2022年09月13日

【From America】「珈琲のカスの使い道」

アメリカのウインドゲイト緑です。
日本人は珈琲が大好きな国民だと聞きます。自宅でインスタント珈琲ではなく、きちんと珈琲を入れる方は多いと思います。珈琲を入れたあとのカスをどうしていますか? それを観葉植物の肥料にするという話はよく聞きますが、ラスベガスに住むタイ人の友人から面白い使い道を教えて貰ったのでご紹介します。

ゴキブリは世界中どこにもいるのでその駆除に困っているのは皆同じです。日本でも沢山のゴキブリ退治の商品が出回っています。しかし、ゴキブリは手強いですよね。誰でも何とか家の中にだけは入ってきて欲しくない、と思うことでしょう。

ラスベガスは大変乾燥しているので、水溜りが出来ないことから「蚊」が居ません。これは大変便利なことで、夏でも窓を開けていても蚊が家の中に入ってくることも無ければ、庭に座っていても蚊に刺されることもありません。しかし、ラスベガスにもゴキブリは居ます。夜、家の明かりを目指して飛んでくるゴキブリを目撃したこともあります。
コーヒーそんな時、タイ人の友人宅の庭でガラスのビンに珈琲のカスをいれて、蓋を開けたままにして置いているのを発見しました。「これは何?」「珈琲を淹れた残りのカスよ。」「どうしてこれを庭に置いているの?」「ゴキブリを呼び寄せる為なのよ」というのです。彼女いわく、珈琲の匂いに誘われてビンの中に入ったゴキブリはつるつるのビンのふちを伝って出られなくなるので、朝それを見つけたら蓋をして捨てる、というのです。廃物利用してゴキブリを捕まえる、家の中に入る前に庭で捕まえる、という方式のようです。
確かにアメリカには蜂を捕まえるためのビンがあり、中には蜂蜜をいれておきます。小さな入り口から蜂蜜に誘われて入ってしまった蜂が閉じ込められて出られなくなる、というものです。どうやらそのゴキブリ版のようです。

「所変われば品変わる」と言う言葉もありますが、タイ人の興味深いゴキブリ退治方法でした。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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