2016年09月06日

【From America】「巨大なソーラーシステム」

ソーラー01アメリカのウインドゲイト緑です。

日本では電力供給源を選べることになり、どの会社を選ぶか? 自宅の屋根にソーラーシステムを設置しようか? と色々な選択肢が増えました。日本は四季があり、晴れの日ばかりではありませんが、私の住んでいるラスベガス地方は一年365日のうち300日は晴れ、という晴天に恵まれた土地です。そのような場所では、ソーラーシステムに期待が大きく、ラスベガスからカリフォルニアに向かう高速道路脇には、巨大なソーラーシステムが備え付けられています。

アメリカはとにかく土地が広いですから、見渡す限りソーラーシステムのパネルで一杯、と言っても過言ではないほどの大きさです。一言で言えば「熱を集めるソーラーパネルの畑」という感じです。皆さんもアメリカのコーン畑やジャガイモ畑を思い浮かべれば その広大さが実感できるでしょうか?

敷地内には一面に敷き詰められたソーラーパネルが「所狭し」と並んでいて、太陽の動きに従って角度が変わり、いつも太陽の方向を向くように造られています。
そして、それぞれのパネルから集められたパワーはタワーに集められます。なんとこのタワー一つから供給される電力でカリフォルニア10,4000軒の家の電力がまかなわれるというのですから、ソーラーパワーも捨てたものではありませんね。

しかし、火力発電、水力発電、に代わるほどの威力は未だなくて、これからもコストの面での課題は残されているようです。


aokijuku at 03:55│コメント(0)

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