2018年08月21日

【From America】「自殺について」

じさつ03アメリカのウインドゲイト緑です。

日本からは学校でのいじめが原因で自殺してしまう10代の若い人達のニュースが沢山聞こえて来ます。リストラされて悩んでいる中年男性の自殺のニュースも多かったように記憶しています。日本は老いも若きも国民性から推して自殺が多い国なのかしら? と思っていました。所が、アメリカでも実は自殺が大変多いのです。自殺の数は交通事故死より多いというのですから、驚きですね。

最近になって有名人が二人も相次いで自殺したことで、アメリカの自殺問題が大きく浮き彫りになってきました。ハンドバッグのデザイナーとして有名な
ケイト・スペード。フードチャンネルで御馴染みにシェフ・アンソニー・ボデイン。どちらもファッション界、料理界で大成功を収めている有名人。お金も名誉も知名度も抜群で一体どんなことで自殺したいと思ってしまうのだろう? と不思議に思う人も多かったと思います。しかし、二人は心の病で苦しんでいたということが分かりました。心の病は見た目では分かりません。本人が苦しんでいることは極親しい周りの人達しか知らなかったようです。一般の人達の中にも心の病で苦しんでいる人の数は相当なものである、と報道しています。

なんとか自殺を食い止めたい、という周囲の親しい人、或いは見ず知らずの人も大いに貢献しています。この二人の自殺のニュースが報道される少し前に、素敵な自殺を救うシーンがTVで報じられました。写真を見ていただければ分かると思いますが、高速道路を渡るようにかかっている橋。その橋から飛び降りようとしている人が居る、という報道に、トラックの運転手達が協力して、橋の下にトラックを何台も止めて飛び降りても命の危険が無いように、いわゆるトラックのセーフテイー・ネットを用意したのです。勿論、この間 高速道路は閉鎖です。一人の人の命を救う為に大勢の人が協力した涙が出てしまうような光景です。

自殺の数は殺人の2倍、そして1999年から2016年を比べると25−30%の増加だそうです。心の病を患っている人を救おうとするヘルプ・ラインの電話番号もあり、何とか専門医の指導の元に治療を成功させて頂きたいと思います。また、周りの人達はこの「トラック野郎の粋な計らい」のように自分達が出来ることで何とか自殺を食い止めたいものですね。この世に生まれてきた以上、みんなが寿命を全うしていただけるように祈るばかりです。



aokijuku at 00:00│コメント(0)

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