2012年11月22日

【見たり聞いたり 99】 「高校生英国短期留学」

我が母校小山台高校は毎年高校1,2年生を20人近く夏に英国に一ヶ月ほど短期留学させています。都で毎年優勝するブラスバンドと国際留学が売り物でそのためにこの学校に入ってくる生徒さんが多数います。
さて先日聞いた話です。
難関を突破して留学試験にパスした高校生に英会話を特訓するのですが、今年のプログラムは特に発音を重視して英国人を呼んで流暢なキングスイングリッシュを学びました。帰国後の反省会で生徒の皆が言った事は発音の前にもっと日本のことを勉強しなければいけないとなりました。英国に渡って交換留学している高校に行く前に1週間ほど世界中から生徒が来ている会話学校に放り込まれました。そこで異文化の洗礼を受けました。アフリカ人も、中近東人、、アジア人も発音なんか関係なく己の思っていることを母国語的英語でどんどん話します。キングスイングリッシュなどまったく関係ありません。
いかに母国を語れるかこれなくして己の存在はありません。そのことをイギリスに行って知ったのです。これこそ生きた勉強です。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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