2017年10月31日

【From America】「インフルエンザの予防注射はドライブスルー」

Flu shotアメリカのウインドゲイト緑です。

そろそろ秋も深まり、風邪のシーズンがやってきますね。皆さんはインフルエンザの予防注射をもう済ませましたか?

アメリカの健康保険制度は日本の健康保険制度とかなり違うところが多いのですが、アメリカではインフルエンザの予防注射は殆どの保険を使って、無料で受けることが出来ます。更に、その予防注射をしてくれるのは、あちこちの薬屋さんで、医師や看護士ではなく訓練をした薬剤師が行うのです。それだけでも日本の皆さんは驚くことでしょうが、更にびっくりなのは、ドライブスルーでインフルエンザの予防注射をしてしまう、というシステムです。

ドライブスルーといえば、日本でもマクドナルドなどのファスト・フードのチェーン店では見かけますが、車社会のアメリカでは、結婚式から薬屋さんまで何でもかんでもドライブスルーが多いです。

今回は、そのドライブスルーで行われるインフルエンザの予防注射に行った友人から話を聞きました。大きな駐車場にどんどん車が入ってくるのを、交通整理しながら健康保険証を確認するそうです。確認できれば、料金は無料ですから「ハイ、そちらに車を回して 待っていてください」と指示され、待っていると看護士さん(或いは 薬剤師さんかもしれませんが)が次々に車までやってきて、車の窓を開けて腕をだすと、さっと注射をしてくれて終了。何とも便利で、スムーズ&スピーデイーだった、と言っていました。

日本では、予防注射の前にはきちんと熱を測り、健康状態を確かめて、更には医師が注射をする、或いは熟練看護士さんが注射をする、というのが普通だと思います。そして、料金は様々な補助金がある場合もありますが、無料、というわけではないので、こんなドライブスルーの予防注射方式が実現するとは思いませんが、とてもアメリカらしい光景だと思いました。


aokijuku at 00:15│コメント(0)

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