2016年05月31日
【From America】「高齢出産」

日本では少子化傾向が続いていますし、晩婚のカップルが多くなりましたから 当然のごとく高齢出産が多くなっていると思います。
先日、アメリカのTVニュースで、卵子の数は30歳を過ぎるとどんどん低下していく、と報道していました。いざ、結婚して、さあ子供が欲しいと思った時には自分の卵子の数が少なくなっていて、なかなか妊娠できないと嘆くケースも多々あるそうです。
そこでアメリカでは、最近 健康な女性が若い間に自分の卵子を冷凍保存しておく、ということが盛んに行われるようになったそうです。将来、伴侶を見つけていざ妊娠したいと思ったときに、なかなか妊娠できなければ自分の冷凍卵子を使うというオプションを残しておきたいために行うもので、決してその卵子を「精子バンク」のように他の人が使う目的ではない、ということでした。
養子縁組が盛んに行われているアメリカでも、やはり出来れば自分のDNAを後世に残したい、という気持ちは世界中変わらないものなのだと感じました。
aokijuku at 00:00│コメント(0)│