2022年12月24日
ビュッケブルグ歳時記 287
2022年の終わりに・・・
2022年は、パンデミーも、ウクライナ戦争も終わらず、温暖化対策も具体的に良い改良例も見えないなど、世界中がなんとなく暗い方向に向かっていた(る)ような年末のように思われます。
そんな中のドイツの出来事をお伝えしてみます。
1。 LNG ( 液体化された天然ガス)
エネルギー問題は世界中が晒されている問題だと思いますが、特にこの国では冬になって暖房が大きな問題点となっているのです。周知のことだと思いますが今まではロシアから買っていたのですがウクライナ戦争をきっかけにこの方法が不可能になってしまったのです。ガス不足を補う様々な方法が考慮されていたのですが、12月17日の午前8時38分に最初のLNG - Terminal が動き出したのです。
この装置とは、液体ガスを積んで輸送し、その船内でLNG を天然ガス状態にする操作ができる船のことで、このターミナルがあれば、ガス配達ネッツ組織を持つ港に入港することで広範囲のガス供給に応じることができる形のことなのです。
今回、W. 港で最初に動き出した『Hoegh Esperanza」号は 165000立方メートルのLNGを輸送することができ、この量は5万の家庭の1年間の使用量に値するということです。
この装置を北海、東海に作ることで2024年には、これまでロシアから買っていた30Milliarde 立法メートルの供給に応えることができるということです。
LNG はノルウェー、オランダ、フランス、ベルギーから購入するとあります。
この装置ができたことによって、プーチンがドイツを脅迫していたガス問題は解決したことになると、自国の技術者の功績と、連邦主義、チームワークに対してショルツ首相は最大の賞賛を述べています。
2。 大学生及び実業専門学校生への応援
への暖房費として一人当たり200ユーロが給与される。
2022年12月1日に大学及び実業専門校に学籍登記している生徒に支給される。
”学ぶ若い人たち” を尊重する国、に感心するのです。
3。「究極のゼネレーション」
最近はこの呼び名で政府に対して反抗している団体のデモや、アウトバーンの入り口での座り込み、大臣との会談要望などの記事が多くなっているのです。
この団体は2021年にドイツとオーストリアで、政府の環境保護に不満を持つ若い人たちが立ち上げたグループで、自分達こそ民主主義を守るグループであるとして、そこここで話題を投げているニュースが多くなっているのです。
4。Reichsburger
と呼ばれる、ドイツ連邦共和国を拒否し、またドイツ帝国に戻ることを顧望するグループが逮捕され、驚かされる場面もありました。
このように、良い方向にも、悪い方向にも国全体が動いていることが窺える2022年だったように思われます。
ブログを書くことで学んだことがいっぱいあります。
その中で忘れないようにと思うのは民主(主義)ということで、この政治の主義は良否を問わず『民が主』ということなのだ、と気付いたことが今年の収穫のような気がします。
応援してくださった皆さまに心からの御礼を申し上げます!!!
2022年は、パンデミーも、ウクライナ戦争も終わらず、温暖化対策も具体的に良い改良例も見えないなど、世界中がなんとなく暗い方向に向かっていた(る)ような年末のように思われます。
そんな中のドイツの出来事をお伝えしてみます。
1。 LNG ( 液体化された天然ガス)
エネルギー問題は世界中が晒されている問題だと思いますが、特にこの国では冬になって暖房が大きな問題点となっているのです。周知のことだと思いますが今まではロシアから買っていたのですがウクライナ戦争をきっかけにこの方法が不可能になってしまったのです。ガス不足を補う様々な方法が考慮されていたのですが、12月17日の午前8時38分に最初のLNG - Terminal が動き出したのです。
この装置とは、液体ガスを積んで輸送し、その船内でLNG を天然ガス状態にする操作ができる船のことで、このターミナルがあれば、ガス配達ネッツ組織を持つ港に入港することで広範囲のガス供給に応じることができる形のことなのです。
今回、W. 港で最初に動き出した『Hoegh Esperanza」号は 165000立方メートルのLNGを輸送することができ、この量は5万の家庭の1年間の使用量に値するということです。
この装置を北海、東海に作ることで2024年には、これまでロシアから買っていた30Milliarde 立法メートルの供給に応えることができるということです。
LNG はノルウェー、オランダ、フランス、ベルギーから購入するとあります。
この装置ができたことによって、プーチンがドイツを脅迫していたガス問題は解決したことになると、自国の技術者の功績と、連邦主義、チームワークに対してショルツ首相は最大の賞賛を述べています。
2。 大学生及び実業専門学校生への応援
への暖房費として一人当たり200ユーロが給与される。
2022年12月1日に大学及び実業専門校に学籍登記している生徒に支給される。
”学ぶ若い人たち” を尊重する国、に感心するのです。
3。「究極のゼネレーション」
最近はこの呼び名で政府に対して反抗している団体のデモや、アウトバーンの入り口での座り込み、大臣との会談要望などの記事が多くなっているのです。
この団体は2021年にドイツとオーストリアで、政府の環境保護に不満を持つ若い人たちが立ち上げたグループで、自分達こそ民主主義を守るグループであるとして、そこここで話題を投げているニュースが多くなっているのです。
4。Reichsburger
と呼ばれる、ドイツ連邦共和国を拒否し、またドイツ帝国に戻ることを顧望するグループが逮捕され、驚かされる場面もありました。
このように、良い方向にも、悪い方向にも国全体が動いていることが窺える2022年だったように思われます。
ブログを書くことで学んだことがいっぱいあります。
その中で忘れないようにと思うのは民主(主義)ということで、この政治の主義は良否を問わず『民が主』ということなのだ、と気付いたことが今年の収穫のような気がします。
応援してくださった皆さまに心からの御礼を申し上げます!!!
aokijuku at 19:59│コメント(0)│