がって、シャンペンで乾杯して、大好きな人とキスする、くらいの祝い方が一般的と言えるでしょう。
日本の皆さんは、これから様々な日本のしきたりに従って、お書初めや7日の七草がゆやお供えのお餅の鏡開き、など1月は様々なこと待っていると思います。どうぞ日本のお正月を存分に味わってください。
Happy New Year!!!
2023年12月26日
【From America】「クリスマス プレゼント」
アメリカのウインドゲイト緑です。
皆様のクリスマスはいかがお過ごしでしたか? 日本のクリスマスは恋人と祝ったり、お友達と祝ったりすることが多く、家族で集まるのはお正月、というパターンが多いでしょう。お正月休みを前に、25日も会社はお休みでは無く、年末までの仕事を片付けるために必死で仕事をする、というのが日本式ですね。
一方、アメリカはクリスマスが家族で集まる大切な祝日になります。25日はお店もレストランも一斉にお休みになります。11月の感謝祭とクリスマス、この二つがアメリカでは家族と過ごす大切な祝日です。その為に日本の帰省ラッシュのように道路も飛行機も込み合います。
クリスマスのプレゼントは一年かけて選びに選んで、沢山用意するというのがアメリカ式です。小さな小物から大きなプレゼントまで、綺麗にラッピングしてクリスマスツリーの下に置きます。誰から誰へ、というシールが貼られていると、一体なにが入っているのか? 子供でなくてもちょっとドキドキしますよね。
さて、このプレゼントを開ける時の日米の違いに注目してみましょう。日本では、進物品を頂いたら、食べ物なら先ず仏壇に供えて、とか有難く頂いておいて後から開けてみる、などがマナーとされていたと思います。勿論 最近は日本のしきたりやマナーも変化してきて西洋化し、その場ですぐに開けて、中身を見て「ワー、素敵! 有難うございます!」と喜びを示すことが、送り主へのマナーになってきましたね。
でも、綺麗にパッケージされた箱の包み紙を開ける時には、丁寧に綺麗に、包装紙をやぶらない様に開けるのが日本式だと思います。包んでくださったその細やかな気持ちに敬意を表すのも、プレゼントの開け方のマナーという考え方ですね。中身だけでなく、ラッピングにも心がこもっているのを理解して、大切に扱うのが送り主への心遣いだと思います。
ところが、アメリカでは綺麗に包んであるクリスマス用の包装紙を、これでもか!というくらい乱暴にビリビリ破いて開けます。私は見ていてハラハラしながら、内心 もうちょっと丁寧に開けて欲しいな、と思いますが、どうやら、これは「嬉しくて待ちきれないんだ」という気持ちを表す、喜びの表現の一つらしいです。そして、中身を見たら、綺麗なクリスマス用の包装紙やリボンは、ぐちゃぐちゃに丸めてゴミになる、という宿命です。
30年もアメリカに住んでいながら、私は未だにこのプレゼントの開け方にいつもハラハラしてしまいます。
包装紙を綺麗に開けてどうするの? その包装紙を再利用するの? と聞かれますが、なんだか包装紙が可哀相で、この取り扱いに心が痛んでしまうのは、きっといつまでも変わらないだろうな、と思うクリスマスです。
これは喜びの表現の違いですから、プレゼントを頂いて嬉しいのは誰でも同じですね。
今年のクリスマスに皆さんはどんなプレゼントを差し上げたり、頂いたりしたでしょうか?楽しい思い出に残るクリスマスだったことを祈っています。
間もなく、お正月が来ます。来年もどうぞよろしくお願い致します。
Happy Holidays !!!
皆様のクリスマスはいかがお過ごしでしたか? 日本のクリスマスは恋人と祝ったり、お友達と祝ったりすることが多く、家族で集まるのはお正月、というパターンが多いでしょう。お正月休みを前に、25日も会社はお休みでは無く、年末までの仕事を片付けるために必死で仕事をする、というのが日本式ですね。
一方、アメリカはクリスマスが家族で集まる大切な祝日になります。25日はお店もレストランも一斉にお休みになります。11月の感謝祭とクリスマス、この二つがアメリカでは家族と過ごす大切な祝日です。その為に日本の帰省ラッシュのように道路も飛行機も込み合います。
クリスマスのプレゼントは一年かけて選びに選んで、沢山用意するというのがアメリカ式です。小さな小物から大きなプレゼントまで、綺麗にラッピングしてクリスマスツリーの下に置きます。誰から誰へ、というシールが貼られていると、一体なにが入っているのか? 子供でなくてもちょっとドキドキしますよね。
さて、このプレゼントを開ける時の日米の違いに注目してみましょう。日本では、進物品を頂いたら、食べ物なら先ず仏壇に供えて、とか有難く頂いておいて後から開けてみる、などがマナーとされていたと思います。勿論 最近は日本のしきたりやマナーも変化してきて西洋化し、その場ですぐに開けて、中身を見て「ワー、素敵! 有難うございます!」と喜びを示すことが、送り主へのマナーになってきましたね。
でも、綺麗にパッケージされた箱の包み紙を開ける時には、丁寧に綺麗に、包装紙をやぶらない様に開けるのが日本式だと思います。包んでくださったその細やかな気持ちに敬意を表すのも、プレゼントの開け方のマナーという考え方ですね。中身だけでなく、ラッピングにも心がこもっているのを理解して、大切に扱うのが送り主への心遣いだと思います。
ところが、アメリカでは綺麗に包んであるクリスマス用の包装紙を、これでもか!というくらい乱暴にビリビリ破いて開けます。私は見ていてハラハラしながら、内心 もうちょっと丁寧に開けて欲しいな、と思いますが、どうやら、これは「嬉しくて待ちきれないんだ」という気持ちを表す、喜びの表現の一つらしいです。そして、中身を見たら、綺麗なクリスマス用の包装紙やリボンは、ぐちゃぐちゃに丸めてゴミになる、という宿命です。
30年もアメリカに住んでいながら、私は未だにこのプレゼントの開け方にいつもハラハラしてしまいます。
包装紙を綺麗に開けてどうするの? その包装紙を再利用するの? と聞かれますが、なんだか包装紙が可哀相で、この取り扱いに心が痛んでしまうのは、きっといつまでも変わらないだろうな、と思うクリスマスです。
これは喜びの表現の違いですから、プレゼントを頂いて嬉しいのは誰でも同じですね。
今年のクリスマスに皆さんはどんなプレゼントを差し上げたり、頂いたりしたでしょうか?楽しい思い出に残るクリスマスだったことを祈っています。
間もなく、お正月が来ます。来年もどうぞよろしくお願い致します。
Happy Holidays !!!