2020年10月13日

【From America】「マスクをつけるのは必須」

アメリカのウインドゲイト緑です。

コロナウイルスの感染を防ぐには、マスクの着用は必須です。日本人はコロナウイルスが蔓延する前から、冬の風邪やインフルエンザ予防、春や秋の花粉症予防などの目的でマスクを使っている国民でした。ですから、マスク着用のルールに対して、他の国の人よりも慣れていると思います。しかし、マスクを使う習慣がないアメリカ人にとって、マスクは息苦しい、という理由でとても嫌なことのようです。

マスクNK95マスクをつけるのは嫌だというアメリカ人は多く、その理由は様々ですがマスクをつけていない人を多く見かけます。多分、アメリカの感染者の数が多い理由の一つはマスク着用の割合に起因しているようにも感じます。
自己主張の強いアメリカ人は自分の意思を貫く人もいるため、航空会社では飛行機の中で「マスクをつけない場合には、今後の搭乗をお断りします」というアナウンスがあります。飛行機が飛び立つ前にはキャビンアテンダントが「今から皆さんがマスクを着用しているかどうかを確認するため機内をチェックします」と言って、シートベルトの確認と共にそれぞれの座席をチェックします。ファーストクラスの乗客がマスク着用を拒んだため、ゲートを離れた飛行機が機長の判断で再びゲートに戻り、その乗客を降ろした、という話も聞きます。NYCに向かう電車では、マスク着用が義務付けられ、従わない人には罰金、というルールも出来ました。

日本人はルールに従うのが当然と思っていますから 罰則が無くても皆が決め事を守る真面目な国民です。一方、アメリカ人は個人の意見を主張するし、それぞれの考えを尊重しよう、という国民性を持っています。その違いはこのコロナウイルス下で浮き彫りになったように感じます。日本ではアメリカのようなこんな厳しい対応は必要がないので、日本人の国民性が光る一面を再確認しました。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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