ウインドゲイト緑

2020年07月07日

【From America】「6月19日 Juneteenth」

アメリカのウインドゲイト緑です。
日本でも報道されているジョージ・フロイドさんが警官に押さえつけられ、死亡した事件をきっかけに、アメリカ全土で「黒人の地位向上」という大きな動きが起きています。

黒人の地位6月19日をJune Niteteenthという言葉をくっつけた「Juneteenth」という祝日にしようという動きが出てきました。この祝日は1856年6月19日にテキサス州で発令された奴隷解放宣言を記念する祝日で、テキサスでは州の祝日とされてきましたが、全国的ではなかったものを、今回のジョージ・フロイドさんの死を機に全国的にしようという動きになりました。

今までこのJuneteenthのことを知らなかったアメリカ人は多く、急に浮上した祝日に会社なども対応が間に合わず、戸惑いを隠せない様子です。しかし、対応はとても好意的なもので、会社が有給休暇に指定する方向でアマゾン、ナイキ、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)などから有給休暇が始まっているようです。

人種のるつぼと呼ばれるアメリカだからこその差別問題も、今回のことがきっかけでまた一つ階段を登った感じがします。


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2020年06月23日

【From America】「ストロベリームーン」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは、ストロベリームーンという言葉を聞いたことがありますか?
6月6日は2020年のストロベリームーンでした。
日本でもスーパームーンなど満月を眺める情報が広められ、月に対する興味が広がっているように思います。アメリカ圏では、6月の満月をこう呼ぶのだそうです。

イチゴストロベリームーンという名前を聞くと、満月が赤いのかしら? と思いますが これは月の色とは別のもので、アメリカでは路地物のイチゴを収穫する時期ですよ、という意味で付けられた6月の満月の名前だそうです。アメリカインデイアン達は、カレンダーも無い時期にそれぞれの満月に名前をつけて、収穫の時期を知らせたようです。
日本では、ハウスもののイチゴが多いですからクリスマス頃からイチゴが出回り、本来の収穫の時期を忘れてしまいそうですが、アメリカではこの時期が「イチゴが旬を迎えましたよ」という意味のようです。
しかし、どうやらそれだけでもなくて、月が赤みを帯びて見える、それは夏至の月は一年の内で一番地平線に近い軌道を通るので、夕日が赤く見えるようにこの時期の月は赤く見えるという説もあるようです。
いずれにせよ、なんだか素敵な名前の満月ですね。

日本では、月の影を見てウサギがいる、言いますが、アメリカでは月の影は人の顔に見えるそうです。地球の反対側から見る月の影は、人も目にも違って見えるのかもしれませんね。月の世界はなんとも神秘的です。



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2020年06月16日

【From America】「成田からNYのJFK空港へ」

アメリカのウインドゲイト緑です。
新型コロナウイルスのお陰で日本に滞在していましたが、やっとアメリカに戻りました。今回は、私のアメリカ帰国の道中のご報告です。

成田02ご存知のように、日本には多くの国からの入国制限があり、新型コロナウイルスの感染を心配して移動を控える人が増えて、国内線も国際線も欠航が続いています。私の住んでいるラスベガスは日本からの直行便がないのですが、旅行会社の情報によれば、国際線が飛んでも乗り継ぎ便は急にキャンセルになって、そこで立ち往生する人が多いので、直行便をお勧めします、と言われました。安全を考えて、以前、住んでいたコネチカット州の友人宅に身を寄せることにして、NYへの直行便に乗ることにしました。

成田01正直なところ、やはり飛行機に乗るのは怖いです。マスク、眼がね、手袋、考えられる装備をして、いざ出発。空港へのリムジンバスはガラガラでしたが、幸いにも窓が開けられるので、換気に気をつけて、成田空港へ。
成田空港はガラガラ。地上職員の方々は皆マスクをつけ、フェイスシールドもして、安心感を与えてくれます。空港の待合室もガラガラ。飛行機の中もガラガラ。全日空の機内は新しい機材で綺麗で実に清潔でした。日本的な細やかな安全管理は素晴らしく、感染の可能性も不安は全くありませんでした。快適なフライトも終わりに近づきますと、機内放送で「過去14日間に中国の一部、英国、アイルランド、イランに行ったり、滞在したりした方は書類の記入が必要です」とのことです。それ以外の人は何も書類が必要ない、と言われてほっとしました。それでも、空港の検疫で、サーモグラフイーなどで体温検査があるかと思いましたが、何もありませんでした。いとも簡単で、入国審査も顔写真だけで指紋もとりませんでした。指紋の照合をするガラスの機械に手を置くのは、嫌だと思っていましたので幸いでした。こんなに簡単で良いのかしら? という思いもありました。日本と比べて、水際対策もお国柄が出ているようです。

アメリカはビジネスが再開になって以来、感染者の数が増えている場所もあり、第二波の懸念が広がっています。私はひとまず14日間の自宅待機ですが、しばらくはアメリカ東海岸からのレポートをさせていただきます。
今後ともFrom Americaをよろしくお願い致します。



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2020年05月12日

【From America】「ギャンブルについて」

ウインドゲイト緑です。

日本の緊急事態宣言が延長されて、しばらく自粛の期間が続くことになりました。パチンコ屋さんがお店を閉めないことが話題になり、行列が出来ることでギャンブル好きの人が多くいることも分かってきました。

IMG_4225アメリカでは、ギャンブルに対してどのように対処しているのでしょうか? 私の家があるラスベガスはギャンブルのメッカ。ストリップと呼ばれるカジノ街はすっかり閉鎖されました。そして、興味深いのがアメリカ各地にあるアメリカインデアンが所有する特区にあるカジノです。

アメリカにはもともと原住民のインデイアンが住んでいました。そこにメイフラワー号に乗ってやってきた移民達が開拓をしていくわけですが、後にインデイアン達は、ここは元来われわれの土地だった、自分たちの土地を返して欲しいという申し立てをして、アメリカには各地にアメリカインデイアンが統治するインデイアン特区が生まれました。そして、そこには大きなカジノが存在するのです。ここでは自分たちの警察や消防署があり、アメリカの法律の影響を受けない全く独立した国、と言っても良いくらいの場所です。ということは、今回のアメリカの緊急事態宣言や外出禁止、休業要請などに従わなくても良い、ということになります。アメリカにあっても、そこは別世界。ところが、インデイアンの経営するカジノも休業をしているそうです。

法律やルールで強制するのではなく、それぞれが事態の緊急性、人の命に関わる重大なことである、という理解でアメリカ政府のやり方に従っているのです。命ほど大切なものはありません。命あってのものだね、という言葉もあります。私たちも今しばらく我慢して、次に安心して心から楽しめる時間が来るのを待ちましょう。


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2020年05月05日

【From America】「花を愛でる」

ウインドゲイト緑です。

新型コロナウイルスで気持ちが落ち込みそうな時期に、花は気持ちを癒してくれますね。日本人にとって「桜」は本当に特別な意味を持つ花だと思います。
私が30年弱前にアメリカに引っ越した時、私の気持ちを慰めてくれたのは「はなみずき」でした。

IMG_0074アメリカのワシントンDCにあるポトマック川沿いに咲く桜は日本からのプレゼントです。そして、そのお返しに日本に送られた「はなみずき」です。白とピンクのはなみずきが咲き誇るニューイングランド、コネチカット州フェアーフィールド地域は5月にハナミズキ・フェステイバルが行われています。私は10年ほどコネチカット州に住んでいたので、この時期は本当に楽しみな時期でした。
フェステイバルで聞いたこんなお話をご紹介しましょう。
「ハナミズキはもともと樫の木と同じくらい大きな木でした。その大きさと強さから十字架に人を架ける材料に使われていました。それをハナミズキ自身が大いに悩んでいました。キリストはご自身が十字架にかかったときに、ハナミズキにこう約束したそうです。『これからはハナミズキを細くて曲がった小さい木にしてあげよう。花の花弁は四枚にして、二枚は長く、もう二枚は短くして十字架を象り、花びらの端には十字架の釘の錆の茶色と血の赤を彩り、花芯には茨の冠をつけさせよう』それで、はなみずきは今の形になったのです。」
素敵なお話で、聞き入ってしまいました。

新型コロナウイルスでステイ・ホームを行っている皆さん、お天気の良い日にお散歩に出てハナミズキを見つけたら、この話を思い出して花弁の形をじっくり見てくださると、また違った形の「はなみずきお花見」が出来るかもしれませんね。


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