2021年09月28日

【From America】「秋の到来」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本の皆さんにとって、秋を知らせる自然界のサインは何でしょうか? 普段通る道の木の葉が色づいてくることだったり、秋の花たちが咲いてくることだったり、朝の通勤通学の時の顔に当たる風が少しずつ冷たくなることだったり、と人それぞれだと思います。

どんぐりアメリカのコネチカットに住んでいる私にとっては、庭のどんぐりの実が落ちて木の枝や葉に引っかかりながらポトリ、ポトリと落ちる音。リスやチップモンクたちが一生懸命そのどんぐりを集めながら、巣に持ち帰ったり、穴を掘って埋めたり、という姿を見るときに、あー、秋だなー。もうすぐ寒い冬の到来だ、と感じます。最近は、熊が人家のそばまでやってきて食物をあさるというニュースはアメリカだけでなく、日本でも聞かれるようになりました。人間にとって熊が庭にやってきたら怖いですよね。身の危険を感じるのが普通のリアクションです。しかし、熊にとっては冬眠前に沢山食料を食べて太ることが冬を越すための大切なことなのですから、あちらも必死です。

ここコネチカットでは、人家のそばに来た熊の扱いにはこんなルールを設けています。人家のそばに出没した熊は麻酔銃で眠らされて、耳にタッグをつけます。そして、山に帰します。二回目に出没したら、もう片方の耳にタッグをつけます。そして、また山に帰します。三回目に出没したら銃で撃ち殺すというルールです。可哀想だけれど人間を危険にさらしてばかりはいられない、ということで3回目の決断になるようです。

人間と自然界の動物がお互いに安全に共存できると良いですね。



aokijuku at 00:30│コメント(0)

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