2013年08月27日

【これ なあ〜に】「アーテイチョーク」

artichoke01アメリカのウインドゲイト緑です。

日本には日本独特の食材がいろいろありますが、アメリカで見かける食材の中に珍しいものがあるので ご紹介しましょう。

写真にあるのは「アーテイチョーク」と呼ばれるもので、日本名は「朝鮮あざみ」というそうです。そういわれてみれば、日本でみかける紫色のあざみの花が咲いた後に種ができるとこんな形をしていたなあ、と思いませんか? サイズは大きめのソフトボールくらいでしょうか? 色はグリーンですが、茹でるか蒸すかのどちらかの方法で調理するとグリーンの色がちょっと茶色っぽく変化します。

一体 これのどこを食べるのでしょうか? 一番美味しいとされているのは花芯の部分です。周囲の花弁のようなところを、竹の子の皮をむくような感じでどんどん剥いて行きます。やがて花芯の部分が出てきますので 半分に切ります。ヒゲのようなポワポワした部分を取り除き、残りの部分を食べます。また、周囲の花弁のようなところも 歯でしごいて内側にある少しの果肉部分を食べるのも通の食べ方です。どちらの部分も 溶かしバターにレモン汁をたらしたソースにデイップして食べるのがスタンダードな食べ方とされています。

アーテイチョークってどんな味ですか?と聞かれると、ちょっとアスパラガスに似たような、カリフラワーとかソラマメとかちょっと栗のようでもある独特な味、としか表現できませんが、この独特の味が大好き! という人が大勢いるようです。

生を買って自分で茹でたり蒸したりしなくても、調理済みのものがスーパーなどで売られていますので 手抜きをしたい時には便利です。酢漬けになったもののビン詰めはアペタイザーとして使うのに実に便利です。サラダに混ぜても良いですね。茹でたアーテイチョークの缶詰もあり、これを利用して私はデイップを作ったりします。

日本で簡単に手に入る食材ではないでしょうが、出会うことがあったらぜひ一度お試しいただきたい食べ物です。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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