2022年06月07日

【From America】「偲ぶ会」

アメリカのウインドゲイト緑です。
コロナの影響で世界中が様々な冠婚葬祭を中止したり、延期したり、ということが行われています。お葬式もその中の一つですが、結婚式なら延期も可能ですがお葬式は密葬や家族葬にして、後から「偲ぶ会」を行う形が多くなりました。

お墓「偲ぶ」という字は「人」と「思う」と組み合わせた字で、本当に日本語の漢字は素晴らしいと思います。正に亡くなった方のことを思うための会です。
アメリカではこの「偲ぶ会」というのを「Celebration of life」と呼びます。
人が亡くなったのに、何故Celebrationなんだ。お祝いなんて不謹慎だ、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、その方が亡くなったことを悲しむよりも、その方が生きていたことは素晴らしかったのだ、と故人の人生を祝福するという意味を強調したポジテイブな呼び方なのではないかと思います。

日本では「偲ぶ会」のほかに「お別れの会」という言葉も使われます。この世から居なくなったからお別れをするという意味では「偲ぶ会」と並んで気持ち的にはぴったりの言葉だと思います。しかし、どちらも悲しい気持ちが出ますね。
その点でアメリカ人は「居なくなったことを悲しむよりも、沢山の思い出を残してくれたことに感謝して、その残してくれたものをこれからも皆で大切にしていきましょう」という部分に焦点を当てているようです。

残された家族はとにかく悲しみにくれているのですから、その方たちを励ます意味でも素敵な呼び方だな、と思いました。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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