2021年11月13日
ビュッケブルグ歳時記 260
コロナの蔓延る厳しい秋・・・
一時減った感染者の数は、秋風とともにcovid-19 の患者の数が急激に増えているパンデミー。それに対する政策を、10月に行われた総選挙で成り立ったアンペル(交通信号機)連立党(SPD 社会民主党+ FDP 自由民主党+ みどりの党)が接種センター排除や、テストを有料にしたり、Booster と呼ばれる三回目の接種促進を弛みなく練っているのですが、厳しい秋に続く冬はもっと難しい寒さになるだろうと予測されているドイツです。
現在の状況として、七日間隔の付随現象(この国では発病人数を発表するときに7日間の Inzidenz =付随現象とか突発事 と言う言葉を用いています)を見ると、110、1人だった発病者が1週間後の今日は154、8人に増えている。特に顕著なのは子供と青少年で、10月の終わりには19歳以下の患者数は500人以上に上ったという事です。
また11月初めには83millionen 人の国民の66、7% が二回の接種を終えているにもかかわらず、前日よりも74人多い2058人の Covid― 緊急患者が
入院していると報じられています。
この心配に満ちた状況に対して Booster= 三回目の注射の重要性が解かれています。これは1+2回の接種の6ヶ月後に行われる接種を意味していて、70歳以上の人、福祉施設居住者、特定の病菌の免疫患者、看護人などに対しては特別重要だと、接種委員会は指摘しています。
これは今年の夏、患者が多くなったイスラエルで、国民に三回目の接種を強行した結果、パンデミー4波を逃れたという現象から起こった希望の見える対策だと言われています。
各州の健康省から発表された「以後60歳上の国民に、家庭医による三回目の接種を可能にする」との政策は、集約医学者たちからの絶対的な同意も示されています。
また、施設居住者や見舞い客に対するテストを厳重にすることも決議されたとの事です。この案と同時に、病院や施設でコロナ患者の世話をする看護人に対する一種のボーナス案 ー 特にインテンシブ(集中)看護者には数ヶ月の特別給料を給与するべきだとの声も報道されています。
またこの国で使われているパンデミー対策案、2 G = Geimpft + Genesenと 3 G = Geimpft +Genesen + Getestet (接種済、回復済、テスト済)の中の 3 G 案 を重要視するべきだとの案も健康省から出されています。音楽会やその他の催しもの会や、一室での集会を3 G 案でコントロールするというわけです。
コロナ初期には3Gで、接種が進んだ時期には2Gで、個人の自由が緩和されていたのですが、Cobit と共にまた規則が厳重化されたわけです。
この様に日本では感染者が少なくなっているのに反して、この国ではCovit 感染者がうなぎ登りをしている現状を見て本当に怖くなっています。
原因を考えてみるとこの国が置かれている地理条件と、民主主義が進んでいる国家という二つのことが思い浮かびます。
ドイツはヨーロッパ大陸の真ん中に位置していて、EU 圏の中心地であることなどから上下左右の行き来が自由で多いということから、規制を厳しくしない限り外からの感染も多いと思います。
そして、「個人の自由」が、政治にも国民にも行き渡っていることを考えると、今回のようなパンデミーの場合の対策は難しいと思われます。二回の接種を終えたお友達が、歯医者受診の後、歯医者看護婦からの感染でポシテイブとなったのですが、全看護人に接種を強制する事はしない、出来ない(?)政治なのです。
この様に、この冬の厳しさを見ると予定していた2022年の3月21日の Freedom Day の実現は難しいと思われるドイツです。
一時減った感染者の数は、秋風とともにcovid-19 の患者の数が急激に増えているパンデミー。それに対する政策を、10月に行われた総選挙で成り立ったアンペル(交通信号機)連立党(SPD 社会民主党+ FDP 自由民主党+ みどりの党)が接種センター排除や、テストを有料にしたり、Booster と呼ばれる三回目の接種促進を弛みなく練っているのですが、厳しい秋に続く冬はもっと難しい寒さになるだろうと予測されているドイツです。
現在の状況として、七日間隔の付随現象(この国では発病人数を発表するときに7日間の Inzidenz =付随現象とか突発事 と言う言葉を用いています)を見ると、110、1人だった発病者が1週間後の今日は154、8人に増えている。特に顕著なのは子供と青少年で、10月の終わりには19歳以下の患者数は500人以上に上ったという事です。
また11月初めには83millionen 人の国民の66、7% が二回の接種を終えているにもかかわらず、前日よりも74人多い2058人の Covid― 緊急患者が
入院していると報じられています。
この心配に満ちた状況に対して Booster= 三回目の注射の重要性が解かれています。これは1+2回の接種の6ヶ月後に行われる接種を意味していて、70歳以上の人、福祉施設居住者、特定の病菌の免疫患者、看護人などに対しては特別重要だと、接種委員会は指摘しています。
これは今年の夏、患者が多くなったイスラエルで、国民に三回目の接種を強行した結果、パンデミー4波を逃れたという現象から起こった希望の見える対策だと言われています。
各州の健康省から発表された「以後60歳上の国民に、家庭医による三回目の接種を可能にする」との政策は、集約医学者たちからの絶対的な同意も示されています。
また、施設居住者や見舞い客に対するテストを厳重にすることも決議されたとの事です。この案と同時に、病院や施設でコロナ患者の世話をする看護人に対する一種のボーナス案 ー 特にインテンシブ(集中)看護者には数ヶ月の特別給料を給与するべきだとの声も報道されています。
またこの国で使われているパンデミー対策案、2 G = Geimpft + Genesenと 3 G = Geimpft +Genesen + Getestet (接種済、回復済、テスト済)の中の 3 G 案 を重要視するべきだとの案も健康省から出されています。音楽会やその他の催しもの会や、一室での集会を3 G 案でコントロールするというわけです。
コロナ初期には3Gで、接種が進んだ時期には2Gで、個人の自由が緩和されていたのですが、Cobit と共にまた規則が厳重化されたわけです。
この様に日本では感染者が少なくなっているのに反して、この国ではCovit 感染者がうなぎ登りをしている現状を見て本当に怖くなっています。
原因を考えてみるとこの国が置かれている地理条件と、民主主義が進んでいる国家という二つのことが思い浮かびます。
ドイツはヨーロッパ大陸の真ん中に位置していて、EU 圏の中心地であることなどから上下左右の行き来が自由で多いということから、規制を厳しくしない限り外からの感染も多いと思います。
そして、「個人の自由」が、政治にも国民にも行き渡っていることを考えると、今回のようなパンデミーの場合の対策は難しいと思われます。二回の接種を終えたお友達が、歯医者受診の後、歯医者看護婦からの感染でポシテイブとなったのですが、全看護人に接種を強制する事はしない、出来ない(?)政治なのです。
この様に、この冬の厳しさを見ると予定していた2022年の3月21日の Freedom Day の実現は難しいと思われるドイツです。
aokijuku at 11:43│コメント(0)│