2012年03月28日

ウツボのたたき

先週、高知に行ったとき友人に「司」という地元料理を食べさせてくれるお店に案内された。
「どろめ」と言われているイワシの稚魚(関東では生シラスと呼ばれているもの)やカツオも刺身でいただいた。お店の人がやたらと「皮付きで良いですね」とたずねてきたが、確かに生のままのカツオの皮は嫌う人も多いかもしれない。

居酒屋で先般食べさせられた「ウツボのたたき」をまた食べることになるのかと思いきや、このお店にはなかった。

聞けば「ウツボのたたき」は決して高知で常食されているものではないそうだ。
地方から来た人に珍味として食べさせたり、怪訝な顔をして食すのをいたずら心で見るためだそうだ。

前回、妙な歯ごたえとその姿を思い出しながら飲み込んだのを、ニヤニヤして見ていられたのかと思い少し悔しかった。

帰りのJAL機内誌でベトナムの「ホビロン」(羽化寸前のアヒルの卵)の記事をみてまさしく同様だと苦笑した。

(今度彼らが上京してきたら、おもいっきり「くさや」を食べさせようと思った。)

aokijuku at 13:34│コメント(0)

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