2018年03月20日

【From America】「春の大掃除」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本ではそろそろ桜前線情報が気になる頃ですね。日本の春、といえば年度末、卒業式、入学式、お花見、と行事が多い時期です。一方、アメリカでは「スプリング・クリーニング」という言葉がある位、大掃除の時期なのです。

窓拭き私が以前住んでいたニューイングランド地方は、今も大雪で交通に影響が出るほどですが、普通はそろそろ春の訪れを感じ始め、水仙やクロッカスが雪の下から顔を出し始める頃です。この地域の人達の生活といえば、11月下旬の感謝祭の頃までは何とか外の仕事も出来るのですが、その後は雪に閉ざされた生活になるので、クリスマスの屋外の飾り付けである大きなリース、屋根の軒下や庭木に取り付けるクリスマスのイルミネーションは11月に取り付けたら、雪溶けの春まではそのままにしておく人が多いのです。これは決して「さぼっている」ということではなく、雪が深いので「実用的」なスケジュールです。
春の訪れを感じるようになると、皆さんこぞって屋外の仕事を始めます。上記のようなクリスマスの片付けは勿論、雪の下に埋もれた枯葉掃除、そして窓拭きです。

アメリカの家には基本的に日本のような「雨戸」が付いていません。ハリケーンなど特別の場合にはベニヤ板などを釘で打ちつける場合もあるでしょうが、通常は吹雪や嵐が来ても窓ガラスを守るものがありません。従って、窓ガラスは汚れることが多く、このスプリング・クリーニング時期には窓拭きの作業も年中行事です。

昨日、ラスベガスの我が家の玄関のベルが鳴りました。「どなた様ですか?」と聞くと、写真にあるようなスクイージーと呼ばれる窓ガラス道具を持った男性が「この近所を窓ガラス掃除に回っています。今週中ならお安くしておきますがいかがですか?」とセールスに来たのです。そうか、春の大掃除の時期だったなあ、と思い出しました。というのも、ラスベガスは日本の首都圏と同じ位の気候ですから、春まで待たなくても窓拭き作業はいつでも出来るので、スプリング・クリーニングのことを忘れていました。
アメリカでは、大きな吹き抜けの間取りで高いところに大きな窓が付いているデザインの家をよく見かけます。素敵なお家ね、と思った次には「一体、誰がどうやってあの窓の掃除をするのかしら?」ということが頭をよぎります。日本ではプロの窓拭き屋さん、というビジネスは聞いたことがありませんでした。日本は家族総出で暮れに大掃除をします。この時には男性も手伝って普段は出来ないような場所も綺麗にしてお正月を迎える、のが日本の生活です。
所変われば品変わる。アメリカには便利なプロの窓拭き屋さんがこうやって回ってきてくれるのです。




aokijuku at 00:30│コメント(0)

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