【From America】

2017年07月11日

【From America】「代理交渉人」

交渉人02アメリカのウインドゲイト緑です。

日本でもアメリカでも電話会社の様々なサービス合戦で「今 キャンペーン中だから こちらに乗り換えればお安くなりますよ」と声高に宣伝しています。
しかし、様々な美味しい話には裏があるのが常で、安いと思って加入したけれど、それは最初の1年だけ。後から、思ってもいなかった高額な請求金額に変化してしまった。或いは、全く同じサービスを受けているのに、隣近所の人はうちより安い金額だ。どうしてなんだろう? ケーブルTVとインターネットと電話が抱き合わせになっていて、請求書を見てもはっきりと金額が分からない。こんな経験はどなたにも多かれ少なかれあるのではないでしょうか?

こんな疑問、不満を解決するのに、勿論 自分で電話会社やケーブルTV会社に交渉することも可能です。しかし、それよりもプロの交渉人を雇ってはどうですか? というビジネスがアメリカに登場しました。えー? プロの代理交渉人? その人に手数料を払ったら、もっと高くなってしまうのではないか? こんな疑問が更に浮上するのも「ごもっとも」な話ですね。
写真にあるサメのぬいぐるみは、美味しい獲物の匂いを嗅ぎ付けて近寄ってくるサメの習性を利用して、美味しいディール(トランプ大統領の好きな言葉のディールですね)を見逃さないこの代理交渉人を表現しています。

TVのニュースでは、細かい様々なルールを熟知している代理交渉人なら、あなたに絶対特になるディールを見つけて、現在の高い請求金額よりずっと良い条件で再契約してくれる、という物です。報酬は、一回交渉した時の数パーセントを支払うだけで、写真の家族はなんと年間$2,311(約20万円)も節約できた、というお話です。
何事も「餅は餅屋」ということなのでしょうか? 様々な面白いサービスが登場するアメリカですね。

これを機会に皆さんもご自分の請求書を見直して、小さな字で書いてある詳細にも目を留めてみてください。
交渉人01


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2017年07月04日

【From America】「制服でテディ・ベアー」

テデイベアアメリカのウインドゲイト緑です。

7月4日はアメリカの独立記念日のお祝いの日です。
アメリカ人の愛国心が一番現れる時期と言っても過言ではないような、大きなお祝いが全国各地で行われます。
さて、今回はアメリカの愛国心をテーマに9.11のテロ事件で亡くなった消防士の家族に、その制服を使ってテディ・ベアーを作ってプレゼントしている活動をご紹介しましょう。

先ず、最初になぜクマのぬいぐるみをテディ・ベアーと呼ぶのか? ということから始めたいと思います。テディとは第26代アメリカ合衆国大統領のセオドア・ルーズベルトのファースト・ネームのセオドアのニックネームであるテディに由来しています。ルーズベルト大統領は大の狩好きだったそうです。
1902年の秋にクマ狩りに出掛けたものの、獲物を射止めることが出来ず、同行していたハンターが年老いた雌熊(一説には傷を負った子熊)を追い詰めて、最後の一発を大統領に頼みました。しかし、大統領は「瀕死のクマを撃つのはスポーツマン精神に反する」としてクマを逃がしたそうです。それが話題になり、クマのぬいぐるみの総称がテディ・ベアになりました。

アメリカの子供達は、テディ・ベアが大好きです。そして、病気のお見舞いには必ずといってよいほどテディ・ベアがプレゼントされます。上記の逸話がテディ・ベアに一種の「癒し」の力があると思われているのかどうか? は定かではありませんが、9.11で夫や息子を亡くした家族への癒しの一つとして、本人が着ていた制服を使ってテディ・ベアが手作業で作られ、家族に贈られたという心温まるお話です。素材に本人の制服を使っているところに、贈られた家族は亡き消防士を更に身近に感じることと思います。

9.11でお亡くなりになった皆様のご冥福を改めてここに祈りたいと思います。

Happy 4th of July!



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2017年06月27日

【From America】「ラスベガスの湿度は2%」

噴水アメリカのウインドゲイト緑です。
日本列島は梅雨に入り、傘を持ち歩いて出掛ける毎日ではないかと思います。
日本の梅雨、そして蒸し暑い夏の湿度はかなり高いでしょう。

ところが、私の住んでいるラスベガスは特に夏には湿度が低くなります。(冬より夏のほうが湿度が低いのです)低いと言っても、爽やかだなあ、と感じる程度のものではなく、「オーブンに顔を突っ込んだような」温度の高さと湿度の低さが混ざった感じです。今年は6月からとても暑い日が続き、華氏116〜117度が1週間以上続く異常気象です。予報では華氏120度(摂氏48.9度)になるかもしれない、と言っています。

さて、気温は勿論ですが、湿度の低さに日本の皆さんは驚くと思います。先日、ついに「湿度2%」を記録したとTVのニュースで知りました。経験の無い方には、どう説明したらよいでしょうか? 息を吸った途端に、肺の中までカラカラになる感じとでも言いましょうか? 実に乾燥しています。ラスベガスで有名なカジノホテルのベラージオの噴水ショー、他にも様々なラスベガスの観光地では噴水、滝、波のあるプールなど水を使ったアトラクションが沢山あります。以前に人から「ラスベガスのプールの水は一日で75%の水が蒸発してしまうので、毎日水を足さないといけない」と聞いて、耳を疑いました。しかし、今回の気温約120度(摂氏48.9度)と湿度2%を実感して、やはりあの言葉は本当だったのかもしれない、と納得している次第です。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」の言葉通り、日本の蒸し暑い夏は不快ですが、逆にカラカラで高温というのも やはり不快に感じるものです。何事も中庸が良いのですが、四季があるのですから いつも春や秋のような気候ばかりを願っても無理なことなのでしょう。上手に暑さ対策をして、これから本番になる夏に備えて健康を維持していきましょうね。


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2017年06月20日

【From America】「バースデー・プレゼント」

バースデーギフトアメリカのウインドゲイト緑です。

誕生日を祝う習慣は世界中共通のことでしょう。日本でもプレゼントを上げる、バースデー・ケーキにキャンドルをともして願いを込めてキャンドルを吹いて消す、という祝い方は諸外国と同じでしょう。

先日、イギリス人の友人から聞いた話をご紹介したいと思います。
孫娘が生まれて1歳の誕生日を迎えることになりました。息子夫婦から頼まれたことは二つの事でした。「この子が18歳になった時に読むように手紙を書いてあげて欲しい」「メモリーギフトとして18歳になった時に開けるプレゼントを考えて欲しい」これらの二つは箱に入れて、18歳になるまで開けずに取っておく、というものでした。いわゆるタイムカプセルのように、今入れるけれど、その子が18歳になってから手元に届く手紙でありプレゼントである、ということです。どんなに記憶が良い人でも1歳の時のバースデーを覚えているという人は先ず居ないでしょう。オモチャを上げたり、可愛い洋服を上げても、大きくなったら写真で見るくらいで本人の記憶には残りません。それが18歳になった時に自分の1歳のバースデーに祖父母がどんな想いでいたのかを伝えるという素敵なプランです。

実はこれに似たような話をマレーシア人の友人から聞いたことがありました。
孫娘が生まれた時から、毎年真珠を一粒ずつプレゼントして、その子が18歳になった時に18個の真珠(足りない場合は数を足して)真珠のネックレスを作ってあげる、というプランでした。勿論、金銭的にはいつでも真珠のネックレスを買ってあげることが出来る裕福な家庭でしたが、その毎年その子のために一粒ずつプレゼントする、その子の成長を楽しみに毎年贈る、という物です。

アメリカでは大学の学費がとても高いので、孫が生まれたらその時から大学の学費貯金を始めるということがとても盛んに行われています。これも18歳になった時に、そのお金で学費を気にせず勉学に励んでください、という祖父母の想いが込められています。

日本では、20歳の成人式に孫娘に振袖をプレゼントする祖父母の気持ちがこれに似ているのかも知れないと思いました。最近は、振袖もレンタルで写真を撮って終わりになる形も多いそうですが、それでも祖父母の孫娘の成長を喜ぶことに対する気持ちに変わりはありませんね。

国によって形は違いますが、孫娘に対する愛情がひしひしと伝わる誕生日の祝い方だと思いました。

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2017年06月13日

【From America】「ATMは携帯電話で」

ATM 犯罪02アメリカのウインドゲイト緑です。

銀行でのお金の入出金はATMのお蔭で、時間外や週末でも自由に出来るようになり、便利になりましたね。しかし、便利の影でATMの機械による犯罪も多くなってきています。カードを落とした、盗まれた、暗証番号を盗まれた、無人のATMで強盗にあったなどなど種類は多彩ですが、アメリカでは一年間で550%もATM関連の犯罪率が増加したそうですから、これはかなりの数字です。

そこで、その改善方法として携帯電話でATMの機械を動かす方法です。物理的なATMカードはなくなり、携帯電話のアプリにATM機能が付きます。ATMの機械に近づき、携帯電話をかざします。暗証番号も数字の桁数を増やしてなかなか盗まれないような工夫がなされています。

ATM 犯罪01若い人達は「携帯電話が無くては生きていかれない」というほど、携帯電話を使いこなしていますから、便利になった、と感じることでしょう。しかし、携帯電話が苦手なお年寄りには、この進化はちょっと高度で使いこなせないかもしれない、という懸念が残ります。
更には、ATMの機械で犯罪を犯してきた犯人達は、また別の方法でこの携帯電話ATMカード方法を欺く方法を手に入れるような気がします。

こちらが進化すればあちらも進化する、という正に「いたちごっこ」の繰り返しのような気がしますが、しばらくはこの携帯電話ATMに慣れることに苦労する消費者が増えそうな気がしました。


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