2012年12月18日

【From America】 「アメリカの子供の肥満が減った」

アメリカのウインドゲイト緑です。

Pizza01アメリカ人の肥満は大きな社会問題ですが、国を挙げてなんとか改善しよう、と努力をしています。
特にアメリカの子供たちの肥満を改善するために、学校に甘い炭酸飲料水やポテトチップスなどのいわゆるジャンク・フードの自動販売機を置かないようにしたこと。学校給食を見直し、もっと野菜や果物を食べるようにしたこと。などの努力をしてきました。小さいときからデザートに果物を食べていると、それが習慣づけられて、自然に食べ物を選択するときにヘルシーなものを選ぶようになるそうです。自宅でも自分から好んで甘いものより果物を選ぶようになった、と母親がインタビューに答えていました。

そういえば、日本に観光に来たイギリス人が日本のリンゴを食べて、「日本のリンゴは甘すぎるから嫌いだ。私は食べなれた酸っぱいリンゴの方が好きだ」と言っていたことを思い出します。日本は品質改善を繰り返し、今では本当に甘くて美味しい果物がたくさん作られるようになりました。しかし、それを食べ慣れていない外国人には「甘すぎる」と感じることもあるのだなあ、と幼少のころの経験が一生の好みを決定することに気づきました。

「What you eat is what you are」(アナタはアナタが食べたもので出来ている)という言葉がありますが、毎日どんな食事をしているかで、アナタの体型は決まってくるようです。
最近の調査で、アメリカの努力の結果が数字に表れてきたようで、アメリカの子供たちの肥満にブレーキがかかってきたそうです。良かったですね。
肥満は生活習慣病につながるので、早くから食生活を見直すに越したことはありません。日本の子供たちの食生活も、欧米並みの生活になってきていますから、これはアメリカだけの問題とばかりも言っていられないかも知れません。世界中の子供たちが健康に育ってくれることを願っています。



aokijuku at 00:30│コメント(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント