2012年09月27日

【見たり聞いたり91】 国際観光民宿の経営者に聞く

「富士箱根ゲストハウス」を経営する高橋正美社長の講演を聴きました。

震災以来外人観光客は前年比10%までにダウンし、今ようやく60%まで回復しているようです。多分被災地の観光も同じような状態でしょう。因みに平成22年1年間で外人観光客は世界59カ国10069人が宿泊し、開業して30年で85カ国11万人が宿泊しております。正に民間外交の雄でしょう。

外人客から見た発想は地域の魅力開発に役立つと言っています。例えば今観光名物になっている箱根ススキ草原は12年前にイギリス人が帰国後旅行雑誌に投稿してから火がついて今や外人客の人気コースになっていますが、地元ではまったく気がつかないスポットでした。外人客が感じる地域の問題点は

1)道路案内標識が分かりにくい
2)外国人向け観光案内がない
3)バス路線が分かりにくい 
4)地方では外国通貨を日本円に両替できない

等あって地元はできることから改善しているそうです。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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