2012年09月25日

【From America】 「言葉の短縮形」

アメリカのウインドゲイト緑です。Dictionary辞書

日本では言葉を短縮して、3文字または4文字の言葉を作ることが多いですね。例えば、スマート・フォンなら「スマホ」とか、デジタル・カメラなら「デジカメ」という具合です。
では、英語を使うアメリカではどのようにしているのでしょうか?

アメリカの言葉の短縮形は基本的には言葉の頭文字を使うことが多いようです。
例えば、日本でもおなじみの「V.I.P.」ですが これは言わずと知れたVery Important Personの頭文字です。これは3文字になっていますね。ちなみに、日本で良く使われる「T.P.O.」は Time、 Place 、Occasion の略といわれていますが、これは何と「和製英語」! だそうです。アメリカ人に言っても通じませんのでご注意を!

それではここで日本ではあまり使われていませんが、アメリカで良く使われるもう一つの3文字の頭文字言葉をご紹介します。「T.L.C.」です。これは Tender, Loving, Care の略です。どんな場合に使うのか? と言えば、枯れそうになっているお花をみて「このお花、アナタのTLCが必要ね」とか、ペンキがはげた古い家を見て「この家はTLCが必要だ」などという時に使います。

探してみると4文字もあります。
「A.S.A.P.」これは「至急」を意味するAs soon as possible の頭文字です。
もう一つ4文字と言えるかどうか分かりませんが例を挙げましょう。
「Si-Fi」これはサイエンス・フィクションの略ですが、4文字になっていませんか? どんな映画が好きですか? と聞かれたら、スタートレックやスターウォーズなどの宇宙のストーリーが好きな時には「僕は映画の中でも特にSi-Fi映画が好きなんだ」などと答えます。日本語では頭文字をとって「SF映画」と言いますが、アメリカ英語では「サイ・ファイ映画」と言います。

こうして日米の言葉の短縮形を比べてみると、やはり3文字または4文字というのが一番使い易い長さなのでしょう。日本語と英語という全く違った言語なのに、短縮形の長さはちょっと似ていて面白いと思いませんか? 


aokijuku at 00:03│コメント(0)

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