2015年10月13日

【From America】「食の安全」

アメリカのウインドゲイト緑です。

きゅうり食に関して日本は原発事故以来 とても敏感になっていると思います。「安心安全」と言う言葉をよく耳にしますね。見た目では分からない食品の中に人体に悪い影響を及ぼす物質が入っているかどうかというのは、消費者にとっては判断が出来ません。

食中毒というと普段思い浮かべるのは、日本の梅雨のようなジメジメと湿気が多く生暖かい温度の時に起こるような気がします。アメリカでは地方によって気候が大きく異なるために 日本のような全国一律に食中毒になりやすい季節を特定することは出来ません。しかし、季節に関係なく時々食中毒のニュースを聞くことがあります。

アメリカで一番多いのが「サルモネラ菌」です。以前にもこのブログでお知らせしたと思いますが、アメリカの鶏肉、鶏卵にはサルモネラ菌がいるので要注意の食品です。これは季節に関係なく、親にサルモネラ菌がいるから卵にも菌がいるという状態で 先祖代々 子や孫の代までも脈絡と続くサルモネラ菌です。しかし、加熱すればサルモネラ菌は死ぬ、と言うことで調理に気をつけることで対処してきています。

ところが、今回私の住んでいるアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス地域の「きゅうり」にサルモネラ菌が見つかり、困っています。きゅうりといえば生のサラダで食べることが一番多いでしょう。次に多いのが酢漬けのピックルスでしょうか。どうしてきゅうりにサルモネラ菌が付いてしまったのか? どうしてそれを食い止めることが出来なかったのか? 私には良く分かりませんが 困ったことです。

そういえば、日本でも報道があったアメリカ産のピーナッツ・バター事件。また冷凍の果物からサルモネラ菌が検出されたこともあり、サルモネラ菌問題は鶏肉や鶏卵、七面鳥だけではないので、加熱だけでは対処できないこともあります。一体 何をどうやって気をつけたらよいのか? 消費者としては悩むところです。

日本は世界一を誇ることがたくさんある素晴らしい国です。その一つが清潔なこと。食品に関して「安心安全」を大きく掲げている日本で、清潔でかつ安全な食べ物を毎日口に出来る幸せを再認識しましょう。日本万歳!


aokijuku at 11:10│コメント(0)

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