2016年08月23日

【From America】「機内でピーナッツは食べないで」

peanutsアメリカのウインドゲイト緑です。

夏休みには飛行機で様々な場所にバケーションでお出かけの人も多いと思います。最近は機内のサービスが悪くなり、ピーナッツの袋とソフト・ドリンクしか出ない、と嘆く人が多いのですが、そのピーナッツで興味深い経験をしました。

最近は食物アレルギーの人が多くなり、日本のレストランなどでも予約の際に「何かアレルギーはありますか?」と尋ねてくれるようになりました。食品パッケージにもアレルギーの可能性のある食物を表示して 出来るだけアレルギーによる事故がないように気遣っているのは有難いですね。

アメリカで私の乗った飛行機ではこんなアナウンスがありました。「ご搭乗ありがとうございます。本日は当機のお客様の中にピーナッツのアレルギーの方がいらっしゃいますので、機内サービスのピーナッツをお配りするのは中止致します。尚、ご自身でご用意なさったピーナッツ・バターのサンドイッチをお持ちの方は、恐れ入りますが、ピーナッツの成分が機内の空気中に舞うことも そのお客様には危険ですのでお召し上がりになりませんようにお願い申し上げます」とのことでした。アレルギーの重症度にもよりますが、自分が食べなくても その成分が空中を舞うだけでそれを吸ってしまいアレルギー反応が出る場合もありますから、こんなアナウンスがあったのだと思います。

アメリカ人はピーナッツ・バターとジャムを塗ったサンドイッチが大好きです。子供の時、学校に持っていくランチはこのP&Jサンドイッチとりんごにジュースなんていうメニューが定番です。当然のことながら、機内食が出ない国内線に乗る時には 自宅からこのサンドイッチを持って搭乗する人も多いはずです。
飛行機の中の閉ざされた空間に何百人という人が座って、同じ空気を吸っているわけですから、このような配慮も必要なのだと知りました。

皆さんも夏休みに飛行機でお出かけの際には、こんなアナウンスがあったらご協力を御願い致します。



aokijuku at 00:00│コメント(0)

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