2021年03月13日

ビュッケブルグ歳時記 244

現在のCorona対策

 国民は1日も早く感染者数が低くなり、小売店が開店され、買い物客で賑わう街頭が再現され、4月に来る連休には休暇計画を立てられるという状況を望んでいるドイツですが、現実はこの反対で3月8日までの Lockdown は再検討され3月28日まで延長され、その他の規制も全開放にはまだ遠い現状のこの国なのですが、今勧められているのはワクチン接種の完全施行と、自己操作のテスト器の販売制充実という二つの方法が、対コロナ政策として挙げられ、この2点での追行が云々されているのが現状という当地です。
 今回のブログでは主にこの2目的の模様をお伝えしてみます。

第一にはワクチン接種について

* 配当ワクチン数の如何が云々されていたのは解決したようで、今は施行の問題が重要視されて取り扱われているようです。Biontechのように低温保存の必要のないワクチンが発明されたこともあると思いますが、4月末からは普通の家庭医診療所での接種が行われことになるということです。
 家庭医及び専門医の診察所、ワクチン接種中央所、モビール接種所などの接種所の増加で毎日の摂種人数は200000人となり、速やかな全国民接種を促すことが目的ということです。
* ワクチンの接種インターヴァルをできるだけ広範囲にとることを心掛け、Astra Zenekaワクチンを年少者だけではなく、65歳以上の人にも接種を勧め、実行する。このワクチンは注射後の状態が、痛み、発熱などの症状が大きいということで、今までは老年者への接種はされていなかったのです。

第二はコロナテストの役割を再認識する

* 周期的に行うコロナテストを重要視し、特に学校、幼稚園、会社などの集合体の従業員は週1回の無料テストを受けられるようにする。
* テストを個人的にすることによって、ポジテイブな結果の出た人は仕事を休み就業所での感染を防ぐことができる。
* これ迄のテストには費用、待ち時間が長すぎて実行には困難 がありすぎたことから、テスト器実行状態を改善することが必要となった。そのため今は自分でテスト器を買い、自分で自己診断をすることを市民に要求するという段階なのですが、この末は使い捨てテスト器を無料で市民に分配するという案を健康大臣は出しているのです。

 この2事項が現在の主要コロナ対策計画です。

 この他に Lockdown が緩和されたのは
* 人間間のコミュニケーションも幅を広げ、今までは2家族が対象だったのが3家族となり、最高5人の会合が許可される。
* 3月8日からは学校と理髪所(床屋)の開店が許可され、続いて本屋、植木屋、庭道具屋、自動車学校、航空(グライダー操縦学校などの)学校開始が許可されているのが現在です。

 毎回、長時間の会議が行われて、このような方針が決められるのは民主国家として余儀のないことだと思われますが、一方では国民が自己の意見を抑えて、団結してLockdawn を充分に長く決行することも大事なのではないかと思わされている今日この頃です。
 



aokijuku at 00:30│コメント(0)

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